仮想空間

趣味の変体仮名

隅田川両岸一覧

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2533332 3 隅田川両岸一覧 是レ(これ)葛飾北斎壮年ノ画ナリ 予(よ) 七金ヲ抛(なげうっ)テ之(これ)ヲ得タリ 目今(もっこん)彩色本 頻(しき)リニ欧州ニ輸出ス 故ヲ以テ 師宣(菱川師宣) 春信(鈴木…

平相国清盛(武者かゞみ 一名人相合 南伝二)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312414 平相国清盛(へいさうこくきよもり)清盛は忠盛の一子なり 実は白河帝の御落(ごらく)胤(いん)にして 母は祇園の女御(によぎよ)なり 保元(ほうげん)平治(へいぢ)の擾乱(じやうらん)を平(たいら)げ…

若狭局(武者かゞみ 一名人相合 南伝二)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312418 若狭局(わかさのつぼね)局は比企(ひき)判官義員(よしかず)の娘にて 頼家に愛せられ一幡(いちはた)君を産めりしが 父義員 若君の為に叛(む)逆(ほん)を発(おこ)しけるに 早くも露顕して若君を始め…

羽林頼家(武者かゞみ 一名人相合 南伝二)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312418 羽林頼家(うりんよりいへ)頼家は鎌倉二代の将軍にて 頼朝の惣領なりけるが 病によつて舎弟(おとうと)千幡君(せんはたぎみ)へ西三十八ヶ国を譲り 御子(こ)一幡(いちはた)君へ東二十八ヶ国を譲らんと規…

人倫訓蒙図彙 七巻(遊郭・演劇・庶民の芸能) 

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592445?tocOpened=1 3 「嶋原(しまばら)の茶屋(ちやや)」丹波口(たんばくち)のちや 屋 此所は色里(いろさと)にかよふ おの こ 三まいがた 四まいかたの お ろせ にあしをはやめ そらを とふがごとく…

人倫訓蒙図彙 六巻(職之部)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592444?tocOpened=1 3 職之部(しよくのふ) 次第不同 「大工」天竺より始れり 日 本にては人皇(にんわう)のはしめ 筑 紫 日向の橘の京に 矢 造(つくり)し給ふ時はしまれり 其後 聖徳太子伽藍御 建立の時…

人倫訓蒙図彙 五巻(細工人部)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592443?tocOpened=1 3 細工人部(さいくにんぶ) 次第不同 「金彫師(かなほりし)」此細工むかしより あり 中頃 後小松院の御時に 後藤祐乗(ゆふじやう)といふ者 名人にし て其かくれなし 其頃 狩野(かの…

人倫訓蒙図彙 四巻(商人部)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592442?tocOpened=1 3 商人部(あきんどのぶ) 次第不同 「呉服(ごふく)や」応神天皇の御 時 唐土(もろこし)より呉服(くれは)空織(あやは)と いふ兄弟の女わたりて絹 を織れり 此名によそへ て上品(…

人論訓蒙図彙 三巻(作業部)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592441?tocOpened=1 3 作業部(さぎうのふ) 次第不同 「茶師(ちやし)」茶はもろこしよりわたれり 建仁寺の開山 栄西(えいさい)宗国(そうこく)に入て 茶の実(み)をえて帰朝せり 又 明恵(みやうえ)…

人論訓蒙図彙 二巻(能芸部)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592440?tocOpened=1 3 能芸部(のふげいのぶ) 次第不同 「歌人」和歌は此国の風俗 として神代(かみよ)よりおこれり 假名の三十一文字をつらねて 仏神の感応にもあつかり 目にみえぬ鬼をもかたふ くる事歌…

人論訓蒙図彙 一巻(公家・武家・僧侶等とその周辺)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2592439?tocOpened=1 3 上(かみ)貴(たつと)き公卿より庶人(しよじん)の賎(いやし)きに いたるまての其所作をくわしく家々(いえ/\)に 尋(たつね)て来由(らいゆう)をたゝし或は唐大和(からやま…

染井之植木屋と古風作松之図

BSP「皇居の宝物 盆栽物語」より 染井之植木屋花屋の伊兵衛といふつゝじを植しおびたゝし花のころは貴賤群集す 其外千草万木かずをつくすとなし 江都第一の植木屋なり上々方の御庭木鉢植など大かた此ところよりさゝぐること毎日/\なり 古風作松之図 幹(み…

松殿松姫(武者かゞ美 一名人相合 南伝二)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312411 松殿松姫姫は関白基通(もとみち)の女(むすめ)なり 容顔艶麗なることたとふるにものなし 義仲此縡(こと)を聞(きゝ)て押(おし)て聟となり姫と配偶せんといふ 姫は義仲を鬼神(おにかみ)の如く思ひ 怕…

狐忠信の段(義経千本桜 川連法眼館の段の部分)

5月文楽を見たら読みたくなりました。 読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/856281 1 大坂五行 大極 上紙 清版 版元 東京日本橋区上槇町八番地 定価十銭 高橋書店 義経千本櫻(よしつねせんぼんさくら) 四段目中 忠信狐(たゞのぶきつね)の段 2…

