仮想空間

趣味の変体仮名

忠臣蔵

いろは歌義臣鍪 九冊目道行旅緒環・十冊目・十一冊目

いろは歌義臣鍪 読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 92(左頁) 九冊目 道行旅緒環(みちゆきたびのをたまき) 常陸帯 縁を結し其国の 小栗の家も今は早 雪の花かやちり/\゛に鳴子にさはぐむら 雀 お…

いろは歌義臣鍪 七冊目

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 62 七冊目 三味はちり/\日もちり/\ 砧の拍子土俵入くゝり枕の丸裸 ちり/\縮緬切立を 襦袢と湯 具に染分て 赤と素人でいかぬ事どつと 笑ひを花相撲 牽頭の伊吉が…

いろは歌義臣鍪 六冊目

いろは歌義臣鍪 読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 47(左頁) 六冊目 ゆるぐ共 よもやぬけじの要石 其大石の底深き 常陸の国に年ふりし 小栗殿の本城には家 老大岸由良之助 御舎弟の一学殿御眼病の慰…

いろは歌義臣鍪 五冊目

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 45 五冊目 足元早野 勘平が 妻の歌木は引別れ 夫を跡に追手の多勢切立/\桐が谷(やつ) 裏門通りの切通し 板額巴が勇(いさみ)をなし 追くる敵を切ちらし暫く息を…

いろは歌義臣鍪 四冊目

いろは歌義臣鍪 読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 36 四冊目 横山郡司信久は桐が谷(やつ)の下屋敷に 老を養ふ身の用心 其身は僅の疵保養(やうやう)詰り /\は寝ずの番 奥女中に酌をとらせ昼夜を…

いろは歌義臣鍪 三冊目

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 26 三冊目 淀川の大川筋を 前に受け北は名にあふ蜆川 河と川との堂嶋や 気も永来(えら)町の家続き野間 やの借屋仮住居(すまい) 鍛冶商売の平右衛門昔の劔薙刀の…

いろは歌義臣鍪 二冊目

いろは歌義臣鍪 読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 9(左頁四行目) 二冊目 三千歳(みちとせ)と寿(ことぶく)桃の弥生月 茲(こゝ)に足利左金吾源政知朝臣と申は 室町殿の 御舎弟にて 在鎌倉の管…

いろは歌義臣鍪 一冊目

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01547 2 いろは歌義臣鍪(いろはうたぎしんかぶと) 座中豊竹越前少掾 梓弓伊豆の高根の牧狩に貝鉦太鼓乱調し 列卒(せこ) を揃へてかり立る相模国の住人横山郡司信久 管…

難波丸金鶏 第四・第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 79(左頁) 第四 伏見京橋の段伏見より都に通ふ京橋や 髪結床も西東立別れたる暖簾(のふれん)に ひいき/\゛の紋所 豊といふ字を染込し座の主(あるじ)は三右…

難波丸金鶏 第三 

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 55(左頁三行目) 第三 木津川堤(きづがはつゝみ)の段 「急ぎ行きり/\゛す鳴くや 霜夜と詠みたりし 歌にも似たる身の上や 嵐はげしき木津川の 堤にならぶ辻君…

難波丸金鶏 第二 

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 30(三行目) 第二 天満老松町の段 おさらば/\と別れ行常磐なる 老松町に侘て住む 淀屋の手代新七が妻のおつるは賃綿の手馴ぬ業も初世帯 そよ吹く風に表口 明け…

難波丸金鶏 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃データベース イ14-00002-604 2(左頁) 難波丸金鶏 座本豊竹越前少掾 鎌倉泉岳寺の段功成て自ら功とせず 力を尽し心を忍び以て仇を復すとかや 小栗判官の廟所鎌倉泉岳寺の庿(びやう)前にお…

忠臣金短冊忠臣金短冊 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 88 第五口には蜜の甘きをはき心にとがれる針をふくみ 人をそこなひ己をたのしむ 横山郡司信久が桐が谷(やつ)の舘には めふりに高塀かけならべ夜廻りの声拍子木の …

忠臣金短冊 第四 道行老の一つ書

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 67 第四 道行老の一つ書世のせわに もつけといへど中よきは もづけ也けり 大岸が ふるすにのこす母千鳥嫁のおやなと諸共に ねぐらはなれてたつかゆみ 腰にあづさの…

忠臣金短冊 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 43(左頁) 第三直指人身見性(じきしにんしんけんしやう)の御法(みのり)の声もかすか成 北山陰(かげ)の片辺(かたほとり)瑞祥院と聞へしは 小栗判官兼氏の建…

