仮想空間

趣味の変体仮名

近松門左衛門

信州川中島合戦 第一

「本朝二十四孝」の元となる作だそうです。近松節炸裂してます。 読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-02296 2 信州川中嶋合戦 作者近松門左衛門森々(しん/\)たる人品(じんぴん)千丈の松のことし。磥々(…

碁盤太平記(兼好法師あとをひ)

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-322 2 兼好法師あとをひ 碁盤太平記 付く師直がさよ衣今は一様の黒羽織 并に大勝四十七目のいし 近松門左衛門作 物もふどなたぞ頼みましよ 頼みませふものもふもふ…

兼好法師物見車 中之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-273 25 中之巻友とするにあしき友七つよき友三つ有一つには物くるゝ友二つにはくすし 智あるともこそえきしやなれ こゝに侍従が父うづまさの又五郎 もとは火たきの…

兼好法師物見車 上之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-273 2 兼好法師物見車 近松門左衛門作つれ/\゛なるまゝに日くらし硯にむかひて 心にうつり行よしなしごとの手ならひに 人にいふべき思ひならねば神の御願(ぐはん…

国性爺合戦 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 97 第五たいさんをわきばさんてほくかいをこゆることはあたはず王の王たらざるはあたはさるにはあらずとかや 延平王国性爺兵を用ることたな心にまはすかごとく …

国性爺合戦 第四

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 76(左頁) 第四もろこしの便今やとまつらがた 小むつが宿のあけくれはからの姫みや相住みを あたりとなりもうき名立唐と日本のしほざかひ ちくら者かとうたは…

国性爺合戦 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 51(左頁) 第三仁ある君も用なき臣はやしなふことあたはず 慈有父もえきなき子はあひすることあたはず やまともろこしさま/\゛に道のちまたはわかるれど まよ…

国性爺合戦 第二 

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 29(左頁) 第二 はまつたひ綿蛮(めんはん)たる黄鳥丘隅(くはうてうきうぐ)にとゞまる 人としてとゞまる所にとゞまらずんば鳥にしかさるへしとかや 爰に大…

国性爺合戦 初段

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース イ14-00002-299 2国性爺合戦 第四回目 竹本播磨少掾七回忌追善 大序 竹本大隅掾 大西藤蔵 初段 中 竹本紋太夫 鶴沢義助 次 竹本土佐太夫 竹沢弥七 切 竹本千賀太夫 大西藤蔵 二…

生玉心中 下之巻 嘉平次おさが道行  

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 47(左頁) 嘉平次おさが道行 下之巻なむあみた/\ なむあみだ仏なむあみた/\ なむあみだ/\ なむあみだぶつなむだみだ/\ 南無阿弥陀仏を頼ても 西をうしろにあゆみ行極楽浄土にそむく…

生玉心中 中之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 33(左頁) 中之巻こゝろ/\の あきなひも 皆世渡りの大和橋 下行水の淡(あは)よりも色にぞかねは消やすく 際(きは)は素焼の明(あき)徳利けふのあやめの節句にも 見世指し身皿とや…

生玉心中 上之巻

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-00182 3 上巻 喜平次 おさが 生玉心中 近松門左衛門今につたへて老松の /\ かはらぬ色をたのまん 其松が枝のみやばしら今にさかへて数万人 心々のぐわん立て 神のお身さへアゝいそもじの まし…

嫗山姥 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 64(左頁) 第五(謡一セイ)ようたいしもみてり 一せいのげんくはくそらになく はかう秋ふかし五夜のあいえん月にさけぶ 物すさまじき山路かな かくて頼光四天王を相具し 鳥も通はぬいか…

嫗山姥 第四 頼光道行

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 50(左頁) 頼光道行 第四あだなりと名にこそたてれさくら花 /\ ちりてもついにねにかへる みやこのはるを たのみても 浮世のふちせつねならぬ ながれのゆくえくみてしれ源の頼光(らい…

嫗山姥 第三・とうろうの段

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 33(左頁) 第三ねい人の詞は甘きことみつのごとく 人をそこなふこと刃より猶速(すみやか)也清原の右大将平の正盛にかたんし 源の頼光ぶゆんにほこりらうぜき者を引こみ みんかをさはが…

