仮想空間

趣味の変体仮名

浪花百景之内 神明宮

神明宮(しんめいぐう)は天満西寺町の南に在(あり)て世俗入日(いりひ)の神明宮といふ 本社は西向にして近世北の方(かた)に築山をきづき末社のかづ/\爰に鎮めて其風景いはんかたなく且鳥居前は新屋敷の青楼(せいろう)つらなりて妓婦(ぎふ)?妙音…

声曲類纂 巻之三

読んだ本 http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200017224/ (123コマ9~11行目翻刻と異なる・125富本豊前掾の項なども) 外題や人の名前の漢字なんか半分近く読めないよ。 100 巻之三江戸諸流浄瑠璃語略伝系図浄瑠璃作者名譜 声曲類纂 商 101 目録薩摩浄雲(門…

浪花百景之内 住よし反橋

当社境内の勝地絶景なるは往古(むかし)より歌の名どころにして世人のよく知る所なれば今さら腐(ふ)毫(がう)にいふべしもあらじ就中反橋(そりはし)はその工み稀代にして他(た)の社頭にある比(たぐ)ひにあらず大花(とり)表(い)前は和泉紀州路…

牟芸古雅志 下の巻

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 51(目録略) 52(左頁)牟芸古雅志下之巻 狂言堂如皐金銀万能丸(きん/\゛まんのふぐはん) 巻の上 一 目録一慈悲の心の花 露の世をしる萩原中将一ゆがまぬ道づれ 都に尊(たつと)き一如上人性子(しやうし) 53一寝耳…

牟芸古雅志 上の巻

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 牟芸古雅志 1狂言堂のあるし狂言物するいとまことに狂言ならぬまめことをのはへつ翁本性うるはしくまるきをしのふこゝろ深けれはかうやうのふるほうこなともしねんにまくらによりあつまれるなるへしかの李笠翁といへりし人…

浪花百景之内 合羽嶋より東を望む

合羽嶋は堂嶋の末にして大川蜆川の合流のところなり此辺すべて川巾広く風景絶妙にして 南は嶋の末諸侯の屋舗(やしき)立つらね 北は福嶋の末より野田村の入口にいたる 東を詠脉(のぞ)めばはるかに玉江橋を見わたし其絶景さらにいはんかたなく是また浪花(…

浪花百景之内 自安寺妙見宮朝景の図

自安寺は道頓堀の南にありて此寺中の妙見宮はその霊験著明(いちじる)く江南の繁花につれて昼夜詣人絶ず就中尻愛を願わんとて俳優(やくしや)および娼妓の輩(ともがら)信仰なすこと朝まだきより夜は更ける迄柾(まさ)下駄の音絶ゆる閑なく線香のけふり…

声曲類纂 巻之二

読んだ本 http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200017224/ 66 巻之貮浪花焼け元豊竹略伝両座作者名譜同浄瑠璃外題三都操り座浄瑠璃外題略記 声曲類纂 角 67(左頁)声曲類纂巻之貮 目録 竹本筑後の掾(竹本播磨掾其余門人略系 竹本座浄瑠璃作者之事 近松門左衛…

声曲類纂 巻之一下

読んだ本 http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200017224/ 38ことのねも たけもちとせの こゑするは ひとのおもひに かよふなりけり 後撰集 貫之 37 巻之壱下京師浪花諸流浄瑠璃語略図系図 声曲類纂 宮(下) 39「京師浪花之部」京 引田淡路掾 天正の頃の人な…

声曲類纂 巻之一上

私にとってはスーパー読み難い字だけどスーパー読みたい内容なので安直(あんちょこ)用に翻刻を買いました。でも20ページも読むと少しは字体に慣れてくるし、所々安直をカンニングしながら必死で数行読んでは忠義太平記を数ページ一気読みしてストレス発散…

声曲類纂より 覚え書き

二巻迄読んで気になった箇所の抜き書きです。今に伝わる名作が生み出された時期がわりと一極集中していること、その繁昌に伴い名人と呼ばれる人々が登場し、人形仕様や舞台機構に工夫が加えられ刻々と進化が促されていく様子がわかって面白かったです。義太…

浪花百景之内 長町毘沙門堂

長町毘沙門堂は難波御蔵前よりひがし二丁にありて境内は長町へ通り抜けなり 此尊像霊験著明(いちじる)して詣人絶ゆるときなく読誦(どくじゆ)仰(かつ)合(がう)の声宝前に喧(かまびす)し且鳥居前は廣田今宮及び住吉街道なれば常に賑わしく此所より多…

浪花百景之内 住吉高灯籠

住吉の浦高灯籠は本社の真西に在りて夜毎入船の目印となす 此所を長映浦(なかおのうら)といふなり 都て此辺絶景にして東は社当の松林茂くさかへ 西は蒼海漫々として詣人(けいじん)の眼をおどろかし蛤茶屋には団扇の音たゆるときなく弥生の汐干(しほひ)…

当世芝居気質 巻之四

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2当世芝居気質巻の四 ①作者の一巻さづかりしヒウドロ/\の仕組(しぐみ)道頓堀の因果経に曰く 人間の捨て所野等(のら)の塵芥(ごもく)場(ば)は作者とむべなるかな …

