彦山権現誓助剣

彦山権現誓助剣 第十 第十一

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-677 74(左頁) 第十 で 出て行豊国や小倉に威名立浪の館には軈て異国に出陣のしたくせはしき一家中弓に矢をはげ鉄砲をみがき立てたる 75書院先 大坪軍八堀口曾平太おめでた酒の高咄し ナ…

彦山権現誓助剣 第九 (毛谷村六助住家の段)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-677 65(二行目) 第九 立かへる勝負は見へた弾正殿お手柄/\ 立合召さるゝと早勝と見へました 何と曽平次殿違ふた物ではござらぬかいか様軍八殿いはるゝ通り遖御手練でござる ヤイ六助我…

彦山権現誓助剣 第八 (杉坂墓所の段)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-677 59(左頁三行目) 第八 て追て行見へわたる 高根/\にきへ残る 雪のふゞきの音さへも 吹あらしたる松の風いとゞ淋しく杉坂は 村山里に亡き人の名をのみ残す石のかづ 邉(ほと)りに立…

彦山権現誓助剣 第七(瓢箪棚の段)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-677 50(左頁最後) 第七 51すがるふす 来栖の小野の百(もゝ)千草 花の秋とや夕顔も 色をまじいてさま/\に 衢の多き在所道 直ぐならぬ身の隠れ笠 袋分銅玉に鍵 画し板に寄たかる往来の…

彦山権現誓助剣 第六(須磨浦の段)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.htmlイ14-00002-677 45(5行目) 第六玉の御殿も独り寝はいやよ さまとくず屋の 忍びねに見て明したや須磨の月 ひなも名所の一ふしは 心有磯の海ばたに葭簀(よしず)囲いの茶屋が軒 道行く人が一群にしば…

彦山権現誓助剣 第四 第五

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-677 27 第四元是大内義隆が国衙(こくが)も今は中国の手に属したる周防の国 今度太守の祈願迚新たに たつる石清水正八幡の宮殿も日追て成就すめる代に いとゞ神威や増しぬらん たばこの休…

彦山権現誓助剣 第三

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-677 12(左頁)第三周に服せぬ頑民も殷には忠の至れるをや 長門の太守郡音成 真柴い引きし弓取も時代になびく武威強く 拝受今度三韓を攻め伐つ君か御名代 家の眉目と一家中賜る酒の杯盤も…

彦山権現誓助剣 第一 第二

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-677 2 第一留?楚を夷 子胥が尸に撻しも 讐を報し烈孝に 美を?たる女王国真柴大樹の 代を御する 覇者の民とぞ煌々たれ 此は矢正半(なかつかた)大明四百余州を奪略る手初 三韓八道を攻べし…

彦山権現誓助剣 毛谷村の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856426 2浄瑠璃は音声の曲節と文章の妙味と相須ちて感興を起さしむるは世の普く知る所なり今回発行をる此懐中浄瑠璃五行稽古本は古来の五行本にならひて特に朱点を附したるは珍しうも新きうへに体裁いと美しけ…