仮想空間

趣味の変体仮名

源氏物語

源氏物語(十一)花散里

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567569/1/1 1 花散里 2 人しれぬ御心づからのものおもはしさは。いつとな きことなめれど。かく大かたの世につけてさへわづ らはしうおぼしみだるゝ事のみまされば。物心 ぼそく世中なべていとはしうおぼしならるゝに。 …

源氏物語(十)賢木

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567568/1/1 1 龍神木 2 斎宮の御くだりちかうなり行まゝに宮すところ ものこゝろぼそくおもほす。やんごとなくわづらはし きものにおぼえ給へりし大殿の君もうせ給て 後。さりともと世人も聞えあつかひ。宮のうちにも 心…

源氏物語(九)葵

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567567 1 あふひ 2 世中かはりて後。よろづ物うくおほされ御身の やんごとなさもそふにや。かる/\゛しき御忍びあ りきもつゝましうてこゝもかしこもおぼつかな さのなげきをかさね給ふ。むくひにやわれにつれ なき人の…

源氏物語(八)花の宴

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567566 1 はなのえん 2 きさらきの廿日あまり南殿のさくらの宴せ させ給ふ。后春宮の御つほね左右にしてまう のぼり給。弘徽殿の女御は中宮のかくておはす るをおりふしごとにやすからずおぼせど物見 にはえすぐし給はて…

源氏物語(七)紅葉賀

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567565 1 紅葉賀 2(左頁) 朱雀院の行幸は神無月の十日あまりなり。 よのつねならずおもしろかるべきたびの事 なりければ。御かた/\物見給はぬ事をくちおし がり給ふ。うへも藤つぼのみ給はざらんをあかずおぼ さるれ…

源氏物語(六)末摘花

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567564 1 末摘花 2 思へどもなをあかざりし夕がほの梅雨にをくれし ほどの心ちを年月ふれどおぼしわすれず。こゝ もかしこもうちとけぬかぎりのけしきばみ 心ふかきかたの御いとましさにけぢかくなつ かしかりし哀ににる…

源氏物語(五)若紫

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567563 1 若紫 2 わらはやみにわづらひ給てよろづにまじなひかぢ などまいらせ給へどしるしなくて。あまたたびお こり給ふければ。ある人北山になんなにがしぎと いふところにかしこきおこなひ人はべる。こぞのなつ も世…

源氏物語(四)夕顔

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567562 1 夕かほ 2 六条わたりの御忍びありきの頃。うちよりまかで給ふ なかやどりに。大貳のめのといたくわつらひて尼に 成にける。とふらはんとて五条なる家たづねておはし たり。御車いるべき門はさしたりければ。人…

源氏物語(三)空蝉

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567561/1/1 1 うつせみ 2 ねられ給はぬまゝに我はかく人ににくまれてもなら はぬを。こよひなんはじめてうしと世を思ひしり ぬれば。はづかしうてながらふまじくこそ思ひな りぬれなどの給へば涙をさへこぼしてふしたり…

源氏物語(二)帚木

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567560 1 箒木 2(左頁) 光源氏名のみこと/\しういひけたれ給ふとが おほかなるにいとゞかゝるすき事どもをすえ の世にも聞つたへてかろびたる名をやなが さんとしのび給ける。かくろへことをさへかたり つたへけん。…

源氏物語(一)桐壺

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567559/1/2 源氏物語 1 きりつほ 2(左頁) いづれの御時にか女御更衣あまたさふらひ 給ける中に。いとやむごとなききはにはあら ぬが。すぐれてときめき給ありけり。はじめ より我はと思ひあがり給へる御かた/\。めざ …

おさな源氏 巻九~十

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567277?tocOpened=1 2 源氏物語 巻之九十 宇治十帖 はしひめ しいかもと あけまき さわらひ やとり木 あつま屋 うきふね かけろふ 手ならひ 夢のうきはし 以上 橋姫 椎本 総角 早蕨 宿木 東屋 浮舟 蜻蛉 手習…

源氏雲浮世絵合 夕顔

https://dl.ndl.go.jp/pid/1310001 夕顔よりてこそそれるとも見めたそかれにほの/\みゆる花の夕顔 賛辞 花笠外史京摂(かみがた)に蒼嫁(さうか)とよび。爰に夜鷹といふ。鷹は則(すなはち)拳を放てばかならず獲物あるの謂(いひ)にして。義士四十八鷹…

源氏雲浮世絵合 空蝉

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1309972?tocOpened=1 源氏雲浮世画合(げんじくもうきよえあはせ) 空蝉 うつせみの 身をかへてけり このもとに 猶人からの なつかしき かな 「曽我五郎時致」 十八年の天津風けふ吹かへす 父の仇墨を呑身に漆…

おさな源氏 巻七~八

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567276?tocOpened=1 1 おさな源氏物語 四之 上 わかなより 2 源氏物語 巻之七八 わかな上 同 下 かしは木 よこふえ すゝむし 夕きり みのり まほろし にほうみや こうはい たけ川 若菜 上 同 下 柏木 横笛 鈴…

源氏雲浮世絵合 帚木

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1309989?tocOpened=1 源氏雲浮世合(げんじくもうきよえあはせ) 帚木 数ならぬ ふせやにおふる なのうさに あるにも あらてきゆる はゝきゝ 千本の忠信は男狐(をぎつね)を よく遣ひ。信田杜(しのだのもり…

源氏雲浮世絵合 桐壺

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1309982?tocOpened=1 源氏雲浮世合(げんじくもうきよえあはせ) 桐壺 いとけなき 初物言いの なかき夜に ちきる 心をむすひ こめつや 武門の家に生るゝ者。和歌管 弦の心得。琴棋書画の風流 なくはあるべから…

おさな源氏 巻五~六

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567275?tocOpened=1 2 源氏物語 巻之五六 玉かつら はつね こてふ ほたる とこなつ かゝり火 野わき みゆき ふちはかま まきはしら むめかえ 藤のうら葉 3 (系図略) 玉かつら 源 卅五才 とし月へたゝりぬれ…

おさな源氏 巻三~四

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567274?tocOpened=1 1 おさな源氏物語 二之上 さかきより 2 源氏物語 巻之三四 さか木 花ちる里 須磨 あかし みをつくし よもぎふ せき屋 えあはせ まつ風 うす雲 あさかほ をとめ (図)南 秋好中宮 池 御蔵…

おさな源氏 巻一~二

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2567273 言葉の意味を調べ、漢字を充ててみました(薄字)。 1 おさな源氏物語 巻一~二 2 ある女はうの長/\しきさうしをよみけるをわらはへ とものこそりよりて聞いけるかはやそらにおほえて くち/\にいひ…