仮想空間

趣味の変体仮名

近松門左衛門

薩摩歌 下之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 45(左頁) 源五兵衛おまん夢分舟 下之巻源五べどこへいきやる さつまの山へ 跡はおまんが涙のうみよ ふねもをされず ろかいもたゝず よるべたづねてうか/\ うか/\こがるゝ 源五べこがるゝた…

薩摩歌 中之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 23 中之巻川下に布つくあしたきて見れば かんずるよはの霜と見るもの/\つばき/\谷川のつばき あみ笠なりにひらいたらよかろなをよかろさつささつまの ばせを布 さらすもをるも かみがたで ま…

薩摩歌 上之巻

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-345 2 源五兵衛 おまん 薩摩歌 近松門左衛門 (上之巻)桜咲やよひはかりの出かはりに しんざのつばめ置つけてあとをにござぬ水のおも はひ出の蛙二合半くびにかけたか時鳥 木々のこずえもしげ蔵とた…

出世景清 第五

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など (ニ10-02172 コマ30の左頁から31の右頁落丁) 28(左頁2行目) 第五うだいしやうよりとも公なんとの大ふつ御さいこうまし/\ すでのじやうじゆとうつたふれば くやうのほうしや…

出世景清 第四

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 21(左頁) 第四けにやまうしやうゆうもうんつきぬれば力なし ふびんやなか げきよかまくらよりのひやうぢやうにて 六はらのみなみおもてにはじめてろうを立させらる いちいしら…

出世景清 第三

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 15(左頁6行目) 第三悪七兵衛かけきよゆくえしれずなりたれば 尤天下の御大事と諸国のゆかりをせんぎ有 中にもあつたの大ぐじはげんざいのしうととて ちばの小太郎からめ取てけ…

出世景清 第二

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 9(右頁5行目) 第二まことやたけきものゝふも恋にやつるゝならひ有 たきゝをおへる山人も立よる花のかげきよも つねに清水寺のくはんぜおんをしんじ奉り さんけいの道すがら清水…

出世景清 第一

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-383 ニ10-02172 など 2(左頁) 出世景清 (第一)めうほうれんげきやうくはんぜおんぼさつ ふもんぼんだい廿五は大ぜう八ぢくのこつずい しん/\゛のぎやうじや大じ大ひのくはうみやうにあづかり奉…

大経師昔暦 おさん茂兵衛こよみ歌

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-487 44(左頁・下の巻つづき) おさん茂兵衛こよみ歌のる人も乗せたる駒も ついに行く道とはしれど さいご日のけふかあすかの我身には 我のみさゆる心地して あまたの人の命ごひ それを杖…

大経師昔暦 下の巻(奥丹波隠れ家の段)

三度目の観劇をしてきました。ばかだよね折角見に行ったのに、ところどころ寝落ちしてしまった。3部制の2部は眠くなる時間帯だし、舞台はずっと薄暗いし、疲れが溜まっているし、今日は寝るな~と思っていたら頑張ったけどやっぱり寝ちゃった。でも気持よか…

大経師昔暦 中之の巻(岡崎村梅龍内の段)

二度目の観劇をしてきました。今度はブログラムの解説も読んで準備万端、何より前回とはうってかわって舞台全体がよく見える席だったこともあり、一度目とは随分と印象が違いました。この間は右寄りから見たのだけど、セットの家屋に視界を遮られ舞台の三分…

大経師昔暦 上の巻(大経師内の段)

只今絶賛上演中の演目につき早速予備知識なしに初見で観劇したところこれがまあ最悪な状況のさなかにずっぱり幕、予想だにしないなりゆきに思考停止のまま休憩時間は終わって続きの段、解決の目途もあるかなきかの内に待っていたのはまさかの顛末「はあ?何…

平家女護島 第三(朱雀御所の段)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-723 40(左頁) 第三顔回ははやく夭して遂に四十の花を見ず。盗跖寿(いのち)長して既に八十の霜をふむ。生死不定の理りは上智博識も弁すべからずとや。小松の大臣(おとゞ)重成公。御所…

平家女護島 六波羅の段(初段)

カンニングなしだと所々読めないなあ。近松自筆草稿と被る部分を赤字にしました。 読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-723 平家女護島 作近松門左衛門序詞籠の中に鸚鵡檻(おばしま)にしたがつてふし仰ぎ。 ?(まど)を窺ひ…

近松自筆

これが読めた日にゃウルトラハイパーしみじみバリまじ嬉しいんじゃん?ジャジャジャジャーン、近松門左衛門自筆草稿!ベートーベンとは逆に達筆が為かもしれないが近松さんも大分読みにくいです。ゆえに眺めること一年余り。一年前に初めて見た時はまったく…