嫗山姥 第二 廓咄の段

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 20(左頁) 第二まつらがたひれふる山の石よりも つもる思ひは猶おもき いはくらの大なごん兼冬(かねふゆ)公御娘 おもだか姫と申せしは源の頼(らい)光(くはう)と 御えんへんのけい…

嫗山姥 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 2五百番の内 嫗山姥 作者近松門左衛門漢に三尺の斬蛇(ざんじや)あつて四百年のもとひをおこし 秦に太阿工(たいわこう)市あつて六国を合す 古の君子是を以て自まもると 子路(しろ)が…

傾城反魂香 下之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-01140 82(左頁) 下之巻凡絵の道には六つの方法有 長康張僧陸探の三人を 異朝の三祖と学びきて和国に筆の色をます かのゝ四郎二郎元信天然彩墨の妙手を得て 後柏原後奈良の院正親町(おほきまち)の帝 三代…

傾城反魂香 三熊野かげろふ姿(中之巻)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-01140 70(左頁) 三熊野かげろふ姿(中之巻)あらおしや あたら夜や ふうふのなかにさく花も 一夜のゆめのながめとは いsらぬおとこの いたはしやとなくより ほsかの ことはなく むかしのあさの 身じまひ…

傾城反魂香 中之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-01140 40 中之巻里は都のひつじさるなり通ひても 通ひたらぬぞ三筋町西に洞院中道寺 えもんがばゝの一方口まだ大門のをそ桜 忍びてひらけ一ばん門の東がしらむドン どんと打たる太このばん太 何者やら大門口…

傾城反魂香 上之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-01140 3 傾城反魂香 近松門左衛門作白きを後と花の雪 /\ 野山や春をえがくらん 聞に北野の時鳥はつねをなきし其むかし 清涼殿に立られしはね馬の障子のえ 夜ごとに出て萩の戸のはぎをくひしも金岡(かなお…

心中天網島 下之巻 道行名残の橋尽し

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-570 33(右頁7行目) 下之巻 こひなさけ 爰をせにせん しゝみ川ながるゝ水も 行通ふ 人もおとせぬうしみつの 空十五夜の月さへて ひかりはくらきかどあんどうやまとや伝兵衛を一字がき ねむりがち成ひ…

心中天網島 中之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-570 19(左頁) 中之巻ふくとくに あまみつ神の名をすぐに 天神ばしと行通ふ 所も神のおまへ町いとなむわざも紙見世に 紙屋治兵衛と名を付てちはやふる程かいにくる かみは正ぢきしやうばいは所がらな…

心中天網島 上之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-570 2 紙屋治兵衛 きいの国や小はる 天の網嶋 作者近松門左衛門さん上ばつからふんごろのつころちよつころふんごろでまてとつころからゆつくる/\/\たが 笠をわんがらんがらす そらがくんぐる/\…

薩摩歌 下之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 45(左頁) 源五兵衛おまん夢分舟 下之巻源五べどこへいきやる さつまの山へ 跡はおまんが涙のうみよ ふねもをされず ろかいもたゝず よるべたづねてうか/\ うか/\こがるゝ 源五べこがるゝた…

薩摩歌 中之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 23 中之巻川下に布つくあしたきて見れば かんずるよはの霜と見るもの/\つばき/\谷川のつばき あみ笠なりにひらいたらよかろなをよかろさつささつまの ばせを布 さらすもをるも かみがたで ま…

薩摩歌 上之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 2 源五兵衛 おまん 薩摩歌 近松門左衛門 (上之巻)桜咲やよひはかりの出かはりに しんざのつばめ置つけてあとをにござぬ水のおも はひ出の蛙二合半くびにかけたか時鳥 木々のこずえもしげ蔵とた…

出世景清 第五

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など (ニ10-02172 コマ30の左頁から31の右頁落丁) 28(左頁2行目) 第五うだいしやうよりとも公なんとの大ふつ御さいこうまし/\ すでのじやうじゆとうつたふれば くやうのほうしや…

出世景清 第四

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 21(左頁) 第四けにやまうしやうゆうもうんつきぬれば力なし ふびんやなか げきよかまくらよりのひやうぢやうにて 六はらのみなみおもてにはじめてろうを立させらる いちいしら…

出世景清 第三

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 15(左頁6行目) 第三悪七兵衛かけきよゆくえしれずなりたれば 尤天下の御大事と諸国のゆかりをせんぎ有 中にもあつたの大ぐじはげんざいのしうととて ちばの小太郎からめ取てけ…