難波邑御蔵(なんばむらおんくら)は
大坂御城米御囲(ごじょうまいおんかこい)
所(しよ)にして回(めぐ)り十五六
丁あり御船入は
新川より続き
水門厳重に
して此辺(ほと)り
樹木老茂り
その気色寂莫(じやくまく)と
して閑静なり此川
添に木津難波に
かよふ橋ありこれを
世俗幽霊ばしといふ
その由謂(ゆえん)をしらず
惣(すべ)て此辺の田甫(てんぽ)綿
藍おほく夜景
最も威あり
難波邑御蔵(なんばむらおんくら)は
大坂御城米御囲(ごじょうまいおんかこい)
所(しよ)にして回(めぐ)り十五六
丁あり御船入は
新川より続き
水門厳重に
して此辺(ほと)り
樹木老茂り
その気色寂莫(じやくまく)と
して閑静なり此川
添に木津難波に
かよふ橋ありこれを
世俗幽霊ばしといふ
その由謂(ゆえん)をしらず
惣(すべ)て此辺の田甫(てんぽ)綿
藍おほく夜景
最も威あり