治承四年四月平氏の暴威益々盛んにして源氏はあれども無(なき)が如し 源三位頼政これを憂ひ高倉の宮に奏して一族及び慷概(がうがい)の源氏と密(ひそかに)語らひ平氏を亡ぼさん事を企謀(くはだつる)といへども未だ時運の至らざるにや 陰謀露顕(あら…
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