玉藻前曦袂 三段目 清水寺の段

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01240 35 右頁是より日本第三 清水寺の段 爰に うつして「ひさしけれ 禹湯(うとう)己を罪して興桀(こうけつ)す 紂人(ちうにん)を罰して身を亡す 殷の妲己が顔艶も 周の勇将雷震が打砕いた…

甲越勇将伝 上杉家廿四将 本庄越前守繁長 国芳

越前守繁長は謙信虎千代の幼年より補佐したる実に開国の元老なりされば彼大戦には海津の押に屯なししが西条山の武田勢追々川中嶋へ帰着なし午の刻過る頃より味方の籏色甚あしく大将の萊菔折懸の馬印敵中に漂ふ さまを遥に見て籏本を救ずんはあるべからずと川…

開運出世合体七福神 国芳

開運出世合体七福神 桶(?) 屋 大黒に似たりにたりと打笑ふ六福神をよせしすかたえ 一勇斎国芳戯画 大黒に似たりニタリと打ち笑う 六福神を寄せし姿絵

天満の子守唄

大阪は天神橋の北詰脇から土手に下りて大川沿いに東の方、天満橋方面へ歩くと、テニスコートを過ぎたあたりが「天満青物市場跡」でございまして、その近くに「天満の子守唄」の石碑があります。 読んでみましょ。 ねんねんころいち天満の市よ大根揃へて舟に…

源平布引滝 三の切 綿繰馬の段 (九郎助住家)

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856503 (コマ77表紙) 78源平布引滝 三の切「出て走行 音しづまれば 葵御前 太郎吉連て立出給ひ聞き及ひし実盛殿 お目にかゝるは初て段々のお情 忘置じと有 79ければ 是は/\御挨拶 某元は源氏の家臣 新院の…

源平布引滝 三の口 竹生島詣の段

床本も読んでみたの。だいぶん読みやすいの。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856222 2源平布引滝 三の口来る人と野に立人に 物とへば先へ/\とおしへられ 心も関の明神もよそに見なして走行小まんは御籏肌に入そこに 3隠れ爰に忍び 葵の御前…

女殺油地獄

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-140 2上巻 女殺油地獄 作者近松門左衛門 (徳庵堤の段) ふねはしんぞののり心サヨイヨエ 君と我と われと君とは づにのつたのつてきた しつとんとん/\しととん/\ しつとゝあふせのな…

源平布引滝 五段目

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-282 91 右頁第八 袖やしぼるらん柴をかりや/\ 柴かる手もとはさつても見事 へ鎌をかる/\゛テモ扨ても見事へとうたひつれ立つ年月も重りて頃は承安初めつ かた 所は木曽の山育ち 十六…

源平布引滝 四段目

舞台はいよいよ京都伏見は鳥羽の離宮へ。宮中での風流、女の噂話、酒癖、身顕わし、立ち廻り。なかなかのスリルとサスペンスのうちに清盛の息子や二組の夫婦の思いが交錯する。その思いを最後に歌に詠み合って各々の行く末へと別れ行く。 読んだ本 http://ww…

源平布引滝 三段目

冒頭に葵御前と九郎助一行による九郎助宅への道行が付いてそして 「矢橋の段」「竹生島遊覧の段」「九郎助住家の段」と続く。 竹生島は行ったことないのら~行ってみたいのら~。 読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-282 47 …

源平布引滝 二段目

中と切が「義賢館の段」。通称「義賢最期」と云うは歌舞伎に於いてのみ? 和生さんの義賢期待に違わずかっこよかっためっちゃよかった!いつもより人形がでっかく見えて思わずプログラムでかしらを確認してしまった。やはり検非違使だった。あ~んかっこいい…

源平布引滝 序段

序段で題名に「布引滝」と付く理由がわかる。 平清盛が登場する。 読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html イ14-00002-282 2待宵侍従優美蔵人 源平布引滝序段 檀強の不臣神宗の盛業を妨げ 邦家陽九の厄に当り一朝馭(きよ)を失ふて生民塗炭…

間違えやすい漢字メモ

かった漢字。答えは右側に反転文字にて。→紛らわし 影の 顔が 願ふた 顕れ 大煩ひ 行 折から 常か 常、道、水 は似ている。 預つて 一針や 計、針 悪い 悪、忍、名 腮(ほうげた)たゝくと こんなの読めましえん。 オワリ。

夏祭浪花鑑 九段目 玉島徳兵衛内

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-01283 91第九 親と子の縁を繋た 貫さしの捕縛 名物は刃物唐海月 備前備中両国で骨といはれし一寸徳兵衛命にかけて九郎兵衛を隠しとげればけふも又 庄屋代官の呼使是非なく行て留主の内 飛脚とおぼしき撥鬢…

夏祭浪花鑑 八段目 田島町団七内

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-01283 77第八 友達に心を砕た 石割雪踏の合印 日数さへ早一七日田嶋町魚屋商売ひれの有 主は團七九郎兵衛迚昔と今の名を合せ 手強き業も五人前高津祭の其夜より 内へ帰りてゆつくりと何知ぬ顔 せぬふりに …

