錦絵新聞

報知新聞 第五百六十五号

男たる者は事に当り能(よ)く前先(あとさき)を思慮(かんがへ)て分別するを以て貴(たっと)しとす 去(され)は一度決心(けつちやく)の後再び未練を残す事あれば往々(とかく)禍害(わざはひ)を引出す事あり備中国浅口郡玉島村の田嶋政太郎は年五十…

大阪錦新話 第一号

羽前の国山形に、旅籠屋又兵衛といへる者は相応にくらせしが、六年まへに東京より女義太夫が来て興行せしに、おあさといへる義太夫に、うつゝぬかして又兵衛は、素直な女房をおきざりに、出奔んなして横浜で、おあさと二人くらせしが、追々金もつかびすて諸…

曽根崎三丁目の情死

字が小さく読み難い部分があったが頑張って読んでみた。 明治八年大坂錦画新聞第九号 第三月十七日午後八時頃大坂西成郡第三?曽根崎村云々に。新屋しきに情死とて。汚名の高き安五郎は。元薩州蔵やしきの仲士にて。江戸堀北通三丁目に住居しものながら。フ…