仮想空間

趣味の変体仮名

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

絵本 妹背山婦女庭訓

文楽公演のプログラムに絵尽し「妹背山」の画像が載っていたので読みたくなりました。プログラム掲載のものはネットで閲覧できないようなので、他を探してこちらにしました。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/884070 2宝祚つたへて三十九代天智…

男色大鑑 第八巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (10) 2男色大鑑 本朝若風俗 第八巻 目録「一」夢に色ある化物の一ふし 二丁目神子(みこ)の口もあはぬむかしの事藤田皆之丞勝手屏風の事女の心たまやねをとびこす事 「…

男色大鑑 第七巻 

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html 請求記号:ヘ13_01753 (8) 2男色大鑑 本朝若風俗 第七巻 目録「一」蛍も夜は勤めの尻 二丁目吉田伊織藤村半太夫都の月花雨夜の竹の小笠問とこたへず仏前の花誰かはさし替て 「二」女方もすなる…

男色大鑑 第六巻

読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html ヘ13 04190 (7) 2男色大鑑 本朝若風俗 第六巻 目録「一」情の大盃潰胆(ひつくり)丸 二丁目伊藤小太夫さながらの女衆道中立売の内義きのふの小袖けふは形見 [二」姿は連理の小桜 七丁目願状に…

男色大鑑 第五巻

画証録に男色大鑑からの引用があったので、画証録を読むための参考になればと思い、歌舞伎役者の項だけ読んでみました。読んではみたものの、画証録の続きを読む気にはなれなさそうです今んとこ。 読んだ本 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.htm…

大阪錦絵新聞 第三十三号

大阪錦絵新聞 第卅三号 なにしあふ角の芝居の大舞台。檜の火にはあらずして。牡丹の花の火か松の。玉の振り毛のはげしきに。ちよつとうつりし火がはつと。なりひゞきたる大一座。見物客(けんぶつにん)は表木戸(おもて)迄。張り裂る程大入の。群集(ぐん…

妹背山婦女庭訓 第四・第五(井戸替~杉酒屋~道行~鱶七上使~姫戻り~金殿~入鹿滅亡~志賀都)

杉酒屋(今西酒造) 読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 70(左頁) 第四(井戸替の段)引たり ヲウ 引たり ヲツト文月七日例年の 水を新井に繰返す釣瓶の縄も三輪の里 酒商売の世杉屋が身過の水の内井戸をわけて 祝ひの賑は…

妹背山婦女庭訓 第三(太宰館~妹山背山)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 46(左頁) 第三(太宰館の段)奈良の都の八重九重 禁裏守護の太宰の館 入鹿公のお成迚?(さゞめ)き渡る奥女中 荒牧弥藤次一間を出 コリヤ仕丁(じそう)共 今日は入鹿公御目出たの御悦…

妹背山婦女庭訓 第二(猿沢池~つづら山・鹿殺し・掛乞・万歳~芝六忠義)

衣掛け柳と猿沢池 読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 24(左頁) 第弐(猿沢池の段)山又山も都路は心に連れて奥深き 名も猿沢の池にさへ波立 世こそうかりける こなたの道よりたとり来る山働きの狩人共 打連立て立留り コレ…

妹背山婦女庭訓 第一(大内~小松原~蝦夷子館)

読んだ本 https://www.waseda.jp/enpaku/db/ ニ10-00469 ニ10-02226 2(左頁) 再版 十三鐘 絹懸柳 妹背山婦女庭訓 座本 竹田新松 (第一)(大内の段)頭直位(かしこくもそろしめ)す 敷津八州(やしま)の三器(さんだから)智たり仁たり英勇の 利(とき…

大阪錦絵新聞 第廿五号

大坂堂島中通一丁目卅九番地 油商ひなる伊東政輔 家内打つれ参詣に四天王寺へ出行しは第三月の十五日 カノ極楽の彼岸会に 内は地獄の釜ならで 油を製する大釜あり 留主は下男と下女也しが 如何にしてやら誤ちて にへくり転(かへ)るカノ釜へ転(こ)け込む…

画証録 遊女 白拍子

加速のついてるうちに続けて読んではみたものの、難し~! 画証録疲れました。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533618 11(左頁) 遊女 白拍子和名抄乞盗類に 遊女楊氏漢語鈔云 遊行女児(宇加礼女一云阿曽比或説云昼遊行謂之遊女持夜而発其…

大阪錦絵新聞第卅五号

摂津の国西成郡勝間村井上良助といふ人の。倅は道も準之助。名にあらはれし孝行の。徳は人にも勝間むら。細き煙りの立居さへ。思ふに任せぬ母親が。去(こ)年(ぞ)の春からとりあはす。病ひも重き御恩とて。昼夜介抱おこたらず。薬煎じや飲食(のみくひ)…

画証録  相撲人古図

傀儡子の項を読むうち少し字に慣れたので、慣れ覚えている間にお相撲も読んでみました。 読んだ本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533618 5(左頁)画証録 喜多村信郎著 相撲人古図 丸山仁太夫明石志賀之助 古今行事人の粧相撲の節会は安元年中より絶…