仮想空間

趣味の変体仮名

国性爺合戦 第四

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 76(左頁) 第四もろこしの便今やとまつらがた 小むつが宿のあけくれはからの姫みや相住みを あたりとなりもうき名立唐と日本のしほざかひ ちくら者かとうたは…

国性爺合戦 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 51(左頁) 第三仁ある君も用なき臣はやしなふことあたはず 慈有父もえきなき子はあひすることあたはず やまともろこしさま/\゛に道のちまたはわかるれど まよ…

国性爺合戦 第二 

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 29(左頁) 第二 はまつたひ綿蛮(めんはん)たる黄鳥丘隅(くはうてうきうぐ)にとゞまる 人としてとゞまる所にとゞまらずんば鳥にしかさるへしとかや 爰に大…

国性爺合戦 初段

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 2国性爺合戦 第四回目 竹本播磨少掾七回忌追善 大序 竹本大隅掾 大西藤蔵 初段 中 竹本紋太夫 鶴沢義助 次 竹本土佐太夫 竹沢弥七 切 竹本千賀太夫 大西藤蔵 二…

新曲釣女(常磐津稽古本)

義太夫が見つからないので常磐津を読みました。 読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856758 2(左頁)能のはじまりし頃狂言を可笑といひしよし 新曲 釣女 常磐津小文字太夫 直伝 岸澤式佐 節付 抑(そも/\)是は猿楽の昔よりして其業(わざ)の…

古今名婦伝 中万字の玉菊

古今名婦伝 楳()素亭 玄魚記 中万字の玉菊亨保の頃新吉原中万字屋(なかまんじや)の遊女玉菊はさはかりの美女にもあらねど其素性(さが)よきうまれにして諸人に愛せらるゝ事廓中に比ぶものなし其頃拳相撲(けんすまう)といふこともつぱら流行せしが玉菊…

竜虎問答

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534145 3龍乕問答序(りようこもんたうしよ)風雅でも無く。洒落で無く。しょう事なしの山師の名を。尋ねて爰え廓の雑談(ぞうたん)。此傾城と 4云ふ文字に。一度(ひとたび)笑(えめ)ば代物を。傾むける…

生玉心中 下之巻 嘉平次おさが道行  

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 47(左頁) 嘉平次おさが道行 下之巻なむあみた/\ なむあみだ仏なむあみた/\ なむあみだ/\ なむあみだぶつなむだみだ/\ 南無阿弥陀仏を頼ても 西をうしろにあゆみ行極楽浄土にそむく…

生玉心中 中之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 33(左頁) 中之巻こゝろ/\の あきなひも 皆世渡りの大和橋 下行水の淡(あは)よりも色にぞかねは消やすく 際(きは)は素焼の明(あき)徳利けふのあやめの節句にも 見世指し身皿とや…

生玉心中 上之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 3 上巻 喜平次 おさが 生玉心中 近松門左衛門今につたへて老松の /\ かはらぬ色をたのまん 其松が枝のみやばしら今にさかへて数万人 心々のぐわん立て 神のお身さへアゝいそもじの まし…

古今名婦伝 加賀の千代

古今名婦伝 楳()素亭 玄魚記 加賀の千代千代は加賀国松任(まっとう)なる福増屋(ふくますや)六兵衛といへる旅店(はたごや)の女なりいとけなき時より風雅の志ふかく行脚の俳人を家に止宿させて俳諧をたしむ廿三才の時京にのぼり勢州にいたり麦林舎乙由…

肥前平戸の姫魚

https://news.yahoo.co.jp/articles/3181b0a3d7b732dbd0bad730c804d637401a287d 姫魚図 かくの如く形のもの当四月八日肥前の平戸のはまにあらわれわれは龍神の使なりことしより七年間諸国にコロリト云やまひはやり人多く死す我形を家内にはりおけは其やまひ…

八重霞かしく仇討

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/8929843(30ページ以降 ARC古典籍ポータルデータベース 八重霞かしくの仇討) 2文化五 小曽野禄三郎 八重霞かしく仇討 山東京伝作 豊国画 六冊 3(国会図書館の左頁) ○読則(どくそく) 江戸通油町鶴屋喜右衛…

浴爵一口浄瑠理

様々な作品の人物や出来事がごっちゃになっていて面白かったです。 読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9892853 3春霞うら/\までも引きぞめは。門(かど)の錺の竹本に子の日の松の常磐津あれば。民の竃も富本あり。梅ヶ河東をみやこぶし。新内…

肥後国天草の山童(やまわらわ)

二ヶ月余りの間毎日にらめっこしていましたが解読できず。自信ありません。 山童(ヤマハラハ) 肥後国天草郡龍出村山中において毎夜奇聲を發するものある何者の所持なるか事をしらす近付より是を熊本候に訴ふる依之家来柴田五郎左衛門といふ者に申付て此怪…

