床本

嬢景清八嶋日記 道行船路友千鳥

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-781 56(左頁) 道行船路友千鳥世の中よ 身を捨る やぶも有けり小笹原 其竹の子の親まさり杖にも きりつ一ふしは ねじめかなしや糸瀧が親ゆへしづむかはたけを 身のいたづらと 世の口のさ…

嬢景清八嶋日記 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-781 幷 https://kotenseki.nijl.ac.jp/ 100048898 45 第三楊竹亭が読みし妓女の旁 人の城を傾くるといへ共 人の気につれ日の本の契情と書き改め 契情(けいせい)と読む大ぬさや 大礒小礒…

嬢景清八嶋日記 第貮

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-781 幷 イ14-00002-782 25(右頁三行目) 第貮はるけきそらや 野も山も 草もあを/\こまがへり下嵯峨の里はづれ 鎌倉より御上使のけふお下向と庄屋年寄 未明よりお迎ひに出て松かげのは…

嬢景清八嶋日記 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-781 幷 イ14-00002-782 2(左頁) 嬢景清八嶋日記 座本豊竹越前少掾 (第一)峯続く 須磨の山風吹落て 源平互に矢先を揃へ舩を浮かへ駒をならべて打入れ/\足なみに くつばみをひたしせ…

祇園祭礼信仰記 第四(含金閣寺)・第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-225 参考にした本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/876606 (漢字使いは寧ろこちらの方がエキセントリック) 囲碁用語参考 https://www.ntkr.co.jp/igoyogo/yogo_589.html 83 第四賑…

祇園祭礼信仰記  第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-225 53 第三 道行憂蓑笠(うきみのかさ)しきたへの 枕詞の数々や倭詞の其中に 思ひの露と書いたるは涙といはん御前詞 其云の葉も今ぞ此 身をしる雨は蓑笠に袖や袂は凌げ共 凌兼たる世の…

祇園祭礼信仰記  第二

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-225 参考にした本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/876606 (字が読みにくいんだもん) 27(左頁) 第弐秦に長城を築て鉄の堅きに比ぶとかや 小田上総の太守信長の居城 外廓破損の修…

祇園祭礼信仰記 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-225 2(左頁) 再板 祇園祭礼信仰記 (第一) 座本 豊竹越前少掾罷出たる者は 九条の里の揚屋でござる 扨も室町の将軍足利十三代の武将従二位左大臣源朝臣義輝公 当所名代の転職 花橘の君…

斎藤別当実盛 第五

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-331 57(左頁) 第五うき世のさがをふりすてゝあたごのふもと水のおの みずとや人のかくれがに女房達はさしつどひ 如法の衣ぬひながら斉藤五に打むかひ シテ先此衣をいとはやくしたてよとの給ふは い…

斎藤別当実盛 第三?

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-331 ※「小松姫道行」を含むかも。←わからないので第二に入れておいた。 32(左頁)(多分第三)千代の古道跡たへぬ小松の中将惟盛の御子 六代御前と申せしは父維盛入水の後 母君のやういくにて物うき…

斎藤別当実盛 第二

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-331 18(左頁) 第二くさ枕むすびもはてぬ夢さめて 兄の行方いづこぞと斉藤六は爰かしこ小松の姫も引つれて 旅路物うきみのゝ国谷ぐみにこそつかれけれ 其頃手塚の二郎光成は 兄の太郎討れて後ないえ…

斉藤別当実盛  第一

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-331 2 斉藤別当実盛 (第一)かくて右兵衛佐頼為木曽の次郎義仲 身は山川をへだつといへ共 たがひのぐんりよ一言にせいて 東山北陸両道よりせめ上ると聞ししかば 先義仲がほこさきを一ぢんにくだかん…

伊達娘恋緋鹿子  八百屋の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856512 432 伊達娘恋緋鹿子 六の巻(八百屋の段)なま中に染てくやしき恋衣 其きぬ/\゛の別れより 尾を隔て住む山鳥の番(つがひ)離れて吉三郎釼の有り所知ぬ上 日延も今宵限りなる主人の命諸共 433に 我も…

中将姫古跡松 雪責の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856690 2 節章句早覚の事出のはる節はしとやかに 三字有のはにおくりよ 四字有時は浮おくり本ぶしのゆりこれとかや はるきんの跡ひろいなり はづみのふしにつきゆりや跡の三つゆりこれなれや たゝきと云はしめ…

祇園祭礼信仰記 (金閣寺~爪先鼠)

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-225 参考にした本 同 イ14-00002-223 囲碁用語参考 https://www.ntkr.co.jp/igoyogo/yogo_589.html 90(4行目下) (第四 金閣寺の段) 「帰りけれ そも/\金閣寺と申は 鹿苑院の相国義満…

嬢景清八嶋日記 日向島の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856524 参考にした本 http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/ (管理番号 b0123001) 308日向島の段再板 娘景清 三之詰 309 嬢景清八嶋日記 三の切いちご持まいみめのよい娘 うらの畠が道になるしやうがへ …

