仮想空間

趣味の変体仮名

薩摩歌 中之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 23 中之巻川下に布つくあしたきて見れば かんずるよはの霜と見るもの/\つばき/\谷川のつばき あみ笠なりにひらいたらよかろなをよかろさつささつまの ばせを布 さらすもをるも かみがたで ま…

薩摩歌 上之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 2 源五兵衛 おまん 薩摩歌 近松門左衛門 (上之巻)桜咲やよひはかりの出かはりに しんざのつばめ置つけてあとをにござぬ水のおも はひ出の蛙二合半くびにかけたか時鳥 木々のこずえもしげ蔵とた…

好色五人女 五巻 恋の山源五兵衛物語

今夏大阪で上演の文楽「国言詢音頭」の床本はネット上に見付けられませんでしたが、捜索ついでに同系列の「薩摩歌もの・五人切もの」を追ってみました。実際に起きた事件と、事件から派生した主な作品を時系列順に並べてみます。 寛文三年(1663)頃、薩摩に…

恋合端唄尽 小万・三五兵衛

恋合端唄尽小万三五兵衛 「本てうしはうた」はぎ ききやうなかに玉づさしのばせて月に野末のつゆ君をまつむし夜舟にすだく ふけゆく鐘に鴈の声 恋はこふしたものかいな 「本てうしはうた」神かけて ちぎる二人が恋中を 端でじやまして水さして 月にむらくも …

恋合端唄尽 小万・源五兵衛

恋合端唄尽小万源五兵衛 「本てうしはうた(本調子端唄)」うそとまことの二瀬川 だまされぬ気てだまされて すへは野となれ山となれわしが思は君ゆへ三ツ又川の舩のうち心のうちをおんさつし 「本てうしはうた」だまされしむろの桜や うきよはうそかまことこ…

男色大鏡 第四巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (5) 2男色大鑑 本朝若風俗 第四巻 目録 「一」情に沈む鸚鵡觴(さかづき) 二丁目女﨟の古筆ア集めし事りんきの言葉つくしの事無常は取あけ祖母もまゝならぬ事 「二」身…

男色大鏡 第三巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (4) 2男色大鑑 本朝若風俗 第三巻 目録 「一」編笠は重ての恨み 二丁目おもきかうへの入子鍋の事中堂さはぎの事一流床髪結の事 「二」嬲ころする袖の雪 七丁目富士は藤の…

男色大鏡 第二巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (2)(3) (2冊目) 2男色大鑑 本朝若風俗 第二巻 目録 「一」形見は弐尺三寸 二丁目中井勝弥母親書置き初て見る事片岡源介非人の時執心かなへる事筑後国柳川敵うちの事 …

男色大鏡 第一巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (1) 2日本紀愚眼に耽(のそか)は天地はじめてなれる時ひとつの物なれり。形葦茅(がい)の如し是則神となる。国常立尊とまうす。それより三代は陽の道ひとりなして衆道…

絵本 妹背山婦女庭訓

文楽公演のプログラムに絵尽し「妹背山」の画像が載っていたので読みたくなりました。プログラム掲載のものはネットで閲覧できないようなので、他を探してこちらにしました。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/884070 2宝祚つたへて三十九代天智…

男色大鑑 第八巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (10) 2男色大鑑 本朝若風俗 第八巻 目録「一」夢に色ある化物の一ふし 二丁目神子(みこ)の口もあはぬむかしの事藤田皆之丞勝手屏風の事女の心たまやねをとびこす事 「…

男色大鑑 第七巻 

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (8) 2男色大鑑 本朝若風俗 第七巻 目録「一」蛍も夜は勤めの尻 二丁目吉田伊織藤村半太夫都の月花雨夜の竹の小笠問とこたへず仏前の花誰かはさし替て 「二」女方もすなる…

男色大鑑 第六巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html ヘ13 04190 (7) 2男色大鑑 本朝若風俗 第六巻 目録「一」情の大盃潰胆(ひつくり)丸 二丁目伊藤小太夫さながらの女衆道中立売の内義きのふの小袖けふは形見 [二」姿は連理の小桜 七丁目願状に…

男色大鑑 第五巻

画証録に男色大鑑からの引用があったので、画証録を読むための参考になればと思い、歌舞伎役者の項だけ読んでみました。読んではみたものの、画証録の続きを読む気にはなれなさそうです今んとこ。 読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.htm…

大阪錦絵新聞 第三十三号

大阪錦絵新聞 第卅三号 なにしあふ角の芝居の大舞台。檜の火にはあらずして。牡丹の花の火か松の。玉の振り毛のはげしきに。ちよつとうつりし火がはつと。なりひゞきたる大一座。見物客(けんぶつにん)は表木戸(おもて)迄。張り裂る程大入の。群集(ぐん…

妹背山婦女庭訓 第四・第五(井戸替~杉酒屋~道行~鱶七上使~姫戻り~金殿~入鹿滅亡~志賀都)

杉酒屋(今西酒造) 読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 70(左頁) 第四(井戸替の段)引たり ヲウ 引たり ヲツト文月七日例年の 水を新井に繰返す釣瓶の縄も三輪の里 酒商売の世杉屋が身過の水の内井戸をわけて 祝ひの賑は…

