絵草子
読んだ本 https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100226243/16?ln=ja 3 桃山人夜話巻第四 第廿七 手負蛇 (だいにじうしち ておひへび) 蛇は陰地に生じて陰気をすく(好く)がゆへに執念深し 依て手を負はせ なま殺しにするときは かなら ずあた(仇)をむくふ…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2575202 3 笑顔(わらいかほ) いかほと おかしき 事ありとも 目顔を しかめ 又は 其ほとり まて も 響(ひゞく)ほとも 高笑(たかわらひ)をし 畳に 臥(ふし)て 人の 見る めを はゞ からぬ は 人からを 見おと さる…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2575201 3 櫛 楴枝(くし かうかい:櫛笄) いにしへは 黄楊(つげ)にて 製したるを 上品と 定めけると 見へて 定家(ていか)卿(けふ)の 御うたに つけのおくしと 読(よみ)給へり 鼈甲(べつかう)を もちゆるは 近…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2575200/1/2 2 序 新玉(あらたま)の年のはしめ門に松竹(まつたけ) もふくるも寿を粧(よそほ)ふならす哉(や) 人として粧ひなくはあらめわきて 婦(をんな)はいかはかり美(いみじ)くとも脂粉事(よそほふこと)…
読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ro09/ro09_04452/index.html PDF 2 絵本浅紫序 花は上野月は隅田川の流れに影ひろごり て猶前編にもれたるを寝問(ねどひはどひ)の童我(わらんべ)の 詞につきて紅翠軒(こうすいけん)の答(こたへ…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567277?tocOpened=1 2 源氏物語 巻之九十 宇治十帖 はしひめ しいかもと あけまき さわらひ やとり木 あつま屋 うきふね かけろふ 手ならひ 夢のうきはし 以上 橋姫 椎本 総角 早蕨 宿木 東屋 浮舟 蜻蛉 手習…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567276?tocOpened=1 1 おさな源氏物語 四之 上 わかなより 2 源氏物語 巻之七八 わかな上 同 下 かしは木 よこふえ すゝむし 夕きり みのり まほろし にほうみや こうはい たけ川 若菜 上 同 下 柏木 横笛 鈴…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567275?tocOpened=1 2 源氏物語 巻之五六 玉かつら はつね こてふ ほたる とこなつ かゝり火 野わき みゆき ふちはかま まきはしら むめかえ 藤のうら葉 3 (系図略) 玉かつら 源 卅五才 とし月へたゝりぬれ…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567274?tocOpened=1 1 おさな源氏物語 二之上 さかきより 2 源氏物語 巻之三四 さか木 花ちる里 須磨 あかし みをつくし よもぎふ せき屋 えあはせ まつ風 うす雲 あさかほ をとめ (図)南 秋好中宮 池 御蔵…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567273 言葉の意味を調べ、漢字を充ててみました(薄字)。 1 おさな源氏物語 巻一~二 2 ある女はうの長/\しきさうしをよみけるをわらはへ とものこそりよりて聞いけるかはやそらにおほえて くち/\にいひ…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1919909 2 百(もゝ)たらうばなし むかし/\。しん/\゛のぢゝは。せきぜんの。 たかきやまへ。ぼんほうの。くさかりに。しんじつ のばゝは。いんとくの。ふかきかはへ。こゝろの あかを。せんたくに。ゆきけ…
「有吉のカネオくん」の国会図書館の回で、おもしろ蔵書の一つとして紹介されていました。桃を食べた爺さん婆さんが若返って子作り再チャレンジの結果生れたのが桃太郎、というバージョン違いの説がミソです。お伴にして欲しい犬猿雉の自己プレゼンも面白か…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554828?tocOpened=1 3 女用訓蒙図彙(おんなようきんもうづい)序 天地(あめつち)むら気そめ陰陽となづけしより人論は じまれり 国さかへ里さかふるなり しかあれば有(う) 情(じやう)にをいて妹背のこ…
