床本

寿式三番叟

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856506 2 式三番叟夫 豊秋津洌の大日本 国常立の尊より天津神七世の後 地神の始天照す太神 岩戸に籠らせ給ひし時世は常闇と成けらし 其時に四方津神 3八百万の御神達 神集めに集め給ひ燎火を たいて庭神楽 神す…

傾城恋飛脚 新口村の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1035138 2傾城恋飛脚 新口村の段節季候(せきぞろ)だい/\ だい/\は節季候 おめでたいは節季候 通らしやれ/\親方衆と違ふてこちとらは水呑 3百姓 こなた衆にやる米はないわいのと つこど(無愛想)に云は…

ひらかな盛衰記 松右衛門内より逆櫓の段

読んだ本イ14-00002-696 (松右衛門内) 55行く空の 難波潟あし火焚家(たくや)の 片庇 家居には似ぬ里の名や 福嶋の地はおしなべて世を海渡る舟長の 有が中にも権四郎とて年も六つを十かhりの 松右衛門といふ通り名は養ひ聟に譲りやる 門に目充ての松一ト…

ひらかな盛衰記 三ノ口 笹引の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856522 245 左頁四行目 「立さはく かぜも はげしき 夜半(よは)の空星さへ雲に 246おほはれて 道もあやなく物凄き裏は田畑を隔ての大藪 押合けかき分け 忠義一途にかい/\敷 お筆は片手に若君抱き山吹御前の…

ひらかな盛衰記 三の口 大津宿屋の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856522 221宿屋笹引の段盛衰記 三の口 222 左頁 ひらかな盛衰記 三の口東路をのぼり下りの 旅人も二つと三つに追分や大津に並ぶはたごやの 棟門(かど)多き其中に名高き関の清水やが 得より 223奥に客留て 料…

ひらかな盛衰記 初段 義仲館の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp イ14-00002-696 義仲館の段 7時なれや 九重の空も閑(のどけ)き春の色 霞こめたる桧皮ぶき 美麗を尽し手を尽す木曽殿の御館には御長男駒若君三つの長生(おひさき)いりはし わけて母君山吹御前 御寵愛浅からず付…

ひらかな盛衰記 二の切 源太勘当の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856266 ひらかな盛衰記 1源太勘当の段盛衰記 二の切 2ひらかな盛衰記 弐の切り時も有せず表の方 若旦那の御帰国とざゝめく声々 梶原源太景季(かげすえ)鎌倉一の風流男 戦場より立帰るえぼしのかけ緒古実を正…

八陣守護城  政清本城の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856587 参照した本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856518 3 八陣守護城 八ツ目の切 (政清本城の段)行先は 二重に建し思惟(しゆい)の間 人の出入はとゞむれど 秋を告る風のこへ庭の 木草におとづれて …

心中宵庚申 上の巻

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-829 2 心中宵庚申花のお江戸へ六十里梅のなにはへ六十里 一日五里のあひのしゅく都はなれてとをたうに はま松の一じやう主あさ山殿の御ざい国 町屋/\のにぎはひあきなひにたゆみなく 武…

鑓の権三重帷子 下之巻

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00152 参考にした本 ニ10-01619 33 権三おさい道行 下の巻やりの権三はだてしやでござる あぶらつぼから出す様な男 しんとんとろりと見とれるおとこ どうでも権三はよい男 花の枝からこぼれるお…

鑓の権三重帷子 上之巻

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00152 参考にした本 ニ10-01619 3鑓の権三重帷子 作者近松門左衛門 (浜の宮馬場の段)君八千代国は おさまる御留守にも 弓馬たしなむあつさゆみ馬の庭のり遠乗と はるかに出しはまのみや とり…

心中宵庚申 道行思ひの短夜

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-829 22 八百屋半兵衛 女ばうおちよ みち行 (道行思ひの短夜) なごりもなつのうす衣 うぐひずのすにそだてられ 子で子にならぬほとゝぎす 我?二八の年月を やしなひおやにそだてられ子…

心中宵庚申 八百屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-829 15 左頁最後 下之巻(八百屋の段) (な)ごりながきなごりと 16なつもきて あを物みせに水かはく むしろびさしによけられし 日かげの千世がしうとの家は新うつぼ油かけ町八百屋伊右…

心中宵庚申 上田村の段 (修正済み)

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-829 2心中宵庚申 (上之巻)花のお江戸へ六十里梅のなにはへ六十里 百?里のあひのしやく都はなれてとをたうみ はま松の一じやう主あさ山殿の御ざい国 町屋/\のにぎはひあきなひにたゆみ…

常盤津 戻橋

http://www.nipponbunraku.com/performance/performance05.html 義太夫が見つからなかったので代わりに常磐津稽古本を。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856756 2新古演劇十種之内 戻橋 常磐津小文字大夫 直伝 岸沢式佐 節附 夫普天の下卒土の…

傾城阿波の鳴門 八つ目 巡礼歌の段

http://www.bunraku.or.jp/pdf/mini2017_03.pdf 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856220 巡礼歌の段 阿波鳴門 八ツ目 2傾城阿波の鳴門 八段目よしあしを 何と浪花の町はづれ 玉造に身を隠す阿波の十郎兵衛本名隠し銀十郎と表は浪人内証は 3人は…