当世芝居気質 巻之三

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2当世芝居気質巻の三 ①敵役(かたきやく)の性根をあらはす掛取(かけとり)の毒薬一人貪戻(いつじんたんれい)なれば一国乱をおこす 一人立敵(いちにんたてがたき)あ…

当世芝居気質 巻之二

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2当世芝居気質巻の二 ①操方(あやつりかた)の黒巾(くろご)より赤子のつかひ様太夫おとろへたれども操ます/\上達す されば人形つかひといへば上手下手も有ふとおもへ…

当世芝居気質 巻之一

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2 序雪月花に情をうごかしほとゝぎすに枕を欹(そばたつ)るは詩歌に心ある人の癖なめり顔見世の櫓太鼓には錦繍に身を粧ふ御家様よりねぶりがちなる這出の小女郎まで心と…

浪花百景之内 浦江の聖天

浪花百景之内浦江の聖天 浦江邑観喜天尊は五百羅漢の西北在りて浪花天尊の第一たり霊験著明(いちじろく)して病気平癒および祈るに福徳円満を降(くだ)し玉ふがゆへに米穀売り買いの人は殊に信心をこらし昼夜仰合(かつがう:渇仰?)の声絶る間(ひま)な…

浪花百景之内 天満宮御旅所

天満天神の御旅所なり 則ち戎嶋にあり 社頭曠々として境内に梅花多く 如月のころは遠近にかをちらして御愛樹のい徳をしめし 前は木津川の流れをうけて住吉詣で 尻無川の紅葉見なと都(すべ)て此所を過る家形舟にはかぎの妙音 酒客の酔勢(?すいせい)ゆく…

忠義太平記大全 巻之十二

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 244(左頁)忠義太平記大全巻之第十二 目録 鑓屋孫六異様(ことやう)の鑓をこしらゆる事 天王寺屋度(たく)兵衛難義にあふ事 度兵衛隠遁して地斎と改る事 赤間関之進かまくらに下向の事 国分寺に詣(もふ…

忠義太平記大全 巻之十一

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 226(左頁)忠義太平記大全巻之第十一 目録 寺沢市左衛門士の列に入る事 藤沢の道場葬送の事 大川八郎なさけふかき事 盟約(けいやく)の士生害をとぐる事 国分寺葬礼儀式の事 衆僧追善大法事の事 227宗野…

忠義太平記大全 巻之十

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 208(左頁)忠義太平記大全巻之第十 目録 亀が谷(やつ)より国分寺に使をつかはす事 国分寺の和尚勇気ある事 鉄羊坊(てつようぼう)石鯨(けい)坊首おくりの事 片山源七兵衛下人にいとまをやらんといふ…

忠義太平記大全 巻之九

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 185(左頁)忠義太平記大全巻之第九 目録 盟約の者共尾花殿の屋形を引とる事 右門とのゝ首を白小袖につゝむ事 所々の辻番共あひとがめし事 祝い小路酒屋九郎助が仕合(しあはせ)の事 早鷹富林発句をせし事…

忠義太平記大全 巻之八

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 162(左頁)忠義太平記大全巻之第八 目録 盟約のもの共夜うちに出立事 諸せい追手搦手よりやかたへ攻寄(せめよする)事 辻番三人をいけどりをく事 一味のもの共やかたへせめ入る事 遠松文六泉水へまろび入…

忠義太平記大全 巻之七

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 138(左頁)忠義太平記大全巻之第七 目録 由良之助早鷹源六をまねく事 大岸手だてをいひきかす事 源六五十嵐順器をたばかる事 冨林祐右衛門筋違(すぢかい)橋にゆく事 富林母にさいごのいとまを乞事 老母…

忠義太平記大全 巻之六

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 116(左頁)忠義太平記大全巻之第六 目録 大岸由良之助国分寺に参詣する事 由良之助亡君のはかへもふずる事 仙覚和尚に対面し往時をかたる事 関屋勝右衛門扇がやつへゆきむかふ事 由良之助盟約をかくしてつ…

忠義太平記大全 巻之五

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 93(左頁)忠義太平記大全巻之第五 目録 溝部弓兵衛夫婦忠心の切なる事 由良之助密計をいひきかす事 溝部がつましのびてかまくらに下る事 盟約の者共姿をかへて手だてを巡らす事 神木海辺以下買人となる事 …

忠義太平記大全 巻之四

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 71忠義太平記大全巻之第四 目録大岸由良之助父子上がたにのぼる事 大野木生野宇治の名所見物の事 大岸力弥大野生野を討たんと儀する事 大野木生野天命につきぬる事 大野木十郎兵衛飢死にの事 生野正賢生死…

忠義太平記大全 巻之三

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 49忠義太平記大全巻之三 目録立川勘六片谷一之助大岸が宿に来る事 山村源兵衛三十両の金を盗み落行く事 大岸が推量符を合するごとく成事 印南野家の後室御なげきの事 大名登仙院どのへ御いとまごひに参事 …

忠義太平記大全 巻之二

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 27(左頁)忠義太平記大全巻之第二 目録三人の浪士賀古川に来る事 大岸由良之助牢人を城中に入ざる事 五十二人の侍殉死誓約の事 大野木十郎兵衛父子欠落の事 三谷甚平四宮泰庵大野木を寄付ざる事 亀山の百…