妹背山婦女庭訓 第三(太宰館~妹山背山)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 46(左頁) 第三(太宰館の段)奈良の都の八重九重 禁裏守護の太宰の館 入鹿公のお成迚?(さゞめ)き渡る奥女中 荒牧弥藤次一間を出 コリヤ仕丁(じそう)共 今日は入鹿公御目出たの御悦…

妹背山婦女庭訓 第二(猿沢池~つづら山・鹿殺し・掛乞・万歳~芝六忠義)

衣掛け柳と猿沢池 読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 24(左頁) 第弐(猿沢池の段)山又山も都路は心に連れて奥深き 名も猿沢の池にさへ波立 世こそうかりける こなたの道よりたとり来る山働きの狩人共 打連立て立留り コレ…

妹背山婦女庭訓 第一(大内~小松原~蝦夷子館)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 2(左頁) 再版 十三鐘 絹懸柳 妹背山婦女庭訓 座本 竹田新松 (第一)(大内の段)頭直位(かしこくもそろしめ)す 敷津八州(やしま)の三器(さんだから)智たり仁たり英勇の 利(とき…

大阪錦絵新聞 第廿五号

大坂堂島中通一丁目卅九番地 油商ひなる伊東政輔 家内打つれ参詣に四天王寺へ出行しは第三月の十五日 カノ極楽の彼岸会に 内は地獄の釜ならで 油を製する大釜あり 留主は下男と下女也しが 如何にしてやら誤ちて にへくり転(かへ)るカノ釜へ転(こ)け込む…

画証録 遊女 白拍子

加速のついてるうちに続けて読んではみたものの、難し~! 画証録疲れました。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533618 11(左頁) 遊女 白拍子和名抄乞盗類に 遊女楊氏漢語鈔云 遊行女児(宇加礼女一云阿曽比或説云昼遊行謂之遊女持夜而発其…

大阪錦絵新聞第卅五号

摂津の国西成郡勝間村井上良助といふ人の。倅は道も準之助。名にあらはれし孝行の。徳は人にも勝間むら。細き煙りの立居さへ。思ふに任せぬ母親が。去(こ)年(ぞ)の春からとりあはす。病ひも重き御恩とて。昼夜介抱おこたらず。薬煎じや飲食(のみくひ)…

画証録  相撲人古図

傀儡子の項を読むうち少し字に慣れたので、慣れ覚えている間にお相撲も読んでみました。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533618 5(左頁)画証録 喜多村信郎著 相撲人古図 丸山仁太夫明石志賀之助 古今行事人の粧相撲の節会は安元年中より絶…

見立三十六句撰 しつか・狐忠信

しつか 狐忠信 歌書よりも 軍書に かなし よしの山 支考 検索するとこの歌について沢山の記事が挙ります。有名なんですね。 「軍」の次の文字が「盤」に見えて、はじめは「軍はに=いくさ場に」と読みましたが、 有名なおかげですぐに正解の「軍書に」と改め…

画証録  傀儡考・百太夫・夷子まはし

主に文楽人形遣いの祖に関する部分を読んでみた。慣れない筆跡に大分苦労しました。 いっぱい間違えていそう。間違いはいつもの事だけどいつもに増して。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533618 14(左頁5行目) 傀儡考 百太夫 夷子まはし和…

大阪錦絵新聞 第四号

第四月十五日の午後。正七時大妙珍な咄あり。鉄砲らしき事ながら。旦那を送って戻り道。狐を乗せたと噂する其車夫(くるまや)は天満にて。十丁目天神橋通元与力町まる人力車屋にて。柴嶋(くにじま)へ行た明き車。さらし堤の客待に。日笠かた手に年頃は。…

中将姫本地

先日観た『鶊山姫捨松』の丸本を閲覧できるところがネット上に無いものだから、その欠乏感を埋めるように、主人公の中将姫の名を冠した本を目にするとつい読みたくなってしまう。『鶊山』の「雪責」はほんとうに見応えがありました。簑助さんの中将姫は猛烈…

桜の宮春景

浪花百景之図桜の宮 春景 桜宮の春景は前の小淀川の流れをひかへ 屋形家根舩数をつどへて諷ふあり舞ありて歌妓の妙音川風につたへ実に浪花の一佳景といひつべし当此川向ひ川崎には近年金吹場をしつらひ 煙出しの高きこと天をつらぬき其形粧衆人の目をおどろ…

戯場楽屋図会拾遺 下之巻 コマ66~75

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554349 66○操人形細工人 ○笹屋佐助 八まんすじさのや橋ひがしへ入北かわ ○冨田屋福蔵 新地黒門南へ入ひがしかわ ○幕引 大歌舞伎などは両方へ引わけなければ楽屋番 道具方 是をつとむるなり 操芝居は床山此やく…

戯場楽屋図会拾遺 下之巻 コマ53~66途中

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554349 戯場楽屋図会拾遺 下之巻 享和 2 年(1802)刊 53(絵図)人形細工場 三番叟棚 立者部屋 となりのへや 吉田東作 床山此所はぶたいうしろ西南に当る心なり 54(51の続き)と似たる様なれど素襖には腰板を…