あげ巻の介六が事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667 歌舞伎の助六のモデルとなった人の話。揚巻や意休のモデルも。 咄の絵有多 : 古今青楼 (南陀伽紫蘭・ 山東京伝他著) 14 あげ巻の介六が事 むかし江戸町弐丁目大松屋のかゝへ人に松がえといひし遊女あ…

山谷舟の事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667/14?viewMode= 13 山谷舟の事猪牙をさんやふねといふはむかし 山谷山の宿にかうこくせしころいひふらせし名也又散茶ふねといふも女郎かいぶねといふ事かいにしへは二丁だち三丁だちとてありしが今はやら…

山本屋かつ山の事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667 13 山本屋かつ山の事むかし京町二丁目山本や介右衛門かかゝへにかつ山といへるゆふぢよありもといやしかざる女なりしか父のふきやうをこうむり此里へいたる突出しの日黒しゆすの小袖にいもせ山ながるゝ…

袖留突出女郎の事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667 いや読めない読めましぇん、所々ちょーいい加減。 12袖留突出女郎の事新そうといへるはあたらしき舟によそへし名也いとけなきより此さとへきたり十四五にもなれはあね女郎のせわにてみせへ出すなりその…

太夫格子并遊女女郎傾城といふ事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667 11○太夫格子并遊女女郎傾城といふ事女郎をさして太夫といふ事はさるがくの当夫にひして名付たり是は大かうしをかまへミセへ出ずそのつきなるをこうし女郎といふ又いふ女聖武天皇の御宇天平神亀のころよ…

新吉原の事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667 10新吉原の事爰に明暦二年申の十月元吉原ばしよがへの事こうめいあり代地として今の新吉原をたまはる元吉原町に五わりましのつもりにて二町に三丁のばしよを下されしなり又今まではひるミセばかりなり…

元葭原之事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667 9 元葭原之事こゝに庄司甚右衛門といふもの天正十八年に年十五才にて東武へ来るそうしう小田原のうまれ也是も柳丁にすみてわれけいせい町のかいきせん事をおもひはじめておゝやけへねがいをあげ慶長十…

加賀見山旧錦絵 七段目 長局の段 奥庭の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856204 2加賀見山舊錦繪 七段目跡見送りて襖の陰お初が (長局の段)それと抜足さし足傍を詠め吐息つき テモ恐ろしい工み事 お下がりの遅い故どふか 3斯かと思ひ過しまた者の行く事ならぬ奥御殿往て見よふとは…

加賀見山旧錦絵 六段目 草履打の段  

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856203 2加賀見山舊錦繪 六ツ目ノ奥求馬は後に只一人 文の返事をとやかうと暫し木陰に佇めり 斯くとはいさやしらにぎて縁のいとゆふ 3結合す人目をそつと嬪早枝 としや遅しと走り寄物をも云はず求馬が顔うらめ…

大橋柳町の事 咄の絵有多

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667/14?viewMode= 9 大橋柳町の事そのかみ慶長年中のころまではゆふ女まちとてさだまりたる所なくたゞ二三げんづゝ所々にありそのなかにのきをならべてありし所三ヶ所なりそのはしよは今のこうし丁の八丁目…

咄の絵有多 「序」

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1242667/14?viewMode= 読めない字がたくさ~ん。ヒド~イ。テキトー。 古今青楼 咄の絵有多 通油松村 2序庭の焚火のしろ/\とあけぼのしらす鶏あれば。月の出しほの虫の音あり。さねみぬ花の並木あれば。たん…

加賀見山旧錦絵 又助住家の段(『加賀見山廓写本』七段目)

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856580 2 加々見山舊錦繪 又助住家段 後には突穂なま中に夫も何と云寄らん 詞なければ女房も 態とすげなふ見せかけて 云れた 3内に長居もみれんなもふお暇申ます アゝコレ 夫れは又どふした事 子迄有中退き去り…

近松門左衛門の碑 松乃木大明神

昨日読んだ「猫塚」の隣に、更に大きな近松門左衛門の石碑が建っている。 平安堂近松巣林子信盛碑四天王并護国寺主職権大僧正潦應書 と読めるが「并」と「潦」には自信がない。 見よこの石碑のぶ厚さ。真横から見たところだよこれ。 西區京町堀上通三丁目百…

猫塚 松乃木大明神

松乃木大明神にある猫塚は三味線に使われた猫を供養するため建立された。 写真だと分かりにくいがかなりでかい。 裏面を読んでみよう。 残さはや ちりし 桜の 花の匂ひ 一行目が読み難いので別角度で。 続け字で、残「さはや」だよね。 三行目「花」は「は」…

