仮想空間

趣味の変体仮名

傾城阿波の鳴門 第五

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 46(左頁) 第五南無阿弥陀/\ 抑(そも/\)当寺の御本尊目剥の如来と申奉るは 人皇廿六代武烈天王悪逆無道の有様にて渡らせ給ふ其時に此如来出現まし/\て御怒給ひ 両眼を剥せ給へば武烈…

傾城阿波の鳴門 第四

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 32(左頁) 第四浪花津に いづれはあれど取わけて 分限長者の寄所 今橋筋の軒ならび 其名も綷(くけ)屋三郎右衛門と人にしられし家がらも 夫に離るゝ不仕合商ひ 万事不手廻りに 今は世間…

傾城阿波の鳴門 第三

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 27(左頁) 第三下総と渡せる橋は 両国の国境をば名に呼し 橋のあいろも見へわかず 猶降しきる夕立のしのを乱せる雨の足 夜目にも夫(それ)と蛇の目傘 えならぬ工の二人迚 両国橋にさし…

傾城阿波の鳴門 第二

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 13 第二 桜井主膳と表札を 打ねど其名隠れなき 阿波の一城主玉木衛門之助殿譜代の侍主従供に武蔵野の月も忠義に目もふれぬ 堅い屋敷の内庭に掃除は得手のやちこらさ打水玉の露程も かげひ…

傾城阿波の鳴門 第一

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-01136 3傾城阿波の鳴門 座本 近松門左衛門 第壱唐(から)の七賢 ?廣(しうくはう)阮籍(きせき)元咸(げんかん)向秀(しやうしう)王戎(わうじう)山濤(さんとう)列伶(れつれい)思ひ/\に出立て …

浪花百景之内 なんばむら御蔵

難波邑御蔵(なんばむらおんくら)は大坂御城米御囲(ごじょうまいおんかこい)所(しよ)にして回(めぐ)り十五六丁あり御船入は新川より続き水門厳重にして此辺(ほと)り樹木老茂りその気色寂莫(じやくまく)として閑静なり此川添に木津難波にかよふ橋…

一子相伝極秘巻(いっしそうでんごくひのまき)第五

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554808 31一子相伝極秘巻第五 目録一仙人になり様極秘伝一大黒の打出の小槌を手細工に作り様極妙一堪忍の玉を堀出す奇法妙伝一大(おほい)成福(さいわい)を得(う)る口伝一一生落馬せざる法一三尸虫(し…

一子相伝極秘巻(いっしそうでんごくひのまき)第四

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554808 17一子相伝極秘巻第四 目録一即座に甘き酒を辛くし辛き酒を甘くする自由の 秘方一力なきものに五人張(はり)の弓をひかせる智巧の術一百姓の田地子孫に永く伝ゆる秘密一つかひ捨たる金銀銭又元へかへ…

一子相傳極秘巻(いっしそうでんごくひのまき)第三

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554808 3一子相伝極秘巻第三 目録一匹夫も天下に名を揚ぐる妙決一一生貧乏にならぬ極秘の印下一水の底にて行燈をとぼす秘術一刀の刃を握りて手のきれざる妙術一屋根の上にて角力をとりて落ざる秘術一一切の持…

一子相傳極秘巻(いっしそうでんごくひのまき)第二 

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554807 23一子相伝極秘巻第二 目録一白髪を黒く仕様の秘密一吠る犬をなたむる禁方一盗人にぬすみを一生させざる妙術一家内へ盗人のいらざる備(そなへ)の秘伝一剣術柔術の達者ものをたやすく搦捕(からめと…

一子相傳極秘巻(いっしそうでんごくひのまき)第一 

洒落大喜利みたいな秘伝の数々です。わたくしごとですが、手持ちのフライパンが愈焦げ付くようになり新しく買い直そうとは思うものの、今まで通り安いものを頻繁に使い捨てるか、それとも0の数が一つ多い耐久性のある高級品を思い切って買ってみるか、扨ど…

疱瘡心得草(ほうさうこゝろえぐさ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2539520 2疱瘡心得草(ほうさうこゝろえぐさ)全部一冊 此本は疱瘡(ほうさう)初て日本にわたりし事初熱(ほどおり)より日数(ひかず)心得の事ども并(ならびに)麻疹(はしか)水痘(へいない)の心得疱瘡…

麦殿大明神(むぎどのだいみょうじん)

麦殿大明神 どくだてのもの第一房事酒入湯炙治そばるい何れも五十日程つゝしむべしあぶらこき魚るい川魚るい一せつわろし青ものるいのうちは大方わろし其外梅ぼしぬかみそなどは甚わろし朝夕の風にあふてもつともわろし 毒断ての物第一、房事、酒、入湯、灸…

ほうねん亀

天保十亥七月十四日夜市中に斎也 紀州熊野浦にて 生どり ほうねん亀悪病よけの守 からだの まわり壱丈八尺かほは四尺五寸

麻疹癚語(ましんせんご)

読んだ本 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00005224#?c=0&m=0&s=0&cv=0&r=0&xywh=-2396%2C-208%2C10407%2C4159 4麻疹癚語(ましんせんご)序 曩時(さき)に式亭主人。麻疹戯言(ましんきげん)を著して。はしかとあしかの異なるを論じ。世上の睡(…