曽根崎心中(再読)

読んだ本 http://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-481 2 (三十三所観音廻り)曽根崎心中 付り観音廻りげにやあんらくせかいより 今此しやばにじげんして 我らがためのくはんぜおんあをぐもたかしたかきやに のぼりてたみのにぎはひを ちぎ…

平家女護島 第二 (俊寛)

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-723 23 左頁 第二我門に千尋有陰と詠ぜしも 平家に繁る園の竹 入道相国の御娘中宮御産のあたり月 御産所は六はらの池殿にて 兼ての御祈祷御室東寺天台座主を始 御願寺十六ヶ寺 いせ住吉加…

鑓の権三重帷子 下之巻

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00152 参考にした本 ニ10-01619 33 権三おさい道行 下の巻やりの権三はだてしやでござる あぶらつぼから出す様な男 しんとんとろりと見とれるおとこ どうでも権三はよい男 花の枝からこぼれるお…

鑓の権三重帷子 上之巻

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-00152 参考にした本 ニ10-01619 3鑓の権三重帷子 作者近松門左衛門 (浜の宮馬場の段)君八千代国は おさまる御留守にも 弓馬たしなむあつさゆみ馬の庭のり遠乗と はるかに出しはまのみや とり…

女殺油地獄 上・中・下巻

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-140 2上巻 女殺油地獄 作者近松門左衛門 (徳庵堤の段) ふねはしんぞののり心サヨイヨエ 君と我と われと君とは づにのつたのつてきた しつとんとん/\しととん/\ しつとゝあふせのな…

冥途の飛脚 新口村

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-789 ) 22 すめる世のおきてたゞしく きない きんごくにおつ手かゝりなかにもやまとはしやうこくとて 十七けんの飛脚とひ屋あるひは巡礼ふる手かひ せきぞろにばけていへ/\をのぞきの…

冥途の飛脚 道行相合かご

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-789 ) 20 忠兵衛 梅川 あいやひかご 下之巻 すいちやうかうけいに まくらならべしねやのうち なれしふすまのよすがらも四つもんのあとゆめもなし さるにてもわがつまの あきよりさきに…

冥途の飛脚 封印切の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ (イ14-00002-789 ) 中の巻ゑい/\からすがなからすがな うはきがらすが月夜もやみも首尾をもとめてあはふ/\とさ あをあみ笠の もみぢして すみびほのめく夕べ迄思ひ/\の恋風や 恋とあはれはたべひとつ …

冥途の飛脚 淡路町の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-789 ) 忠兵衛 梅川 冥途の飛脚 身をつくしなにはにさくや此花の 里は三筋に町の名もさどヽゑちごの相の手を 通ふ千鳥のあはぢ町 亀屋の世つぎ忠兵衛 ことし廿の上はまた四年いぜんに大…

曽根崎心中 天神森の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html(イ14-00002-481) 33此よのなごり 夜もなごり しにゆく身をたとふればあだしがはらの道のしも 一あしづヽにきえてゆく ゆめのゆめこそあはれなれ あれかぞふればあかつきの 七つの時が六つなりての…

曽根崎心中 天満屋の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-481 ) 23恋風の 身にしゞみ川 ながれては其うつせがいうつヽなきいろのやみぢをてらせとて よごとにともすともしびは 四きのほたるよあまよのほしか なつも花見るむめだばしたびのひな…

曽根崎心中 生玉社前の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html(イ14-00002-481) ひら仮名が多いので読み易かった。現行の文楽公演と相違点多し。 8(左頁)立まよふ うきなをよそに もらさじとつヽむ心のうちほんまち こがるヽむねのひらのやにはるをかさねしひ…

曽根崎心中 三十三所観音廻り

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-481 ) 曽根崎心中 付 観音廻り げにやあんらくせかいより 今此しやばにじげんして 我らがためのくはんぜおんあをぐもたのしたかきやに のほりてたみのにきはひを ちぎりをきてしなには…

平家女護島 舟路の道行より敷名の浦の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html(イ14-00002-724) 参照した本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/970018/239?viewMode= 64第四 舟路の道行 頃は文月 半の空 都方にはなきたまを むかへて帰るまきの露 是も都へ帰り行 ふねにぞの…

平家女護島 鬼界が島の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-724 参照した本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/970018/239?viewMode= 23 第二 我門に千尋有陰と詠ぜしも 平家に繁る園の竹 入道相国の御娘中宮御産のあたり月 御産所は六らの池殿に…