楠昔噺 徳太夫住家の段

というわけで『楠昔噺』の「砧拍子の段」だけ読んで、続く「徳太夫住家の段」を楽しみに文楽劇場で見たらばあーた、まさかの予想を上回る展開に客席で現実に「え゛~~」と声を出して驚く嵌めになったのでありました。だってさ時代物だから誰か死ぬのだろう…

柿本人麿

岩佐又兵衛画筆。なんじゃこりゃ。 対の「紀貫之」同様、漢字は漢字として読めるだけ読んでみよう。 保濃甫乃登明石農昴の?霧木嶋億行船惜そ思 柿本人麿 勝以画之 ハア?もうワケわかんない。 翻刻をカンニングすると、 「保濃甫乃登」=「ほのぼのと」、 …

菅原伝授手習鑑 二段目 道行詞甘替  安井汐待の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-890 ) 36二段目 口 道行詞の甘替(みちゆきことばのあまいかい) サア/\子供衆買たり/\ 飴の鳥じや飴の鳥 それがいやならしる飴鑿(のみ)切り泣く子の口へ地黄煎玉 扨其外平野飴…

菅原伝授手習鑑 初段 築地の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-890) p31 右頁七行目下~ 「出て行く 源蔵と引っ違へ帰る梅王青息吐息 門の臺木に足つまづきかつぱと転(こけ)て起きる間も待た れぬ/\侍衆 御大事がおこつてきた 科の様子何かはし…

紀貫之

岩佐又兵衛筆。読めねえよ。 平仮名として読める文字以外を漢字のまま読んでみよう。 紀貫之 桜ちる木の下風盤佐無賀羅天空耳志ら禮怒雪そ降介類 勝以画之 なんじゃこりゃ。あてくしが自力で平仮名に変換できるのは、 「盤」=「は」 「佐」=「さ」 「無」…

菅原伝授手習鑑 初段 筆法伝授の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-890 ) 筆法伝授の段 p18 左頁三行目~ 立ち帰る 上根と稽古と好きと三つの中 好きこそ物の上手とは 芸能修行教への金言 公務の暇明け暮れに好ませ給へる道真公 堂上堂下りはいふに及ば…

菅原伝授手習鑑 初段 加茂堤の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-890) p10左頁二行目中程~ 引捨る車は松に輪を休め 舎人 二人は肘枕 二輛ならべし御所車かたへは藤原かたへは菅原道真公の名代は左中弁希世 時平公の代参は三善清貫 加茂明神へ御脳の…

菅原伝授手習鑑 初段 大内の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-890 ) 参考にした本 同上イ14-00002-441 など 2菅原伝授手習鑑 (初段 大内の段)蒼々たる姑射(こや)の松化して芍薬の美人と顕れ珊々たる羅浮山の梅 夢に清麗の佳人となる 皆是擬議…

東都八景 佃嶋帰帆

東都八景 佃嶋帰帆 真帆 引てかへる 佃に夕月の御舟も おなしむやひ するらし 重堂 真帆引いて 帰る佃に夕月の御舟も同じ 舫いするらし 「裳」は「も」では、と閃くのに数日かかった。「むやひ」は「もやい・舫い」だと思う。 【みんなの知識 ちょっと便利帳…

菅原伝授手習鑑 三段目 車曳きの段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856508 286菅原伝授手習鑑 三の口 (車曳の段) 鳥の子の巣にはなれ魚陸(くが)に上がるとは 浪人の身の喩え種(ぐさ) 管丞相の舎人梅王丸主君流罪なされてより 287都の事共取賄ひ 御台のお行方尋ねんと笠ふ…

菅原伝授手習鑑 二段目 丞相名残の段(道明寺)

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856508 256(表紙)菅原伝授手習鑑二段目切 道明寺 257菅原伝授手習鑑 二の切 (丞相名残の段) 聞かして入りにけり 早刻限ぞと御膳の拵へ 銚子土器(かはらけ)熨斗昆布嬪共に嶋臺持たせ 伯母御座敷へ出給ひ …

菅原伝授手習鑑 二段目 杖折檻の段 東天紅の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856508 224(表紙) 八時鶏(やごゑとり)の段 菅原伝授 弐段目の中 225菅原伝授手習鑑 弐の中 (杖折檻の段) 管丞相の御別れ対面ありたき覚寿の願ひ 流人預かる判官代輝国の用捨を以て 河内の屋敷へ入給へば …

