国立劇場9月文楽公演にて、アンケートに答えたら記念にチケットホルダーを戴いた。
読んじゃう。
「獅」
獅々は百獣の王なれば
猛きものと聞けるに
夫(それ)とは大いに
違(たかへ)り 頭(かしら)に
赤き毛
をふり乱
せどもうつくしく
たをやかなる事
ぞつとするほど
こたへられぬ獅々
なり
一名ウツクシゝ カアヒラシゝ
案ずるに此獅々はじめはうつくしきすがた
と化してぼたんにまひたわむれ後にまことの
姿をあらはしたるは則図のごとし しかれどもこれまこと
のすがたにあらざるべし これを真の姿とみせて人にちかより
其上にて正体をあらはし人をとりくらふとみへたり こいつおそろ獅々/\モ一ツ△
△おまけ
に「おどる
獅々/\
「鯉」
鯉はいたつて大
ひ也はなはだしづ
かにて人にとらへら
るゝときは急に気のついた
やうにいきほひ出る也 もちろ
ん其人組付てあらそう
ほどます/\いきほひた
けしゆへにこの国のこ
いのいきほひとらゆる人の
心にありといふ
おしまい。
文楽おもしろかったよ!もうね、全部サイコー!