忠臣金短冊 第二

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 24(左頁) 第二尊(たっと)きは門より見へてにぎはしく 貧しき門(かど)は表からすむかひもなき志賀の里 松本村におpはからしすむ浪人は去年(こぞ)の春 切腹…

忠臣金短冊 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-00166 2小栗判官横山郡司 忠臣金短冊 3 忠臣金短冊(ちうしんこがねのたんざく) 作者 並木宗助 小川丈助 安田徳文忠功は是礼の余り 武勇は是義の余り 其余り満々として …

碁盤太平記(兼好法師あとをひ)

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-322 2 兼好法師あとをひ 碁盤太平記 付く師直がさよ衣今は一様の黒羽織 并に大勝四十七目のいし 近松門左衛門作 物もふどなたぞ頼みましよ 頼みませふものもふもふ…

兼好法師物見車 中之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-273 25 中之巻友とするにあしき友七つよき友三つ有一つには物くるゝ友二つにはくすし 智あるともこそえきしやなれ こゝに侍従が父うづまさの又五郎 もとは火たきの…

兼好法師物見車 上之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-273 2 兼好法師物見車 近松門左衛門作つれ/\゛なるまゝに日くらし硯にむかひて 心にうつり行よしなしごとの手ならひに 人にいふべき思ひならねば神の御願(ぐはん…

忠義太平記大全 巻之十二

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 244(左頁)忠義太平記大全巻之第十二 目録 鑓屋孫六異様(ことやう)の鑓をこしらゆる事 天王寺屋度(たく)兵衛難義にあふ事 度兵衛隠遁して地斎と改る事 赤間関之進かまくらに下向の事 国分寺に詣(もふ…

忠義太平記大全 巻之十一

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 226(左頁)忠義太平記大全巻之第十一 目録 寺沢市左衛門士の列に入る事 藤沢の道場葬送の事 大川八郎なさけふかき事 盟約(けいやく)の士生害をとぐる事 国分寺葬礼儀式の事 衆僧追善大法事の事 227宗野…

忠義太平記大全 巻之十

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 208(左頁)忠義太平記大全巻之第十 目録 亀が谷(やつ)より国分寺に使をつかはす事 国分寺の和尚勇気ある事 鉄羊坊(てつようぼう)石鯨(けい)坊首おくりの事 片山源七兵衛下人にいとまをやらんといふ…

忠義太平記大全 巻之九

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 185(左頁)忠義太平記大全巻之第九 目録 盟約の者共尾花殿の屋形を引とる事 右門とのゝ首を白小袖につゝむ事 所々の辻番共あひとがめし事 祝い小路酒屋九郎助が仕合(しあはせ)の事 早鷹富林発句をせし事…

忠義太平記大全 巻之八

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 162(左頁)忠義太平記大全巻之第八 目録 盟約のもの共夜うちに出立事 諸せい追手搦手よりやかたへ攻寄(せめよする)事 辻番三人をいけどりをく事 一味のもの共やかたへせめ入る事 遠松文六泉水へまろび入…

忠義太平記大全 巻之七

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 138(左頁)忠義太平記大全巻之第七 目録 由良之助早鷹源六をまねく事 大岸手だてをいひきかす事 源六五十嵐順器をたばかる事 冨林祐右衛門筋違(すぢかい)橋にゆく事 富林母にさいごのいとまを乞事 老母…

忠義太平記大全 巻之六

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 116(左頁)忠義太平記大全巻之第六 目録 大岸由良之助国分寺に参詣する事 由良之助亡君のはかへもふずる事 仙覚和尚に対面し往時をかたる事 関屋勝右衛門扇がやつへゆきむかふ事 由良之助盟約をかくしてつ…

忠義太平記大全 巻之五

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 93(左頁)忠義太平記大全巻之第五 目録 溝部弓兵衛夫婦忠心の切なる事 由良之助密計をいひきかす事 溝部がつましのびてかまくらに下る事 盟約の者共姿をかへて手だてを巡らす事 神木海辺以下買人となる事 …

忠義太平記大全 巻之四

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 71忠義太平記大全巻之第四 目録大岸由良之助父子上がたにのぼる事 大野木生野宇治の名所見物の事 大岸力弥大野生野を討たんと儀する事 大野木生野天命につきぬる事 大野木十郎兵衛飢死にの事 生野正賢生死…

忠義太平記大全 巻之三

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 49忠義太平記大全巻之三 目録立川勘六片谷一之助大岸が宿に来る事 山村源兵衛三十両の金を盗み落行く事 大岸が推量符を合するごとく成事 印南野家の後室御なげきの事 大名登仙院どのへ御いとまごひに参事 …