仮想空間

趣味の変体仮名

床本

信州川中島合戦 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-02296 40(左頁) 第三葉(しやう)公龍を好で畫(えかき)刻め共 真の天龍を見て魂を失ふ是龍をこのむにあらず 龍に似て龍にあらざる物をこのむといはん 将の賢士をこの…

信州川中島合戦 第二

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-02296 24(左頁) 第二頻繁として三たびかへり見るは天下の謀とかや 武田信玄大僧正かち馬廻りを麓にとゞめ 原五郎昌俊一人御供にて 又ふみわくる木曽山陰(かげ) ふりつ…

信州川中島合戦 第一

「本朝二十四孝」の元となる作だそうです。近松節炸裂してます。 読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-02296 2 信州川中嶋合戦 作者近松門左衛門森々(しん/\)たる人品(じんぴん)千丈の松のことし。磥々(…

難波丸金鶏 第四・第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 79(左頁) 第四 伏見京橋の段伏見より都に通ふ京橋や 髪結床も西東立別れたる暖簾(のふれん)に ひいき/\゛の紋所 豊といふ字を染込し座の主(あるじ)は三右…

難波丸金鶏 第三 

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 55(左頁三行目) 第三 木津川堤(きづがはつゝみ)の段 「急ぎ行きり/\゛す鳴くや 霜夜と詠みたりし 歌にも似たる身の上や 嵐はげしき木津川の 堤にならぶ辻君…

難波丸金鶏 第二 

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 30(三行目) 第二 天満老松町の段 おさらば/\と別れ行常磐なる 老松町に侘て住む 淀屋の手代新七が妻のおつるは賃綿の手馴ぬ業も初世帯 そよ吹く風に表口 明け…

難波丸金鶏 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 2(左頁) 難波丸金鶏 座本豊竹越前少掾 鎌倉泉岳寺の段功成て自ら功とせず 力を尽し心を忍び以て仇を復すとかや 小栗判官の廟所鎌倉泉岳寺の庿(びやう)前にお…

暦 第五

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1188675 36(左頁) 第五せいけんのよのためしやまとのくにつぼさかに おんせん一夜にわき出れば にはかにゆがたのかずをしつらひせやくいんをたてさせ給ふ 則てんやくのかみにはようじゆいんの法印玄昌 しよ…

暦 第四 あさがほ姫道行

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1188675 28(左頁) 第四いたはしや兼政はつみもなみぢのものおもひあかまつのいろはぶね四十八番ならべたる 中にもおめし大船とてたかもがりあみをかけ あるひははものをあらためらるるにんの身こそかなしけ…

暦 第三

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1188675 18 第三ながめなりふじは日本のほうらいさん みねはけづりなせるがごとく其たかさはかられず かくて兼政広信はちよくめいにしたがひて ぎやう屋にいる月出る日をかんがへいんやうのたかやぐら のぼり…

暦 第二

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1188675 12 第二かよひぢやすがたの入物三まいがた おろせがいそげばなかやどの かしあみがさのめつけもん丸のうちに二つぼし 是もあふ夜はをり姫のあまのあべ川かちわたり うれしやたれやらまねきぬる てごし…

暦 第一

西鶴のユルフワ(悪い意味ではない)な浄瑠璃も味。 読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1188675 2 暦けんとんひらけばんぶつしやうずけいしやうゆたかなるとき津くに仰仁皇四十一代は 持統天皇としゆくし世の御まつりごとたゞしくくはんくはこど…

忠臣金短冊忠臣金短冊 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 88 第五口には蜜の甘きをはき心にとがれる針をふくみ 人をそこなひ己をたのしむ 横山郡司信久が桐が谷(やつ)の舘には めふりに高塀かけならべ夜廻りの声拍子木の …

忠臣金短冊 第四 道行老の一つ書

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 67 第四 道行老の一つ書世のせわに もつけといへど中よきは もづけ也けり 大岸が ふるすにのこす母千鳥嫁のおやなと諸共に ねぐらはなれてたつかゆみ 腰にあづさの…

忠臣金短冊 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 43(左頁) 第三直指人身見性(じきしにんしんけんしやう)の御法(みのり)の声もかすか成 北山陰(かげ)の片辺(かたほとり)瑞祥院と聞へしは 小栗判官兼氏の建…

