床本

心中宵庚申 道行思ひの短夜

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-829 22 八百屋半兵衛 女ばうおちよ みち行 (道行思ひの短夜) なごりもなつのうす衣 うぐひずのすにそだてられ 子で子にならぬほとゝぎす 我?二八の年月を やしなひおやにそだてられ子…

心中宵庚申 八百屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-829 15 左頁最後 下之巻(八百屋の段) (な)ごりながきなごりと 16なつもきて あを物みせに水かはく むしろびさしによけられし 日かげの千世がしうとの家は新うつぼ油かけ町八百屋伊右…

心中宵庚申 上田村の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-829 2心中宵庚申 (上之巻)花のお江戸へ六十里梅のなにはへ六十里 百?里のあひのしやく都はなれてとをたうみ はま松の一じやう主あさ山殿の御ざい国 町屋/\のにぎはひあきなひにたゆみ…

常盤津 戻橋

http://www.nipponbunraku.com/performance/performance05.html 義太夫が見つからなかったので代わりに常磐津稽古本を。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856756 2新古演劇十種之内 戻橋 常磐津小文字大夫 直伝 岸沢式佐 節附 夫普天の下卒土の…

傾城阿波の鳴門 八つ目 巡礼歌の段

http://www.bunraku.or.jp/pdf/mini2017_03.pdf 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856220 巡礼歌の段 阿波鳴門 八ツ目 2傾城阿波の鳴門 八段目よしあしを 何と浪花の町はづれ 玉造に身を隠す阿波の十郎兵衛本名隠し銀十郎と表は浪人内証は 3人は…

壺阪観音霊験記 沢一内の段 壺阪寺の段

http://www.bunraku.or.jp/pdf/takatorichou201707.pdf 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856507 コマ95表紙 96三十三所 観音霊験記 壺坂寺の段 作者 加古千賀女 夢が浮世か憂き世が (沢市内の段)ゆめか 夢てふ里に住ながら 住ば住なる世の中…

桂川連理柵 信濃屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 7 左頁 信濃屋の段桃の夭々(よう/\)雲も立ち 夏過き秋は嫁入の忌詞をも押小路柳の 馬場に成る迄も縁長るれや京筋を 結納(ゆいいれ)物の信濃屋へ運ぶ帯屋の男共先に立たせて入来るは…

桂川連理柵 上の巻 道行恋の乗かけ 石部宿の段

過ちが起きてしまう段。なんと長吉に察知されていた。 なんと近年上演されたことがある!(2008年文楽劇場・20010年国立劇場) 読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 1 おはん 長右衛門 桂川連理柵 床本 豊竹此吉 上の巻 道行…

桂川連理柵 道行朧の桂川

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856206 2 おはん 長右衛門 朧のかつら川 道行恋のしがらみしらたまか なにぞとひとのとがめなば つゆとこたへてきへなまじ ものをおもひのこひごろも それはむかしのあくたがは これはかつらのかはとみづにうき…

桂川連理柵 帯屋の段

お半が可哀想で可哀想で、長右衛門がアホでマヌケで泣けてくる。 お腹の子はどーするつもりだったんだ長右衛門。ざけんな。ったく。 読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 29 左頁 帯屋の段柳の馬場を押し小路 軒を並べし呉服…

桂川連理柵 六角堂の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 22 下の巻 六角堂の段大慈大悲の御仏の御名は六つに六角堂仏法盛んの霊地迚 土地の参詣遠国の 巡礼歌にはなまりなく 我が思ふ心の内は六つの角たゞ丸かれと夫婦中 祈る願ひかぐる/\と御…

生写朝顔話 五ノ口 帰り咲吾妻の道草  大切 駒沢上屋敷の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00109 89 左頁 帰り咲吾妻の路草 90咲た桜になぜ駒つなく 駒がいさめば花がちる/\ 其駒沢を 恋したふ 桜にあらで朝顔が 姿も昔に帰り咲髪も嶋田と立か弓 引も契らぬ海道に誰も 人目を大井川 …

生写朝顔話 四ノ切の続き 大井川の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00109 87 右頁二行目下 (大井川の段) 「追て行 名に高き街道一の大井川 しのを乱して降雨に打交たるはたゝかみ 漲る落る水音は物凄くも又すさましく 夫をしたふ念力に道の難所も見へぬ目も い…

生写朝顔話 四の切 宿屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00109 80左頁 宿やのたん何国にも 暫しは旅とつゞりけん 昔の人の 筆の跡つれ/\゛侘る仮の宿夜の襖のすきもりて風に またゝく 81灯火のかけも 淋しき奥の間へ 立帰る次郎左衛門 何心なく座を…

生写朝顔話 四ノ切 宿屋の段 口 (嶋田宿笑い薬の段)

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 76 左頁 宿やのたん 口(嶋田宿笑い薬の段)行空の 足並早き雲助か?(かせ)き隙なき東海道 傳馬人足歩荷物 吸付歩む煙草さへ 五十三次打つゝく中に賑ふ嶋田の宿 所名うての内証よし 名さへ戎や徳右…