楠昔噺 砧拍子の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856219 落語か漫才みたいで笑った。続きはしんみり涙アリの展開かしら。 でも時代物なんだっけ?じゃあ誰かの命が犠牲に? え゛~~ 劇場でのお楽しみ! 追記:劇場でお楽しみ後 徳太夫住家の段 楠昔噺 三の口 …

菅原伝授手習鑑 五段目 大内天変の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html(イ14-00002-890) 参考にした本 同上(ニ10-02393) 2冊目 54 五段目雲井長果(のどけ・長閑)き大内山早立ちはる水無月下旬日毎/\に時違へず電光雷火霹靂(はたゝがみ) 打続ての天変只事ならず …

菅原伝授手習鑑 四段目 寺小屋の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856509 12 左頁1行目~ 引連れ急ぎ行 どりやこちの子と近付きにと若君の傍へ寄せ機嫌紛らす折からに 立帰る主の源蔵常にかはつて色青ざめ 内入り 13悪く子供を見廻し エゝ氏より育ちといふに 繁花の地と違ひ い…

菅原伝授手習鑑 四段目 寺入りの段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856509 2 菅原伝授手習鑑 四の切 (寺入の段) 一字千金二千金三千世界の 宝ぞと 教へる人に習ふ子の中に交る菅秀才武部源蔵夫婦の者いたはり 3傅(かしづ)き我子ぞと 人目に見せて片山家芹生の里へ所がへ子供…

増補菅原伝授手習鑑 松王屋敷の段

明治時代になってから書かれたものだそう。仮に全段通しで上演したとすると「北嵯峨」と「寺入り」の間に挿入される。松王により妻千代の真意が量られた上での夫婦の苦渋の決意、小太郎のあどけなくも健気な幼いなりの自己犠牲への覚悟、松王の仮病の必然性…

菅原伝授手習鑑 四段目 北嵯峨の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-890 2冊目 34p 5行目~) 34 5行目下夢破る 門山伏が螺の貝吹立/\北嵯峨の 在も山家もぬけめなく縁の行者の跡を追い 朝夕してやる五器膳器 五器の実修行としられたり アゝやかまし御…

菅原伝授手習鑑 四段目 天拝山の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-890 2冊目 p26~) 26 四段目 君思へばよやヨホイホ結ぼれ糸のハリナ とけぬ心がつろござるいよつろござる つらき筑紫に立つ年月 御いたはしや管丞相 讒者の業に罪せられ 埴生の小屋の…

菅原伝授手習鑑 三段目 桜丸切腹の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856508 344 右頁5行目下~ 呑込で奥へ行 兄弟夫婦に引わかれ取残されし八重が身の 仕廻もいかぬ 物思ひ門へ立そに待つ夫思ひがけなき納戸口刀片手ににつこと笑ひ女房共待ちつらんと 声にびっくり走り寄り いつ…

菅原伝授手習鑑 三段目 訴訟の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856508 336左頁 1行目下~ あらず戻られし 年は寄ってもこはいは親 上へも上らず犬蹲(つくば)ひけふの御祝儀おめでたふと 祝儀は述べても赤面し塵をひねらぬ斗なり 親はほや/\機嫌顔 嬶達が先へ来て七十の …

菅原伝授手習鑑 三段目 喧嘩の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856508 328左頁さして出て行く コレちよ様 年寄らしやつても 物覚がよい事 こな様や此はるは氏神様しつて居る 八重様は今が始め いわしやんすりや其通り 物覚のよい親御に違ひ 物忘れする子供達 松王殿なぜおそ…

菅原伝授手習鑑 三段目 茶筅酒の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856508 308菅原伝授手習鑑 三の切 別れ行 春さきは在々の鋤鍬迄が楽々と 遊びがちなる一農一番村では年(ねん)古き人にしられし四郎九郎 律儀一遍屑(?とりえ)にて管丞相の御領分 佐太村に手 309軽き下屋敷…

東都八景 浅草夕照扇形

東都八景浅草夕照 梅樹園 花芳 仏ます山の 紅葉のあかさ堂うつる 夕日の光り たふ とし 広重画 仏在す(ます・座す) 山の紅葉の藜(あかざ)堂映る夕陽の光尊し 「あかさ堂」を「あかざ堂」と読むのではないだろうか、と閃くのに一週間程かかった。折につけ…