木曽左馬頭義仲(武者かゞ美 一名人相合 南伝二)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312411 木曽左馬頭義仲(きそさまのかみよしなか)義仲は帯刀(たてわき)先生義賢(せんせうよしかた)の子なり 高倉の宮の令旨(れいし)を受て 城(じやう)の資永(すけなが)を討て平家十万騎を倶利伽羅谷へ追落…

平政子 (武者かゞ美 一名人相合 南伝二)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312411 平政子(たいらのまさこ)政子は北條時政の女(むすめ)にして頼朝の御台所なり実朝将軍幼年の内は廉を垂て政事を聞(きく)故に世に尼将軍と言(いふ) 都(すべ)て行状漢の高祖の后妃呂后(りよごう)にるい…

右大将頼朝 (武者かゞ美 一名人相合 南伝二)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312411 右大将頼朝頼朝は義朝(よしとも)の三男なり 伊豆の配所より発(おこ)ッて石橋山に義兵を挙てより後 義仲ヲ粟津(あはづ)に討て平家を西海に亡し 多年の蟄懐(ちつくわい)を開いて日本総追補使(にっぽんそ…

競伊勢物語 四冊目(道行) 五冊目

読んだ本 http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0084-003404&IMG_SIZE=1000%2C800&PROC_TYPE=null&SHOMEI=%E3%80%90%E7%AB%B6%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%91&REQUEST_MARK=null&OWNER=null&BID=null&IMG_NO=1 …

競伊勢物語 三冊目(玉水渕の段 春日村の段)

読んだ本 http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0084-003404&IMG_SIZE=1000%2C800&PROC_TYPE=null&SHOMEI=%E3%80%90%E7%AB%B6%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%91&REQUEST_MARK=null&OWNER=null&BID=null&IMG_NO=1 …

競伊勢物語 弐冊目

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01309 41 弐冊目 夏は夕部の身の思ひなる 色に心は深見草 知られしらぬかほよ花 立ちも放れぬ君が俤 音色優しき爪音(つまおと)は都に並ぶ 河内の国 武名も四方に高安の…

競伊勢物語 一冊目

読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html 浄瑠璃本データベース ニ10-01309 2凡謡の文句は実と虚につゞり浄瑠璃歌舞妓の趣向は虚を実にのぶるいづれ勧善懲悪の一助ともならん事を本意とす且歌舞妓狂言の作意に趣向の古(ふるき)と新しき評は…

北條時政記 下(読み下し)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 21 徳升作 全五冊 貞房画 後編 北條時政記(ほうじょうじせいき) 文政辛卯の春 森屋 治兵衛版 新版 斯くて時政申されけるは、「重忠が申す如く、この上は伊豆の守護人を吟味遂げずとし、先ず先ず稲…

北條時政記 上(読み下し)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 2 北条時政記 森屋版 卯の春(上)新版 3 (左頁) それ天道は正を善くして邪を憎む。昔より治乱興廃善悪邪正によること天の 命ずる所にして、人功私智(じんこうしち)の及ぶものにあらず。平相国…

北條時政記(下)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 (意味不明の単語は調べた上で適宜漢字を当て嵌めました) 20 辛 卯 の 春 新版 徳升作 貞房え 21 徳升さく 全五冊 貞房え 後へん 北条時政記(ほうじやうじせいき) 文政辛卯の春 森屋 しんばん 治…

北條時政記(上)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 2 北條時政記(ほうじやうじせいき) 森屋版 卯の春 (上) しん はん 3 五柳亭徳舛撰 全五冊 五亀亭定房画 前編 北條時政記 文政十四 東都馬喰町 辛卯新板 版元 森治 夫(それ)天道は正を善(よく…

かるたあわせ鎌倉武勇六家仙

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1310283 1 「えんの下の 力もち」 北条時政 政子御前 「おいては 子に したがへ」 九郎義経 「ほねおり そんの くた ひれめうけ 歌るた あわせ 2 鎌倉 武勇 六家 仙 江間小四郎 「いしの うへにも さんねん」 …

未だ在らず  日本料理 石原仁司の世界より

BSP放送「未だ在らず 日本料理 石原仁司の世界」より覚え書き 青山元不動 白雲自去来(せいざんもとふどう はくうんおのずからきょらいす) 碓庵(たいあん)叟 一陽来福(一陽来復をめでたく文字り) 松柏寿(しょうはくのじゅ) 虎一世清風起(とら いっせい…

宝永千歳記 巻之六

読んだ本 新日本古典籍総合データベース https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100018446/viewer/1 91 宝永千歳記 六 92(挿絵) 93 抑(そも/\)南禅部州。大日本国の發りを考(かんごう)るに。古者(いにしへ)天地未(いまだ)分れず陰陽 わかれざりし…

宝永千歳記 巻之五(コマ27~下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 27(下段を続けて読みます) 宝永千歳記巻之第五 風流都めぐり 去程に伝(つて)之助。天満宮の霊夢に任(まかせ)。 国々を一見し。我が古郷(ふるさと)に帰りしが。猶洛外 をめくらん…

宝永千歳記 巻之五(上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 27(上段を続けて読みます) 都之事(みやこのこと) 釋名(しやくめう)に曰(いわく)。国民の居所(きよしよ)を 都と云。帝王世紀に曰。大(たい) 昊(かう)宓儀(ふつき:ふくき)…