床本

出世景清 第五

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など (ニ10-02172 コマ30の左頁から31の右頁落丁) 28(左頁2行目) 第五うだいしやうよりとも公なんとの大ふつ御さいこうまし/\ すでのじやうじゆとうつたふれば くやうのほうしや…

出世景清 第四

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 21(左頁) 第四けにやまうしやうゆうもうんつきぬれば力なし ふびんやなか げきよかまくらよりのひやうぢやうにて 六はらのみなみおもてにはじめてろうを立させらる いちいしら…

出世景清 第三

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 15(左頁6行目) 第三悪七兵衛かけきよゆくえしれずなりたれば 尤天下の御大事と諸国のゆかりをせんぎ有 中にもあつたの大ぐじはげんざいのしうととて ちばの小太郎からめ取てけ…

出世景清 第二

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 9(右頁5行目) 第二まことやたけきものゝふも恋にやつるゝならひ有 たきゝをおへる山人も立よる花のかげきよも つねに清水寺のくはんぜおんをしんじ奉り さんけいの道すがら清水…

出世景清 第一

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 2(左頁) 出世景清 (第一)めうほうれんげきやうくはんぜおんぼさつ ふもんぼんだい廿五は大ぜう八ぢくのこつずい しん/\゛のぎやうじや大じ大ひのくはうみやうにあづかり奉…

近頃河原達引 下之巻  道行涙のあみ笠 せうご院の段

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ 50(右頁5行目) 下の巻 道行涙のあみ笠なま中にそめて真紅のもつれいと むすぼれしよりしら糸のむかしをしのぶ世のうさや 今はうき名もたちばなの 花のすが たもいつしかに しほれがちなる目にもろき つゆのいと…

近頃河原達引 中之巻  河原の段 堀川の段

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-527 28(右頁5行目) 中之巻 河原の段 「出て行名に高き 四条河原も ふゆぎれて 川かぜさむくふきすさび ゆきゝも浪の石ばしる 水おとまでもよるはなを いとしん/\と物ずごく くもるそら より我むね…

近頃河原達引 上之巻  祇園の段 揚屋の段

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-527 2おしゆん 伝兵衛 近頃河原達引 上之巻 祇園の段七重八重けふ九重に 匂ひぬる花の都の川東 祇園の社年ふりて和光のかけもいちじるく 参り下向の人くんしゆ咄し万歳居合ぬき えいとう/\諸見物 げ…

大経師昔暦 おさん茂兵衛こよみ歌

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-487 44(左頁・下の巻つづき) おさん茂兵衛こよみ歌のる人も乗せたる駒も ついに行く道とはしれど さいご日のけふかあすかの我身には 我のみさゆる心地して あまたの人の命ごひ それを杖…

大経師昔暦 下の巻(奥丹波隠れ家の段)

三度目の観劇をしてきました。ばかだよね折角見に行ったのに、ところどころ寝落ちしてしまった。3部制の2部は眠くなる時間帯だし、舞台はずっと薄暗いし、疲れが溜まっているし、今日は寝るな~と思っていたら頑張ったけどやっぱり寝ちゃった。でも気持よか…

大経師昔暦 中之の巻(岡崎村梅龍内の段)

二度目の観劇をしてきました。今度はブログラムの解説も読んで準備万端、何より前回とはうってかわって舞台全体がよく見える席だったこともあり、一度目とは随分と印象が違いました。この間は右寄りから見たのだけど、セットの家屋に視界を遮られ舞台の三分…

大経師昔暦 上の巻(大経師内の段)

只今絶賛上演中の演目につき早速予備知識なしに初見で観劇したところこれがまあ最悪な状況のさなかにずっぱり幕、予想だにしないなりゆきに思考停止のまま休憩時間は終わって続きの段、解決の目途もあるかなきかの内に待っていたのはまさかの顛末「はあ?何…

檀浦兜軍記 第五

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 93(右頁6行目) 第五 かまくらさしてぞ急ぎける百戦百勝勇士の名を定めがたし 死を安くして名をあらはすといへり かづさの景清みづから頼朝の 手に渡れば 扇子が谷(やつ)につめ籠(ろう)をし…

檀浦兜軍記 第四 

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 74(左頁) 第四 道行旅寝の添乳(そへぢ)哥はゝきゞの有りとは見へて あはぬとは代々のながめのたねなれど わが身ひとつはつれなきと 思ふ心の松の名や世にもあこやがつま思ひ つとめの中のまこ…

檀浦兜軍記 第三(阿古屋琴責)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 50(左頁) 第三 (阿古屋琴責)鳬(かも)の脛(はぎ)短しといへ共是をつがば憂へなん 鶴の脛長しといへ共是をたゝば悲しみなん 民をせいすること此理にひとし されば治まる九重に猶も非常をい…