生写朝顔話 四ノ口 浜松の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 71 右頁 濱松のたん思ふこと 儘ならぬこそ浮世とは 誰が古への託ち云 今は我身の上にふる涙の雨の晴間なく 哀れや深雪は数々のうさ重りて目かいさへ泣潰したる盲目の 力と頼む物迚は わつかに細き竹…

生写朝顔話 三ノ奥 三ノ切 麻耶ヶ嶽の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 58(左頁) 麻耶か嶽のたん雲靉靆(あいたい)とたな引し 麻耶が嶽とて津の国と 播磨にまだかる 高山あり峯高うして雲に冲(ひい)り谷深うし奈落に通す苔滑かなる岨(そは)道の巌は鑿に削るが如く…

生写朝顔話 三ノ口 小瀬川の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 54左頁 小瀬川のたん冬の夜の 月は老女の粧(けは)ひてふ 譬も凄き小瀬川の 入江の柳春待て 眉作れと弥(いや)寒き 風の手櫛にすきかへし白粉ならで置霜の 色もきらめく汀の岩打寄浪も氷いて 氷柱…

生写朝顔話 二ノ切 大磯揚屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 42左頁最後 大礒揚やのだん43すけんぞめきでむく鳥がむれつゝ来つゝき格子先 叩く水鶏(くいな)の口なめ鳥か ヲゝちつともさへつかまいとのはる霞 諷ふ声々浮立て たそや行燈の影光る 恋と情の中の…

生写朝顔話 二ノ口ノ奥 弓之助屋敷の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 34 弓之助家舗の段爰に芸州岸戸の家臣 秋月弓之助が一構へ 生得風流文武に秀で 人に勝れし武士の 都に蟄居ありけるが 国の乱れに召帰され 殿の仰を承り 事治まりし其後は 昔に勝る帰り咲 いと美々敷…

生写朝顔話 二ノ口 明石舟別れの段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 31右頁 明石舩別れの段和田海(わだつみ)の 浪の面てる月影も 明石の浦の泊り船 風待つ種のつれ/\を 慰め兼て阿曽次郎 舳先に立出月かげに 四方を見はらす気晴しの 田葉粉の煙り吹なびく船路の旅…

生写朝顔話 序切 宇治川の段 真葛が原の段 岡崎隠家の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 10 宇治のだん武士の 八十宇治川と名に流れ底の濁りも夏川や 水の緑も涼しけに風吹渡る 宇治橋の往来も繁き五月頃 蛍狩にと来る人の 足休めやら気ほうしの 花香はこゝか一森や貴賤老若差別なくたぎ…

生写朝顔話 大序 大内館の段 松原(多々羅浜)の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00109 3壱 大序 大内館のだん 同奥 多々羅浜のだん 序切口 宇治川舩のだん 同口奥 真葛ヶ原茶店段 序切 岡崎隠家のだん 弐 二ノ口 明石浦舩別の段 口ノ奥 弓之助屋舗の段 同切 大礒揚屋の段 三 …

生写朝顔話 宿屋の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856428 参照した本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856612 1増補朝顔日記宿屋の段竹本大隅太夫章豊竹君太夫筆 2浄瑠璃は音声の曲節と文章の妙味を相須ちて感興を起さしむるは世の普く知る所なり今回発行な…

玉藻前曦袂 五段目 景事 化粧殺生石

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01240 87左頁 京事 化粧殺生石むかしは雲の上わらは 今魂はあまさがる ひなに残りて あくねんの 其妄執のはれやらぬ 恨みは石にとゞまりて乱れみだるゝいろ/\菊の しばし休らふ花のもと ヤア…

玉藻前曦袂 五段目 那須野の原の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01240 85左頁 那須野の原の段 勇立那須野が原へと 「たつか弓去程に三浦之助義明和佐野助広常 狩装束の花やかに 勅命を頭(かうべ)にいたゞき 数多の官軍引連れて 那須野が原の四面をかこませ …

玉藻前曦袂 五段目 祈りの段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01240 79左頁 祈の段程なく跡へ入来る陰陽の頭安瀬の泰成 えぼし狩衣かいつくろい階の 元に 80平伏す こなたの御簾かゝげさせ 玉藻の前はたをやかに粧ひかざり立出て 殿上に座し給へば 亀菊は会…

玉藻前曦袂 五段目 訴訟の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01240 75右頁 第五 訴訟の段李延年が詩(からうた)に 北方に佳人有 絶世にして独立す一度顧れば人の城を傾け ふたゝび顧れば人の国傾るとかや 帝此頃御悩と称し大殿ごもりなし給へば 御兄宮薄…

玉藻前曦袂 四段目 十作住家の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01240 59 左頁 十作住家の段 后達恐れわなゝき躊躇(ためらい)しは怪しかりける 「次第なり下野や 那須野の原に つゞきたる 立ち野の郷に住馴れし十作といふ親仁有 元はよし有る武士なれど主人…

玉藻前曦袂 四段目 廊下の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01240 56左頁 廊下の段 窺ひ/\ 「追て行金瓊(きんけい)の 床の前には 遥かに千歳の松を契り 玉室の臺(うてな)の上には遠き齢(よはい)を万歳の亀に期す 君の寵愛限りなき 玉藻の前が琴の…