国貞

浮世十二支 まけて戌

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申しあげます。 干支に因んで読んでみましたが、いやも、酷い云われよう。なんの根拠もなくただ犬の性質を人に、しかも女性に限って当て嵌めようとしているだけで、 たまたま戌年に生まれついたが為に…

江戸名所発句合之内 飛鳥山

賭にして降だされけりさくら狩 「今朝の天気は覚束ないと思つたに花曇だから請合なぞといつて連てきて此あすか山邊でふられてどうなるものか「ナアニ雨がふつても気遣なしサ近所に蓑輪も笠森もあります柳下亭種員即興 賭にして降り出されけり桜狩一今朝の天…

江戸名所発句合之内 愛宕山

江戸名所発句合之内愛宕山二代目豊国,国貞改二代豊国,国貞改二代目豊国 凩(こがらし)やくびのみうごく鳩のこゑ 「小児(こども)しゆ兎角両親ハ大事になさいましョ唐(から)の書物にも鳩に反哺(はんぽ)の孝あり鴉に三枝(さんし)の礼ありと出てゐるさ…

江戸名所発句合之内 上野

江戸名所発句合之内 上野国貞改二代豊国 如何にしてこれをば「酒」と読めるのか未だ謎にして不明。 「さゝ」か?「花」か!? 井戸端のさくらあぶなし花の酔(ゑひ) 秋色(しうじき)の句も井戸ならバ入口に清水があり谷中の出口がしミづ門下が大きなしのば…

国貞 まず日柄は春に似て

まづひがらは春に似ていろもかほりも太夫のくらゐいつもゆかしき梅の花むかしながらのさくら花木々のこずゑのさきみだれ雲か霞のむらさきぼう/\しどけなりふりとり見たし 「アノわたしやアもういつしやう女とはだはふれまいとおもふほどおもひつめてゐるか…