壺阪観音霊験記 沢一内の段 壺阪寺の段

http://www.bunraku.or.jp/pdf/takatorichou201707.pdf 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856507 コマ95表紙 96三十三所 観音霊験記 壺坂寺の段 作者 加古千賀女 夢が浮世か憂き世が (沢市内の段)ゆめか 夢てふ里に住ながら 住ば住なる世の中…

桂川連理柵 信濃屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 7 左頁 信濃屋の段桃の夭々(よう/\)雲も立ち 夏過き秋は嫁入の忌詞をも押小路柳の 馬場に成る迄も縁長るれや京筋を 結納(ゆいいれ)物の信濃屋へ運ぶ帯屋の男共先に立たせて入来るは…

桂川連理柵 上の巻 道行恋の乗かけ 石部宿の段

過ちが起きてしまう段。なんと長吉に察知されていた。 なんと近年上演されたことがある!(2008年文楽劇場・20010年国立劇場) 読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 1 おはん 長右衛門 桂川連理柵 床本 豊竹此吉 上の巻 道行…

桂川連理柵 道行朧の桂川

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856206 2 おはん 長右衛門 朧のかつら川 道行恋のしがらみしらたまか なにぞとひとのとがめなば つゆとこたへてきへなまじ ものをおもひのこひごろも それはむかしのあくたがは これはかつらのかはとみづにうき…

桂川連理柵 帯屋の段

お半が可哀想で可哀想で、長右衛門がアホでマヌケで泣けてくる。 お腹の子はどーするつもりだったんだ長右衛門。ざけんな。ったく。 読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 29 左頁 帯屋の段柳の馬場を押し小路 軒を並べし呉服…

桂川連理柵 六角堂の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-02409 22 下の巻 六角堂の段大慈大悲の御仏の御名は六つに六角堂仏法盛んの霊地迚 土地の参詣遠国の 巡礼歌にはなまりなく 我が思ふ心の内は六つの角たゞ丸かれと夫婦中 祈る願ひかぐる/\と御…

生写朝顔話 五ノ口 帰り咲吾妻の道草  大切 駒沢上屋敷の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00109 89 左頁 帰り咲吾妻の路草 90咲た桜になぜ駒つなく 駒がいさめば花がちる/\ 其駒沢を 恋したふ 桜にあらで朝顔が 姿も昔に帰り咲髪も嶋田と立か弓 引も契らぬ海道に誰も 人目を大井川 …

生写朝顔話 四ノ切の続き 大井川の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00109 87 右頁二行目下 (大井川の段) 「追て行 名に高き街道一の大井川 しのを乱して降雨に打交たるはたゝかみ 漲る落る水音は物凄くも又すさましく 夫をしたふ念力に道の難所も見へぬ目も い…

生写朝顔話 四の切 宿屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00109 80左頁 宿やのたん何国にも 暫しは旅とつゞりけん 昔の人の 筆の跡つれ/\゛侘る仮の宿夜の襖のすきもりて風に またゝく 81灯火のかけも 淋しき奥の間へ 立帰る次郎左衛門 何心なく座を…

生写朝顔話 四ノ切 宿屋の段 口 (嶋田宿笑い薬の段)

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 76 左頁 宿やのたん 口(嶋田宿笑い薬の段)行空の 足並早き雲助か?(かせ)き隙なき東海道 傳馬人足歩荷物 吸付歩む煙草さへ 五十三次打つゝく中に賑ふ嶋田の宿 所名うての内証よし 名さへ戎や徳右…

生写朝顔話 四ノ口 浜松の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 71 右頁 濱松のたん思ふこと 儘ならぬこそ浮世とは 誰が古への託ち云 今は我身の上にふる涙の雨の晴間なく 哀れや深雪は数々のうさ重りて目かいさへ泣潰したる盲目の 力と頼む物迚は わつかに細き竹…

生写朝顔話 三ノ奥 三ノ切 麻耶ヶ嶽の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 58(左頁) 麻耶か嶽のたん雲靉靆(あいたい)とたな引し 麻耶が嶽とて津の国と 播磨にまだかる 高山あり峯高うして雲に冲(ひい)り谷深うし奈落に通す苔滑かなる岨(そは)道の巌は鑿に削るが如く…

生写朝顔話 三ノ口 小瀬川の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 54左頁 小瀬川のたん冬の夜の 月は老女の粧(けは)ひてふ 譬も凄き小瀬川の 入江の柳春待て 眉作れと弥(いや)寒き 風の手櫛にすきかへし白粉ならで置霜の 色もきらめく汀の岩打寄浪も氷いて 氷柱…

生写朝顔話 二ノ切 大磯揚屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-00109 42左頁最後 大礒揚やのだん43すけんぞめきでむく鳥がむれつゝ来つゝき格子先 叩く水鶏(くいな)の口なめ鳥か ヲゝちつともさへつかまいとのはる霞 諷ふ声々浮立て たそや行燈の影光る 恋と情の中の…