道中膝栗毛 赤坂並木の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856516 コマ34~ 映画『やじきた道中てれすこ』繋がりで『道中膝栗毛』を読んでみた。『近頃河原の達引』 や『冥途の飛脚』を彷彿とさせる個所以外は読んでいてあまり面白くなかった。感嘆詞や 擬音・オノマト…

映画『やじきた道中てれすこ』荷物の紙貼

映画『やじきた道中てれすこ』の勘三郎扮する弥次さんが肩に掛けている振り分け荷物の面に貼ってあるのは義太夫の床本のようだ。 なんの本か当ててみよう。 わっかるっかな~ん。こーゆーの大好き。楽しいな! アップ! が諷ひ伝へて 東の驛路思議と独云 忍…

映画『やじきた道中てれすこ』のてれすこ

「てれすこ」とは落語に登場する正体不明の未確認生物らしい。 映画『やじきた道中てれすこ』では淀川に現れた。 大坂は心斎橋筋で配られている「てれすこ」のチラシ。なんじゃこの人面魚は。 近頃大坂町御奉行所へ捕え置かれ候異形の生物これあり候この異形…

妹背山女庭訓 姫戻りの段 金殿の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856576 2 妹背山婦女庭訓 四の切 されば恋する身ぞつらや (姫戻りの段)出るも入るも忍ぶ草 露踏わけて橘姫 すご/\帰る対の屋の 障子に 3ばらり打礫 ソリヤお帰りのしらせぞと めい/\庭につどひおり しを…

妹背山女庭訓 道行恋苧環

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html (イ14-00002-069 p78~ ) 78 道行恋のおだまき 岩戸隠れし神様は 誰とねゝしてとこ闇の夜々/\ごとに通ひては又帰るさの道もせ気もせ夫も何ゆへ恋故に やつるゝ所体恥しと 俤照す薄衣に包めどかほ…

妹背山女庭訓 杉酒屋の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033811 妹背山婦女庭訓 四の口 日と供にいとなむさまも入相の 四方のいちぐら戸ざし時 子太郎後を打見やり 灯(ともひ)を上げ表の戸 3夜の構へのそこ爰と こなたの道より 歩み寄 振の袖の香やごとなき 面を隠…

近頃河原の達引 堀川の段

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856590 参考にした本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856443 おしゅん伝兵衛 堀川の段 おなし都も世に連れて田舎が増の薄煙 堀川辺に住居して後家の操も立月日 琴三味線の 3指南屋も 合の手もつれ気もつれ…

うつろ舟の蛮女

読んだ本 https://www.nijl.ac.jp/ (兎園小説) 見慣れない字が多く時間がかかった。 「うつろ舟」とは江戸時代に漂着したUFOのような船をいう。 漂着地は千葉とも茨城沖ともいわれている。 虚舟 - Wikipedia 120コマうつろ舟の蛮女 享和三年 癸亥の春二月…

百人一首の内 大納言経信

百人一首之内 大納言経信 夕されば門田のいなばおとづれてあしのまろやに秋風ぞふく 金葉集秋の部に入る この詞書は師賢朝臣の梅津の山里に人々まかりて田家の秋風といふことをよめるにとあり 夕さればは夕暮のさまなり芦のまるやとは芦にて造れる家にてその…

甲越勇将伝 武田家廿四将 三討死之内 諸角豊後守昌清

甲越勇将伝 武田家廿四将 三討死之内 諸角豊後守昌清 甲陽廿四隊大将の中智勇は他人の右に出戦場数か度の強者なり川中島の軍味方大に敗れ大将既に危しと見えけれは此所に命を擲て主君を救ひ奉らんと手勢勝て一千余人真丸に備を立渦巻立たる敵中に会釈もなく…

江戸名所発句合之内 愛宕山

江戸名所発句合之内愛宕山二代目豊国,国貞改二代豊国,国貞改二代目豊国 凩(こがらし)やくびのみうごく鳩のこゑ 「小児(こども)しゆ兎角両親ハ大事になさいましョ唐(から)の書物にも鳩に反哺(はんぽ)の孝あり鴉に三枝(さんし)の礼ありと出てゐるさ…

江戸名所発句合之内 上野

江戸名所発句合之内 上野国貞改二代豊国 如何にしてこれをば「酒」と読めるのか未だ謎にして不明。 「さゝ」か?「花」か!? 井戸端のさくらあぶなし花の酔(ゑひ) 秋色(しうじき)の句も井戸ならバ入口に清水があり谷中の出口がしミづ門下が大きなしのば…