錦絵新聞

大阪錦絵新聞 第十一号

大阪錦絵新聞 第十一号 第二大區十小區大宝寺町中久町二十二番地に住平松さとといふ按腹する者の家へ二月十九日午後六時頃に年齢二十八九の婦(をんな)か来り わたくしは近所の 薪(き)屋の者でござり升か 只今内に客が有て酒が出て有り升ゆへ あなたで療…

大阪錦絵新聞 第四十号

文明のとくたるや四才や五才の幼童(おさなご)書を讀(よみ)文字かき和歌を詠み説教なして老人によく理をさとすも有ノ又生れながらにして怪力の奇童など緒新聞紙上に見へたり こゝに又第三區十二小區新町南通り一町目の客舎大林長治郎の男徳太郎は五年四ヶ…

報知新聞 第五百六十五号

男たる者は事に当り能(よ)く前先(あとさき)を思慮(かんがへ)て分別するを以て貴(たっと)しとす 去(され)は一度決心(けつちやく)の後再び未練を残す事あれば往々(とかく)禍害(わざはひ)を引出す事あり備中国浅口郡玉島村の田嶋政太郎は年五十…

大阪錦新話 第一号

羽前の国山形に、旅籠屋又兵衛といへる者は相応にくらせしが、六年まへに東京より女義太夫が来て興行せしに、おあさといへる義太夫に、うつゝぬかして又兵衛は、素直な女房をおきざりに、出奔んなして横浜で、おあさと二人くらせしが、追々金もつかびすて諸…

曽根崎三丁目の情死

字が小さく読み難い部分があったが頑張って読んでみた。 明治八年大坂錦画新聞第九号 第三月十七日午後八時頃大坂西成郡第三?曽根崎村云々に。新屋しきに情死とて。汚名の高き安五郎は。元薩州蔵やしきの仲士にて。江戸堀北通三丁目に住居しものながら。フ…