忠臣金短冊 第二

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 24(左頁) 第二尊(たっと)きは門より見へてにぎはしく 貧しき門(かど)は表からすむかひもなき志賀の里 松本村におpはからしすむ浪人は去年(こぞ)の春 切腹…

忠臣金短冊 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 2小栗判官横山郡司 忠臣金短冊 3 忠臣金短冊(ちうしんこがねのたんざく) 作者 並木宗助 小川丈助 安田徳文忠功は是礼の余り 武勇は是義の余り 其余り満々として …

碁盤太平記(兼好法師あとをひ)

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-322 2 兼好法師あとをひ 碁盤太平記 付く師直がさよ衣今は一様の黒羽織 并に大勝四十七目のいし 近松門左衛門作 物もふどなたぞ頼みましよ 頼みませふものもふもふ…

兼好法師物見車 中之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-273 25 中之巻友とするにあしき友七つよき友三つ有一つには物くるゝ友二つにはくすし 智あるともこそえきしやなれ こゝに侍従が父うづまさの又五郎 もとは火たきの…

兼好法師物見車 上之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-273 2 兼好法師物見車 近松門左衛門作つれ/\゛なるまゝに日くらし硯にむかひて 心にうつり行よしなしごとの手ならひに 人にいふべき思ひならねば神の御願(ぐはん…

国性爺合戦 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 97 第五たいさんをわきばさんてほくかいをこゆることはあたはず王の王たらざるはあたはさるにはあらずとかや 延平王国性爺兵を用ることたな心にまはすかごとく …

国性爺合戦 第四

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 76(左頁) 第四もろこしの便今やとまつらがた 小むつが宿のあけくれはからの姫みや相住みを あたりとなりもうき名立唐と日本のしほざかひ ちくら者かとうたは…

国性爺合戦 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 51(左頁) 第三仁ある君も用なき臣はやしなふことあたはず 慈有父もえきなき子はあひすることあたはず やまともろこしさま/\゛に道のちまたはわかるれど まよ…

国性爺合戦 第二 

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 29(左頁) 第二 はまつたひ綿蛮(めんはん)たる黄鳥丘隅(くはうてうきうぐ)にとゞまる 人としてとゞまる所にとゞまらずんば鳥にしかさるへしとかや 爰に大…

国性爺合戦 初段

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 2国性爺合戦 第四回目 竹本播磨少掾七回忌追善 大序 竹本大隅掾 大西藤蔵 初段 中 竹本紋太夫 鶴沢義助 次 竹本土佐太夫 竹沢弥七 切 竹本千賀太夫 大西藤蔵 二…

生玉心中 下之巻 嘉平次おさが道行  

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 47(左頁) 嘉平次おさが道行 下之巻なむあみた/\ なむあみだ仏なむあみた/\ なむあみだ/\ なむあみだぶつなむだみだ/\ 南無阿弥陀仏を頼ても 西をうしろにあゆみ行極楽浄土にそむく…

生玉心中 中之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 33(左頁) 中之巻こゝろ/\の あきなひも 皆世渡りの大和橋 下行水の淡(あは)よりも色にぞかねは消やすく 際(きは)は素焼の明(あき)徳利けふのあやめの節句にも 見世指し身皿とや…

生玉心中 上之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 3 上巻 喜平次 おさが 生玉心中 近松門左衛門今につたへて老松の /\ かはらぬ色をたのまん 其松が枝のみやばしら今にさかへて数万人 心々のぐわん立て 神のお身さへアゝいそもじの まし…

嫗山姥 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 64(左頁) 第五(謡一セイ)ようたいしもみてり 一せいのげんくはくそらになく はかう秋ふかし五夜のあいえん月にさけぶ 物すさまじき山路かな かくて頼光四天王を相具し 鳥も通はぬいか…

嫗山姥 第四 頼光道行

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 50(左頁) 頼光道行 第四あだなりと名にこそたてれさくら花 /\ ちりてもついにねにかへる みやこのはるを たのみても 浮世のふちせつねならぬ ながれのゆくえくみてしれ源の頼光(らい…