2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ 50(右頁5行目) 下の巻 道行涙のあみ笠なま中にそめて真紅のもつれいと むすぼれしよりしら糸のむかしをしのぶ世のうさや 今はうき名もたちばなの 花のすが たもいつしかに しほれがちなる目にもろき つゆのいと…
読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-527 28(右頁5行目) 中之巻 河原の段 「出て行名に高き 四条河原も ふゆぎれて 川かぜさむくふきすさび ゆきゝも浪の石ばしる 水おとまでもよるはなを いとしん/\と物ずごく くもるそら より我むね…
読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-527 2おしゆん 伝兵衛 近頃河原達引 上之巻 祇園の段七重八重けふ九重に 匂ひぬる花の都の川東 祇園の社年ふりて和光のかけもいちじるく 参り下向の人くんしゆ咄し万歳居合ぬき えいとう/\諸見物 げ…
先日まで読んでいた「大経師昔暦」のもととなった事件を井原西鶴が「好色五人女」に取上げ脚色したと文楽公演のプログラムにありましたので、翻刻はいくらもありますが折角なので読んでみました。事件は、京都烏丸通り四条下ルの大経師浜岡権之助(後剃髪し…
読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html イ14-00002-487 44(左頁・下の巻つづき) おさん茂兵衛こよみ歌のる人も乗せたる駒も ついに行く道とはしれど さいご日のけふかあすかの我身には 我のみさゆる心地して あまたの人の命ごひ それを杖…
三度目の観劇をしてきました。ばかだよね折角見に行ったのに、ところどころ寝落ちしてしまった。3部制の2部は眠くなる時間帯だし、舞台はずっと薄暗いし、疲れが溜まっているし、今日は寝るな~と思っていたら頑張ったけどやっぱり寝ちゃった。でも気持よか…
二度目の観劇をしてきました。今度はブログラムの解説も読んで準備万端、何より前回とはうってかわって舞台全体がよく見える席だったこともあり、一度目とは随分と印象が違いました。この間は右寄りから見たのだけど、セットの家屋に視界を遮られ舞台の三分…
只今絶賛上演中の演目につき早速予備知識なしに初見で観劇したところこれがまあ最悪な状況のさなかにずっぱり幕、予想だにしないなりゆきに思考停止のまま休憩時間は終わって続きの段、解決の目途もあるかなきかの内に待っていたのはまさかの顛末「はあ?何…
読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 93(右頁6行目) 第五 かまくらさしてぞ急ぎける百戦百勝勇士の名を定めがたし 死を安くして名をあらはすといへり かづさの景清みづから頼朝の 手に渡れば 扇子が谷(やつ)につめ籠(ろう)をし…
読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 74(左頁) 第四 道行旅寝の添乳(そへぢ)哥はゝきゞの有りとは見へて あはぬとは代々のながめのたねなれど わが身ひとつはつれなきと 思ふ心の松の名や世にもあこやがつま思ひ つとめの中のまこ…
読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ イ14-00002-523 50(左頁) 第三 (阿古屋琴責)鳬(かも)の脛(はぎ)短しといへ共是をつがば憂へなん 鶴の脛長しといへ共是をたゝば悲しみなん 民をせいすること此理にひとし されば治まる九重に猶も非常をい…