読んだ本 https://www.dh-jac.net/db1/books/results1280.php?f1=hayBK02-0155&f12=1&enter=portal&lang=ja&max=1&skip=0&enter=portal&lang=ja 2 序 今迄 世に ばけ物の本 あまたありといへども 皆怪(あやし)く 恐敷(をそろしき)のみにて 其变化の正体…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2534292 3 絵本名所江戸桜 あか駒のはらばふ田い(為)水鳥のすたくみぬま も神にしませる 大君のみとくに野な? 帰る道あらたまりて 市ひめの神のひとまへ より大寺(おほてら)の墻(かき)のしりへまで 人…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592445?tocOpened=1 3 「嶋原(しまばら)の茶屋(ちやや)」丹波口(たんばくち)のちや 屋 此所は色里(いろさと)にかよふ おの こ 三まいがた 四まいかたの お ろせ にあしをはやめ そらを とふがごとく…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592444?tocOpened=1 3 職之部(しよくのふ) 次第不同 「大工」天竺より始れり 日 本にては人皇(にんわう)のはしめ 筑 紫 日向の橘の京に 矢 造(つくり)し給ふ時はしまれり 其後 聖徳太子伽藍御 建立の時…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592443?tocOpened=1 3 細工人部(さいくにんぶ) 次第不同 「金彫師(かなほりし)」此細工むかしより あり 中頃 後小松院の御時に 後藤祐乗(ゆふじやう)といふ者 名人にし て其かくれなし 其頃 狩野(かの…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592442?tocOpened=1 3 商人部(あきんどのぶ) 次第不同 「呉服(ごふく)や」応神天皇の御 時 唐土(もろこし)より呉服(くれは)空織(あやは)と いふ兄弟の女わたりて絹 を織れり 此名によそへ て上品(…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592441?tocOpened=1 3 作業部(さぎうのふ) 次第不同 「茶師(ちやし)」茶はもろこしよりわたれり 建仁寺の開山 栄西(えいさい)宗国(そうこく)に入て 茶の実(み)をえて帰朝せり 又 明恵(みやうえ)…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592440?tocOpened=1 3 能芸部(のふげいのぶ) 次第不同 「歌人」和歌は此国の風俗 として神代(かみよ)よりおこれり 假名の三十一文字をつらねて 仏神の感応にもあつかり 目にみえぬ鬼をもかたふ くる事歌…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592439?tocOpened=1 3 上(かみ)貴(たつと)き公卿より庶人(しよじん)の賎(いやし)きに いたるまての其所作をくわしく家々(いえ/\)に 尋(たつね)て来由(らいゆう)をたゝし或は唐大和(からやま…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 21 徳升作 全五冊 貞房画 後編 北條時政記(ほうじょうじせいき) 文政辛卯の春 森屋 治兵衛版 新版 斯くて時政申されけるは、「重忠が申す如く、この上は伊豆の守護人を吟味遂げずとし、先ず先ず稲…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 2 北条時政記 森屋版 卯の春(上)新版 3 (左頁) それ天道は正を善くして邪を憎む。昔より治乱興廃善悪邪正によること天の 命ずる所にして、人功私智(じんこうしち)の及ぶものにあらず。平相国…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 (意味不明の単語は調べた上で適宜漢字を当て嵌めました) 20 辛 卯 の 春 新版 徳升作 貞房え 21 徳升さく 全五冊 貞房え 後へん 北条時政記(ほうじやうじせいき) 文政辛卯の春 森屋 しんばん 治…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 2 北條時政記(ほうじやうじせいき) 森屋版 卯の春 (上) しん はん 3 五柳亭徳舛撰 全五冊 五亀亭定房画 前編 北條時政記 文政十四 東都馬喰町 辛卯新板 版元 森治 夫(それ)天道は正を善(よく…
NHK美の壺「料理が映える折敷」より 病草紙(やまいのそうし)歯槽膿漏の男 京都国立博物館蔵 おとこありけり もとよりくちのうちのはみなゆるきてすこしもこわきものなとはかみわるにおよはすなましいにおちぬくることはなくてものくふ時にさはりてたえかた…
BS「ザ・バックヤード 九州国立博物館」より 「病草紙(やまいのそうし)」の「顔にあざがある女」と思われる。 ある女かほにあさといふものありてあさゆふこれをなけきけりあさはうちまかせて人の身にあるものなれとも閑所はくるしめなしかほなとにつきぬれ…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301825 3 明和七庚寅年 殺生石水晶物語 (左頁) こゝに人王七十四代のみかど とばのいん御ほつたいまし/\ ほうわうと申奉る 第八のわうじとしひと しん王に御くらい ゆづらせ給ふ としひとしん王を こんえ…
読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9892936 3 滑稽のことばに曰。おもて見さんせやくまい物 かとは。所謂悪(にく)い/\は可愛(かはゆい)の裏にして。又初会に客 の名を呼(よぶ)は。其裏を返させんか為なり。羽二重ずれの 大通(だいつう)…