仮想空間

趣味の変体仮名

浮世草子

宝永千歳記 巻之六

読んだ本 新日本古典籍総合データベース https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100018446/viewer/1 91 宝永千歳記 六 92(挿絵) 93 抑(そも/\)南禅部州。大日本国の發りを考(かんごう)るに。古者(いにしへ)天地未(いまだ)分れず陰陽 わかれざりし…

宝永千歳記 巻之五(コマ27~下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 27(下段を続けて読みます) 宝永千歳記巻之第五 風流都めぐり 去程に伝(つて)之助。天満宮の霊夢に任(まかせ)。 国々を一見し。我が古郷(ふるさと)に帰りしが。猶洛外 をめくらん…

宝永千歳記 巻之五(上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 27(上段を続けて読みます) 都之事(みやこのこと) 釋名(しやくめう)に曰(いわく)。国民の居所(きよしよ)を 都と云。帝王世紀に曰。大(たい) 昊(かう)宓儀(ふつき:ふくき)…

宝永千歳記 巻之四(コマ15~20下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 (巻之四:コマ20まで下段を続けて読みます) 15 宝永千歳記巻之第四 宝永二年三月朔日より京大坂伊勢路に於て金銀米(べい) 銭(せん)衣服器財食物等にカフィラズぬけ参に志をなす人数…

宝永千歳記 巻之三(コマ3~13下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 (巻之三:コマ13まで下段を続けて読みます) 3 宝永千歳記巻之第三 神明奇瑞の御祓(しんめいきずいのおはらい) 夫(それ)生(しやう)は始(はじめ)死は終(をわり)なり。共に陽陰…

宝永千歳記 巻の三(コマ3~13上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 (巻之三:コマ13まで上段を続けて読みます) 3 ▲「参宮山瀬の奇瑞」 信州水内郡(みづちこほり)河合町(かわあいまち)に 有徳の町人あり。一人の娘 をもつ。生質(うまれつき)数万に…

宝永千歳記 巻之二(コマ27~39下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (巻之二:下段続けて読みます) 27 宝永千歳記巻之二 智恵鏡文珠の呪諷(まじなひ) 夫(それ)陰陽。昼夜。進退。得失。存亡。是非。 善悪。有無。二つの中に。智者は作罪(ささい) に…

宝永千歳記 巻之ニ(コマ27~39上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (巻之二:上段を続けて読みます) 27 ▲「鬼女(きじょ)鬚(ひげ)を疑ふ 説」 地獄を見侍(はんべ)れば。鬼 は角を戴き口耳ぎわまで さけるがら。上下の牙おひ 揃(そろひ)たる。され…

宝永千歳記 巻之壱(コマ3~25下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (下段を続けて読みます) 3 宝永千歳記序 天下泰平国土安穏にして武運も 長く久かるべきためしには兼てぞ 植し常磐の松も。今一しほの色を まし。千里(ちさと)の梅のにほひ常よりも 増…

宝永千歳記 巻之壱(コマ3~25上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (上段を続けて読みます) 3 ▲ 北野天満宮は菅丞相(かんしやうじやう)の御 垂迹(すいしゃく)也。丞相は大臣の唐名(からな) 也。御諱(いみな)は道真(みちざね)。御先祖は天(あ…

御入部伽羅女 巻之六

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554353?tocOpened=1 42 御入部伽羅女巻之六 目録 名残は班女(はんじよ)があふぎ車 (廿一)遊色(ゆうしよく)一番難波(なには)の新町 一四筋不残女郎の名よせ 一ならびに内証友吟味する 一揚屋茶やの外…

御入部伽羅女 巻之五

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554353?tocOpened=1 24 御入部伽羅女巻之五 目録 願は垂愛?(門に由)害(あほうらせつ)じまん (十七)泉州貝塚に一番の夫殺(おっところし) 一すきに赤えぼし着詰(きせづめ)の入聟 一十一人までもつと…

御入部伽羅女 巻之四

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554353?tocOpened=1 3 御入部伽羅女巻之四 目録 喧花ははだか金(かね)百両包 (十三)三ヶの津一番の 一役者も爰は一分たゝぬ往事(いきじ) 一みがいて見てもさびの落ぬ 一舞台わきざし大ぜりふ 金のえぼ…

御入部伽羅女 巻之三

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554352?tocOpened=1 43 御入部伽羅女巻之三 目録 水損(すいそん)のない枚方(ひらかた)小判 (九)道中一番の前金取 一爰は脇つめ御法度の 一ながれ女それで川端ふたり 一ころり山椒みそよりからい心底 飛…

御入部伽羅女 巻之ニ

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554352?tocOpened=1 21(左頁) 御入部伽羅女巻之二 目録 詮議は花崎二枚手形 (五)御前一番の欠落 一千話(ちわ)文五つが十九匁二分七ル 一年は廿九水性なれど 一ひでり男に渡したり金五十両 恋風引込(ひ…