夏祭浪花鑑 七段目 長町裏

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-01283 73左頁第七 男が欲を止兼た 紅粉紋の色入帷子 神と仏を荷なひ物はやし立てたる下寺町 高津宵宮の賑ひに紛れていそぐ舅義平次 かどの簾を細引きでくる/\巻の俄網 追立行を後よりも ヲゝイ呼かけ飛…

夏祭浪花鑑 六段目 釣船三婦内

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-01283 64第六 男の意地を立ぬいた 焼鉄の女房作 賑わしき難波高津の夏神楽 ねり込ふり込荷なひ込 てうさようさのだて提燈門の揃へは地下町の 印を見世にいよ簾 並ぶ家居の其中に釣船三婦が内客は内証預り…

夏祭浪花鑑 五段目 道行妹背の走書

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/ ニ10-01283 57左頁第五 道行妹背の走書ヲゝウイ/\ これ早ふ来てたもいの アゝ嬉しや今のは追手ではなかつたそふな ヤアあのかねは九つ心も 恋路の闇に 迷へど道は迷はじと 松屋町筋一筋に 思ひそめたるべに桔…

夏祭浪花鑑 四段目 内本町道具屋

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01283 41左頁第四 手代が恋を堀出した 浮牡丹の箱入娘難波津に 爰も眼の内本町 通筋を竪横に引廻したる角屋敷 道具屋の孫右衛門迚手広ふあきなふ大商人 表には茶の湯の道具時代蒔絵の道具類 和…

夏祭浪花鑑 三段目 住吉鳥居前

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01283 29 左頁第三 出入の数をつまぐつた 数珠三昧の男作 (住吉鳥居前の段) 住吉の浜辺を春の名に高き 夫レ斗では並木のかげ 新家の煮売髪結床 櫛のはをひく往来も自由な堺海道を 大坂の方か…

夏祭浪花鑑 二段目 玉島兵太夫内

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01283 15 左頁第二 殿の諚意を巻込だおやま絵の拝領物 治まる御代は国民に恵も深き泉の国 濱田の御城主東(あづま)より御帰国と 上下賑ふ家中町 表びら敷一かまへお国詰の諸士頭玉嶋兵太夫けふ…

夏祭浪花鑑 一段目 お鯛茶屋

読んだ本 http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/index.html ニ10-01283 2団七九郎兵衛釣舩三婦一寸徳兵衛 夏祭浪花鑑 第一 色の水上汲分た 御鯛茶屋の塩竃 諸行無常と響つゝ 菩提をしらする遠寺の鐘 生者必滅四季転変の花の色定めなきは娑婆世界 爰に六孫王の…

年が寄っても若い人だ 国芳

年が寄ても若い人だ よく子ているものを丑ろから寅まへてむだをゆ卯ので誠にはらか辰よいゝゆめを巳て午くねてさむくなつたらたれかよくおこつた未ばんを入てくんな申はうれしいがひ酉でたれも戌からもう亥いとおもつてよくねたらだれだかこんなに顔を干支た…

桜の木の下で眠る平忠度 

小林清親画 桜の木の下で眠る平忠度 ゆ支くれて木の下風乎宿とせハ花やこよひのあるし生ら牟忠度 ゆきくれて木の下風を宿とせば 花や今宵の主なるらむ 忠度 と読んでみたが、 最後の文句「なるらむ」は正しくは「ならまし」なのだそうだ。 どうしたら「生ら…

作象

色物馬鹿本草 磯田湖龍斎 作象(さくぞう) 一説に此象ねぼけたるをもふぞうといふ四足及四寸胴かへし有を並とす六寸より八寸まで有り是を大象といふ身の色黒白赤有り黒を上品とす気の生たるまんぢうをこのみ食ふいかれるときは黒赤く光り筋だつ四足をすぶ/…

二代尾上忠義伝 十段目追考つづき(終)

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301710 31「つゞき」かひがねの音ときのこえ「アゝラこゝちよやと見やるしるしは二ツ引りやう和田左衛門をはじめとして紙崎小膳いげの忠臣小手すねあてに身をかためとへはこへにかこみしはのがるべうは見えさ…

二代尾上忠義伝 十段目追考

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301710 30「十段め追考の文句」こゝにあしかゞの扇が谷の御やかた縫の助のくびじつけんあらんとて花の方花若丸上だんのまへ出給へばをぢごてんぜん和田大杉左右にこそはいならびぬくびおけたづさへ中老尾上つ…

二代尾上忠義伝 大詰の挿絵

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301710 29「大詰」「大杉が死ものぐるひしびとの山だかくごひろげ 「アリャ アリャ アリャ 「主人のおんばつ思ひしれ 「大詰」「大杉が死に物狂い、死人の山だ、覚悟ひろげ」「主人の御罰思い知れ」

二代尾上忠義伝 九段目つづき(その2)~十段目

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301710 28 「これより追加綴補」「十段目」とありますが、九段目が完結しているように思われます。 (上)「つゞき」やみ/\源蔵にたばかられさがみ川へおち行は仁木とこゝろえさみだれしきるよひやみにすは…

二代尾上忠義伝 九段目つづき(その1)

読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301710 27尾上はけらいを次の村へひらかせくれをあひづにいひつけししなむかひのときぢさんせよといひつけやりてことばをあらため「十内どの足利家より上使「イヤナニ上使とは「ほゝヲへつぎでもないそのほう…