檀浦兜軍記 第二

阿古屋は妊娠していた? え゛~~~そうだっけ? と思ったら、三段目(阿古屋琴責めの段)でもちゃんと岩永に 「聞けばうぬは懐胎とな」と云われているのでありました。 読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 26 第二清水や大じ大ひの…

檀浦兜軍記 第一

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 2(左頁) 檀浦兜軍記 (第一) 作者 文耕堂 長谷川千四宵に起き肝(ひたけ)て食し 夜半(よは)に念(おもひ) 朝(あした)に行ふ 故(かるがゆへ)に虞舜(ぐしゆん)の居は三年にして都をな…

近江源氏先陣館 第九

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 83 第九比良の暮雪と賞ぜしも 誠は寒き 暮の雪冬ぞ淋しき大津の浦に 世をこぎ渡る船先の妻もとも/\゛外?(かせぎ)内は八十五の涎くり 留主の手習机の上双紙に六道切書て 天かまいかの…

近江源氏先陣館 第八(和田兵衛上使~盛綱陣屋)

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 65(左頁) 第八 (和田兵衛上使)其源は近江路のひえ山 おろし隔てられ 便り片田の雁絶へて 武士(ものゝふ)の義は石山や月の弓張矢叫びの 矢橋の帰帆陣幕も ひらめく比良の陣館 小三郎…

近江源氏先陣館 第七

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 57(左頁) 第七名にし近江の景色も今戦場と名古の浦 源の頼家公坂本に居城し給ひ 家々の籏指物比叡嵐に?(ひるがへり)霜に曜く弓鉄砲 陣所の篝火天を灼(こが)し要害 厳しく守り居る …

近江源氏先陣館 第六

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 42 第六所の名さへ醒井(さめがい)といへど朝夕酔ふして 酒手に諸式諸道具迄酒屋へ かき出す駕舁有り 名は四斗兵衛が内一ぱい ふんぞり返る高枕 傍に女房が賃仕事 小遣だけをつむぎ出す …

近江源氏先陣館 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 35(左頁) 第五近江のや 鏡の山へ影遠き 高宮の村はづれ 漂(たどり)て爰に時姫君住の江諸共うき旅に うき恋人を見失ひそこよ 爰よと立休らひ コレのふ住の江 そなたの世話て漸と 廻り…

近江源氏先陣館 第四 道行旅路のぬれ衣

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 33(左頁) 第四 道行旅路のぬれ衣うき事の つかさをとへば世の人の 恋と旅とに有明の 光りは空に いや高き 北条時政の深窓に ひそう娘ともてはやす 名も時姫の時に合ふ 鎌倉山を跡になし…

近江源氏先陣館 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 17 第三実に治まれるためしには松に小松の生ひ添ひて枝に枝葉に葉の栄へ 契り盡せぬ源や 御酒の機嫌も頼家卿昼夜分かたぬ舞諷ひ お傍扈従が笛鼓 白拍子には若狭とて器量もよしの桜花 恋し…

近江源氏先陣館 第二

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 8 第弐八重桜散しく法の東大寺 惣追補使(ふし)の御ぼだいを弔ふ結構工みを尽し 金銀瑠璃破璃錦の戸張 回廊石垣悉く 五色の織絹幾重につゝみ照日に耀く粧ひは是弥陀経を写されたり 扨又…

近江源氏先陣館 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01036 2(左頁) (第一) 再版 近江源氏先陣館 座本竹田新松新玉の春立初めて御園には 木々も緑の四方の波しづけき君が御代とかや されば右大将頼朝公 奢る平家を西海に切しづめ 源氏一統の御…

伊達娘恋緋鹿子(八の巻)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-513 83 八の巻刑罰の場所と名にふる鈴の森 歎きを爰に持運び積み重ねたる柴薪 首鉄(くびがね)鎖からみし柱かう/\と立てたるは 物凄くも又いまはし余所の哀れも 我人の身の戒めと諸見物 爰やかしこ…

伊達娘恋緋鹿子(七の巻・道行)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-513 78(左頁) 七の巻日月の鏡にかけて黒白(こくびやく)を 二つに分くる牢屋形罪科極る科人を 今日引廻しの其用意門前に床几直させ 当所の代官長芝栄蔵渡邉隼人も此程より逗留の内紛失せし 釼二度…

伊達娘恋緋鹿子(六の巻) ~八百屋~火の見櫓

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-513 ※文中()内は現行加わる詞章。12月文楽東京公演プログラム付属床本より。 61(左頁四行目) 六の巻何れ世に惜しまぬ物は行く年の 名残斗ぞ 稚子も 老たる人も諸共に 来る正月を松錺(かざり)橙…

伊達娘恋緋鹿子(四の巻)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-513 36(左頁) 四の巻羨ましからぬ物とは悪口や 浮世の塵に交はらず 濁りに染まぬ蓮葉(はちすば)の花の経紐解きて ツイ転び寝の睦言も八百屋 お七は親子共過ぎし類火の頃よりも 爰に仮居を頼み寺吉…