天満天神の御旅
所なり 則ち戎嶋に
あり 社頭曠々として
境内に梅花多く 如月の
ころは遠近にかを
ちらして御愛樹の
い徳をしめし 前は
木津川の流れをうけて
住吉詣で 尻無川の紅葉
見なと都(すべ)て此所を過る
家形舟にはかぎの
妙音 酒客の酔勢(?すいせい)
ゆくあれば
かへるありて
しゞの遊観
また類ひ なし
天満天神の御旅
所なり 則ち戎嶋に
あり 社頭曠々として
境内に梅花多く 如月の
ころは遠近にかを
ちらして御愛樹の
い徳をしめし 前は
木津川の流れをうけて
住吉詣で 尻無川の紅葉
見なと都(すべ)て此所を過る
家形舟にはかぎの
妙音 酒客の酔勢(?すいせい)
ゆくあれば
かへるありて
しゞの遊観
また類ひ なし