古今名婦伝 新町の夕霧

「古今名婦伝」 新町の夕霧浪花新町扇屋の遊女なり心優しく書に妙を得たり惜哉早世す今も寺町浄国寺に此妓の墓あり花岳芳春(くわがくほうしゆん)信女といふこの妓の着たる褂(うちかけ)今猶存せり夕霧が冬九軒吉田屋にあり且板行して好事家の玩となれりか…

尚古造紙挿(しょうこぞうしばさみ) 下

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html イ02 02533 2七種繁曾我(なゝくさにきわいそが)第一番目 市村座 「よこ山丁壱丁め新道 いづみやごん四郎 はんもとおろし」 あさひやの小ばやし 太夫師之丞 五郎時宗 市川團十郎 上 馬上の段浄…

尚古造紙挿(しょうこぞうしばさみ) 上

これも声曲類纂に引用されていた本です。 読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html イ02 02533 2尚古造紙挿 全部二巻 鶏鳴舎蔵 3尚古造紙挿(せうこさうしはさみ)目録 宝永二年伊勢御影参の古図并御奇瑞記録 (いせおかげまいりのこづな…

三日転愛哀死々(みっかころりあいあいしし)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533379 2 鼻唄 こし屋高蔵 穴掘溜太郎 焼場粉無太郎 医寺坊三 三ザン 跡野妻子 折レ口五九郎 肴屋文三作者 しね屋徳三郎 右より太鼓 門前子蔵 日々に笛 無駄奈祈祷太 つゝみ 強飯万十 ふり付 屋美月間内 「…

虎列刺退治(これらたいじ)

虎列刺退治(これらたいじ) 虎列刺の奇薬広島諸臺に在勤せらるゝ歩兵大尉某(それ)氏はこの頃コレラにかゝりて死去せられたるが死後はかならず解剖して公衆の為にその病原を究むべしと遺言ありたり 依て國手(いしゃ)相集りて死体を解割(にわけ)し顕微…

肥前国蘆野浜の神社姫

此名を神社姫と号す龍宮御使女なり于時(ときに)文政二卯四月九日肥前国葦野濱上る因州八兵衛と申もの是を虫捕いたし 我は是神社姫龍宮よりの御使いなり 当年より七年の間豊年 しかれ共コロリと云病時行 人数多か死事有んへし 我姿を画に 八(?)を見る人…

件獣(くだんじう)の写真 

件獣(くだんじう)の写真 ○夫(それ)この件(くだん)といふ獣は古へよりあるといふ説有 先も文政年間に此獣出(いづ)るその時年中の吉凶を諸人に知らして我姿を家の内に張置ときは厄難病難を除くといふて三日にして死せしといふ 夫ゆへ皆銘々に其図を求…

丹後倉橋山の件(くだん)

大豊作をしらす 丹後国与附郡 何某板件(くだん)と云獣(けだもの)なり 天保七申十二月丹後国倉橋山の山中に図の如くからだは牛 面(かを)は人に似たる件(くだん)といふ獣出たり昔宝永二年酉の十二月にも此件出 其翌年より豊作打つゞきしと 古き書々に…

日向の尼彦入道

尼彦入道日向の国イリノ浜沖へ出たる入道也此入道を見たる人は熊本氏族芝田忠太郎と申者也 此入道もふす事には当年より六ヶ年豊年也と申事也 然し延当年急病にて日本人??申事也 此入道の姿を朝夕はる時は其大難をのかすと申事也

熊本真字郡のアマビコ

肥後国熊本守御領分真字郡と申所に毎夜/\猿の声して人を呼ぶ同所に柴田五郎左衛門と申人聞届の所我は海中に住む尼彦と申者なり偖告るに本年より向ふ六ヶ年豊作なるも諸国に流行病多し人間六分通り死?然し?我が姿座前に貼置かば必ず其病難を免るべ?故に此…

肥後の国熊本の人魚

ひごの国くま本のかんぬし山本氏(うじ)の娘十三才にて先達(さきだつ)てうみに身をなげ死す 当ねん七回忌に付人々多くあつまりとむらひをなせしに俄にかいちうしんどうしていぎやの姿あらわれたり其かたちづのごとくにて頭ら女のごとくかみ長くして角あり…

声曲類纂 追考

読んだ本 http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200017224/ 196 追考「一の巻 増補」此くだり前に加ふべきを刻なりて后見出たれは止事あたはすして編尾に記ぬ○川岡雑談に云(編者 不詳)小野のお通といへる秀才の女の事異説色々ありあるひは太閤秀吉の侍女とも…

声曲類纂 巻之五

読んだ本 http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200017224/ 166声曲類纂巻之五 目録本手組端手組裏組其外秘曲之事 長唄の事 降逹節 弄斎(らうさい)節 林雪(りんぜつ) 恋慕節ほそり片撥 投(なげ)節 梛(なぎ)節 継(つぎ)節土手節 籬(まがき)節 加賀節…

浪花百景之内  廣田社 雪景

此社頭は住吉堺紀州大峯高野の街道にて行人絶る間(ひま)なく中(ちう)秋(しう)の頃は此辺萩の葉おほく且虫の名處にして雅俗の遊客こゝにつどふも多かりき

洞房語園 52~96頁(完) 

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533774参考にした本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html ヲ06 00356 52一明暦二年申十月九日御奉行所へ吉原町年 寄共を御召有て只今迄の場所御用地に 付屋敷替仰付させられ候急度御請申上 本…