卅三間堂棟由来 三段切

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856408 1 三拾三間堂棟由来平太郎住家段豊竹君太夫筆 2 卅三間堂棟由来 三段切夢や結ぶらん 妻は あたりを立退て 奥を覗いつ立戻りかづ/\傍へ立寄てゆり起せ共 夫は寝付の高鼾 3風が持くる斧の音 伐木とう/…

蘆屋道満大内鑑 第五 (京一条の橋~大内~晴明蘇生の祈り)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00991 88(左頁) 第五慎みを知て慎まざれば禍遠きにあらずとかや 陰陽師安倍の保名浪々の身の年月も 早八才の晴明に自然と妙術備はれるを 古主へいひ立てふたゝび帰参を願はんと西の京の旅宿よ…

蘆屋道満大内鑑 第四(葛の葉子別れ~蘭菊の乱れ~草別れ~信太の森二人奴)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00991 61(左頁) 第四となり柿の木を 十六七かと 思ふて 覗きやしほらしや 色付いた 十六七かと 思ふて 覗きやしほらしや色付いたかけておる賤があさ機あさはかに なんの織るぞいの 生(おい)…

蘆屋道満大内鑑 第二 小袖物狂ひ (岩倉舘~親王御所~菩薩池~信太社~保名物狂)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00991 20(左頁) 第弐大(おほい)なる者の己を立つるは奢りの基ひ 此字をわくれば一人(にん)の者と訓ず岩倉治部太輔(たゆふ)主君左大将の仰を蒙り 保憲が秘書を首尾よく奪ひ 己が館に預り置…

蘆屋道満大内鑑 (第一 東宮御所=大内~間の町~加茂館)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00991 2 蘆屋道満大内鑑 (第一) 作者竹田出雲風に叫ぶ青障の外 雨に嘯く古林の中尖れる?(はなさき)蔓(はびこる)尾 小前大後色中和を兼 死すれば丘を首(かしら)にす是此妙獣 百歳(はく…

奥州安達原 第五

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00558 94 第五深きを以て浅きに入浅きを以て深きを知る 其源や武将の大度 八幡太郎義家公 貞任が籠りたる小松が柵に押寄らる 付随ふ輩(ともがら)には 舎弟新羅三郎義光鎌倉の権五郎景政 其外一…

奥州安達原 第四 道行千里の岩田帯(~一つ家の段)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00558 71 第四 道行千里の岩田帯傾城の 癪は誠の置き所 世界の客へそら言も ひとりにつくす真実の 恋の中なる 恋絹が寝姿恥ぬ中となる 其こしかたの 通ひ路は花車のかげ橋渡り初め 生駒の手綱せ…

奥州安達原 第三 (朱雀堤の段~袖萩祭文)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00558 45 第三さればにや少将は 百夜(もゝよ)通へと夕闇の 笠にふる雪つもる雪恋の重荷の朱雀道 七条堤の仮橋に 盲目(めくら)女の引語り 綴(つゞれ)の中の秘蔵娘 十斗なが手を出して 右や…

奥州安達原 第二

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00558 25 第弐琴棊書画を嗜む身共生まれず 明け暮物の命を取り浮世を渡る 綱手縄 浪打際にさは/\と かづきの海士が昼休み コリヤ長太のおかた けふはお代官様が外が濱を通らしやると浦中はもや…

日高川入相花王 第五

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-680 93(右頁5行目) 第五孔子季氏を謂(のたまは)く八佾(はついつ)にして庭に舞はず 是をも忍ぶべくんば 孰(いづ)れをか忍ぶべからさらん 左大臣藤原の忠文猪熊通りに別殿 をかまへ …

日高川入相花王 道行思ひの雪吹 (附・渡し場の段)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-680 77 道行思ひの雪吹(ふゞき) つまづきし 石も他生の縁の端 むすぼふれたる 身をしる人もなし しる人は 哀れと思へ桜木の ちりてちはつの御姿ならはぬ 旅の苦をこして 恋路/\が 身の…

日高川入相花王 第四

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-680 69 第四むかし/\此所に真那古の庄司といふ者有 頃しも春の始めつかた熊野三所権現に あゆみをはこぶ諸人(もろびと)の 往来(ゆきゝ)に宿の施しは誠に出家侍の 屋敷は余所にかはり…

日高川入相花王 第三

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-680 41(左頁) 第三心は文字に書かるれど絵にかゝれぬを心といふ 三徳を備へ五常を去らぬ 六孫王経基のおはします 八条の訴目館(そめやかた) 北の方真弓御前君子のよきたぐひとや 夫を…

日高川入相花王 第二

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-680 22(三行目) 第二 顕はせり花の都の邉りにも狼谷といふ名有 熊野山家の育ちにも容儀たいはい心はへ清きを家の通り名や 真那子の庄司清次が 一人娘に清姫迚 今年二八の春過ぎてなつき…