一向不通替善運

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534149 3(左頁)序思ひ寝の夢の枕に契る明がた覚めてはもとの冷酒も別れにぐつと一呑は硯蓋にもくねんぼの実に川竹にいとしやとかわひ 4がられて運の尽といへと君傾城にかぎらず地物にも惚られたらかぶる元…

嫗山姥 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 64(左頁) 第五(謡一セイ)ようたいしもみてり 一せいのげんくはくそらになく はかう秋ふかし五夜のあいえん月にさけぶ 物すさまじき山路かな かくて頼光四天王を相具し 鳥も通はぬいか…

嫗山姥 第四 頼光道行

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 50(左頁) 頼光道行 第四あだなりと名にこそたてれさくら花 /\ ちりてもついにねにかへる みやこのはるを たのみても 浮世のふちせつねならぬ ながれのゆくえくみてしれ源の頼光(らい…

嫗山姥 第三・とうろうの段

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 33(左頁) 第三ねい人の詞は甘きことみつのごとく 人をそこなふこと刃より猶速(すみやか)也清原の右大将平の正盛にかたんし 源の頼光ぶゆんにほこりらうぜき者を引こみ みんかをさはが…

嫗山姥 第二 廓咄の段

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 20(左頁) 第二まつらがたひれふる山の石よりも つもる思ひは猶おもき いはくらの大なごん兼冬(かねふゆ)公御娘 おもだか姫と申せしは源の頼(らい)光(くはう)と 御えんへんのけい…

嫗山姥 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 2五百番の内 嫗山姥 作者近松門左衛門漢に三尺の斬蛇(ざんじや)あつて四百年のもとひをおこし 秦に太阿工(たいわこう)市あつて六国を合す 古の君子是を以て自まもると 子路(しろ)が…

安政 箇労痢流行記

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ya01/ya01_00014/index.html 3転寝(ころびね)の遊目(ゆめ)序正享間記(しやうきやうかんき)てふ書(ふみ)の中(うち)に正徳六年の真夏(なつ)熱症おほく世に流行(はやり)て大江戸のまち/\…

浪花百景之内 中の嶋 蛸の松

章魚松(たこのまつ)は久留米候の御蔵邸の浜にありて則ち中之嶋田簑橋の西なり老鬱(おううつ)たる古松(こしよう)にして実木(みき)に連縄を結ひ鉄を以て枝をためそのかたち八方に繁茂なすゆへ是に依て号(なづけ)しなるべし此辺り都(すべ)て諸侯の…

傾城阿波の鳴門 第十

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 91 第十ヤア暫く待れよいづれも 刀の虚実改めもなく 持参したは某が誤りとは云ながら 代々預る殿の重宝 何望有て此刀隠し置ふ様もなし 察する所此盗賊は慥外にといはせも果ず ヤア其言訳…

傾城阿波の鳴門 第九

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 87(左頁) 第九国民も豊か鳴戸の阿波の国 徳嶋郷の町はづれ弓矢神迚もてはやす 武士は取わけ町人も 参詣群衆をなしにける往来も多き其中に 先を払はすに野田軍兵衛 国一ぱいに広がりし …

傾城阿波の鳴門 第八

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 72(左頁) 第八よしあしを 何と浪花の町はづれ 玉造に身を隠す阿波の十郎兵衛本名隠し銀十郎と表は浪人内証は 人は夫共白浪の 夜のかせぎの道ならぬ 身の行末ぞぜひもなき 人の名を 神と…

傾城阿波の鳴門 第七

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 66 道行思ひの富士 第七かね付けは 娘のはなれ時 はご板のえの雛様に 恋といふ物しり初めて 殿御持つ夜の辻よ辻 お辻は二世と 親/\の其約束も名斗に 只思ひねの夢にだに 藤やを見たしな…

傾城阿波の鳴門 第六

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 53 第六とん/\/\とんと世上の色の湊は京の女房に 江戸のいきはり大坂の揚屋で長崎衣装着せて 一ふう三四五六七八九新町 師走の果も色里は 別世界なる賑ひに胸の煤掃き衣装着せ紋日の日…

傾城阿波の鳴門 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 46(左頁) 第五南無阿弥陀/\ 抑(そも/\)当寺の御本尊目剥の如来と申奉るは 人皇廿六代武烈天王悪逆無道の有様にて渡らせ給ふ其時に此如来出現まし/\て御怒給ひ 両眼を剥せ給へば武烈…

傾城阿波の鳴門 第四

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 32(左頁) 第四浪花津に いづれはあれど取わけて 分限長者の寄所 今橋筋の軒ならび 其名も綷(くけ)屋三郎右衛門と人にしられし家がらも 夫に離るゝ不仕合商ひ 万事不手廻りに 今は世間…