読売・瓦版・出来事
あけましておめでとうございます。 朝護孫子寺三福神 168年前の寅年、大阪での出来事を読みました。 読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2542902 2「ヲロシヤ国舩之略図」嘉永七甲寅年寅九月十八日大坂川口天保山ゟ一里半余沖仲におろしや国舩漂…
謹白 抑此人魚の儀は宝暦七癸酉年奥州??もなく蝦夷の漁人(りよじん)某 ある時海上はるかの沖へ??しに 何やらうかみ出るものあり よく/\見るに其丈三?余り 惣身(さうみ)は魚にしてかしらは小児のごとく あまり不思議のものゆへ網をひかんとするに …
本郷元町孝子伝読売 ぬきかざし親子のものをよびおこしつゝ金あらば出すべし もしはやまつて声たてなばでんがくざしにしてくれんと 小山のごとき大男三人うちつれおつとりまけば 鉄五郎はふるへつゝ歯の根もあはず やう/\に財布とりいだし盗人にわたすにぞ…
此度肥前国平戸において沖にうきあがる姫魚竜宮より御使なり 此魚ものを云七ヶ年の間尋年なり其印には北斗星の御傍に箒星出るしかしころりと云病はやり人多く死す 我姿を絵に書 一たび見は此病をのかるべしと云て直に海中へしづみにけり 文政二年 卯三月十五…
奥州の海辺竹駒大明神の神主に娘は七ヶ年己前行衛しれず相成候ゆへ 出し日を命日として法会いとなみけり 当年は年回に当り候上近寺の僧をあつめ施餓鬼供養致し候行は右の娘海上に浮み出 言舌さわやかに語りて曰く われは七ヶ年以前入水するといへ共 不死して…
人魚建木(けんぼく)の西にあり 人面にして魚身足なし 胸より上は人にして下は魚に似たり 是氐人国(ていじんこく)の人なり とも云
江戸 浅草御蔵前女仇討 天王町 鳥越橋際 夫忠孝貞信は男女のへだてなく人の道にしてめづらしからず 然れども忠孝は明君のいへにありてあらわれかたし故に積善の家にはよけいあり せき悪のいへにはよわうあり むべなる哉頃は嘉永六丑の十一月廿八日 女仇うち…
人魚図 一名海雷 越中国放生渕四方浦と申所にて猟舩をなやましさまたげ候ゆへ鉄砲四百五十挺に而うちとめる 頭 三尺五寸 丈 三丈五尺 髪の毛長さ壱丈八尺 両腹に目三つ宛有 角丸く二本金色也 下腹朱の如く赤き也 鰭に唐草の如き筋有 尾は鯉のごとし なく声は…