御入部伽羅女 巻之一

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554352?tocOpened=1 3 書中京師大後伊勢オカゲ参ノ事ヲ記シタリ京師ノ火災ハ 宝永五年オカゲ参は其翌年ヨリ此書ノ成ル時マデモ流行シタル ナルベシ又書中ニ亀屋忠兵衛槌屋梅川カ事ハ当春ヨリ露顕シタ リト見…

世間胸算用 巻五

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534240 86(左頁) 胸算用 大晦日は一日千金 巻五 目録 一 つまりての夜市 文反古は恥の中/\ いにしへに替る人の風俗 二 才覚の軸すだれ 親の目にはかしこし 江戸廻しの油樽 87 三 平太郎殿 かしましのお祖…

世間胸算用 巻四

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534240 66(左頁) 胸算用 大晦日は一日千金 巻四 目録 一 闇の夜の悪口 世に有人の衣(きぬ)くばり 地車に引隠居銀 二 奈良の庭竈 萬事正月払ひそよし 山路を越る数の子 67 三 亭主の入替り 下り舟の乗合咄…

世間胸算用 巻三

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534240 46(左頁) 胸算用 いい晦日は一日千金 巻三 一 都の顔見せ芝居 ◯それ/\の仕出し羽織 ◯大晦日の編笠はかづき物 二 餅はなは年の内の詠め ◯掛取上手の五郎左衛門 ◯大晦日に無用の仕形舞(しかたまひ)…

世間胸算用 巻二

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534240 26(左頁) 胸算用 大晦日は一日千金 巻二 目録 一 銀壱匁の溝中 ◯長町につゞく嫁入荷物 ◯大晦日の祝儀紙子一疋 二 訛言(うそ)も只はきかぬ宿 ◯何の沙汰なき取あげ祖母(ばゝ) ◯大晦日のなげぶしも…

世間胸算用 巻一

いつか読めるようになりたいと思っていた本です。翻刻があるのでわからない文字を照らし合わせながら読みました。 読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534240 4 松の風静に初曙の若えひ す/\諸商人買ての幸ひ 売ての仕合扨帳閉棚おろ し納め銀…

当世芝居気質 巻之四

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2当世芝居気質巻の四 ①作者の一巻さづかりしヒウドロ/\の仕組(しぐみ)道頓堀の因果経に曰く 人間の捨て所野等(のら)の塵芥(ごもく)場(ば)は作者とむべなるかな …

当世芝居気質 巻之三

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2当世芝居気質巻の三 ①敵役(かたきやく)の性根をあらはす掛取(かけとり)の毒薬一人貪戻(いつじんたんれい)なれば一国乱をおこす 一人立敵(いちにんたてがたき)あ…

当世芝居気質 巻之二

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2当世芝居気質巻の二 ①操方(あやつりかた)の黒巾(くろご)より赤子のつかひ様太夫おとろへたれども操ます/\上達す されば人形つかひといへば上手下手も有ふとおもへ…

当世芝居気質 巻之一

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00654/index.html 2 序雪月花に情をうごかしほとゝぎすに枕を欹(そばたつ)るは詩歌に心ある人の癖なめり顔見世の櫓太鼓には錦繍に身を粧ふ御家様よりねぶりがちなる這出の小女郎まで心と…

忠義太平記大全 巻之十二

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 244(左頁)忠義太平記大全巻之第十二 目録 鑓屋孫六異様(ことやう)の鑓をこしらゆる事 天王寺屋度(たく)兵衛難義にあふ事 度兵衛隠遁して地斎と改る事 赤間関之進かまくらに下向の事 国分寺に詣(もふ…

忠義太平記大全 巻之十一

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 226(左頁)忠義太平記大全巻之第十一 目録 寺沢市左衛門士の列に入る事 藤沢の道場葬送の事 大川八郎なさけふかき事 盟約(けいやく)の士生害をとぐる事 国分寺葬礼儀式の事 衆僧追善大法事の事 227宗野…

忠義太平記大全 巻之十

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 208(左頁)忠義太平記大全巻之第十 目録 亀が谷(やつ)より国分寺に使をつかはす事 国分寺の和尚勇気ある事 鉄羊坊(てつようぼう)石鯨(けい)坊首おくりの事 片山源七兵衛下人にいとまをやらんといふ…

忠義太平記大全 巻之九

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 185(左頁)忠義太平記大全巻之第九 目録 盟約の者共尾花殿の屋形を引とる事 右門とのゝ首を白小袖につゝむ事 所々の辻番共あひとがめし事 祝い小路酒屋九郎助が仕合(しあはせ)の事 早鷹富林発句をせし事…

忠義太平記大全 巻之八

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ 忠義太平記大全 162(左頁)忠義太平記大全巻之第八 目録 盟約のもの共夜うちに出立事 諸せい追手搦手よりやかたへ攻寄(せめよする)事 辻番三人をいけどりをく事 一味のもの共やかたへせめ入る事 遠松文六泉水へまろび入…