仮想空間

趣味の変体仮名

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

北條時政記(上)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10301572 2 北條時政記(ほうじやうじせいき) 森屋版 卯の春 (上) しん はん 3 五柳亭徳舛撰 全五冊 五亀亭定房画 前編 北條時政記 文政十四 東都馬喰町 辛卯新板 版元 森治 夫(それ)天道は正を善(よく…

かるたあわせ鎌倉武勇六家仙

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1310283 1 「えんの下の 力もち」 北条時政 政子御前 「おいては 子に したがへ」 九郎義経 「ほねおり そんの くた ひれめうけ 歌るた あわせ 2 鎌倉 武勇 六家 仙 江間小四郎 「いしの うへにも さんねん」 …

未だ在らず  日本料理 石原仁司の世界より

BSP放送「未だ在らず 日本料理 石原仁司の世界」より覚え書き 青山元不動 白雲自去来(せいざんもとふどう はくうんおのずからきょらいす) 碓庵(たいあん)叟 一陽来福(一陽来復をめでたく文字り) 松柏寿(しょうはくのじゅ) 虎一世清風起(とら いっせい…

宝永千歳記 巻之六

読んだ本 新日本古典籍総合データベース https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100018446/viewer/1 91 宝永千歳記 六 92(挿絵) 93 抑(そも/\)南禅部州。大日本国の發りを考(かんごう)るに。古者(いにしへ)天地未(いまだ)分れず陰陽 わかれざりし…

宝永千歳記 巻之五(コマ27~下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 27(下段を続けて読みます) 宝永千歳記巻之第五 風流都めぐり 去程に伝(つて)之助。天満宮の霊夢に任(まかせ)。 国々を一見し。我が古郷(ふるさと)に帰りしが。猶洛外 をめくらん…

宝永千歳記 巻之五(上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 27(上段を続けて読みます) 都之事(みやこのこと) 釋名(しやくめう)に曰(いわく)。国民の居所(きよしよ)を 都と云。帝王世紀に曰。大(たい) 昊(かう)宓儀(ふつき:ふくき)…

宝永千歳記 巻之四(コマ15~20下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 (巻之四:コマ20まで下段を続けて読みます) 15 宝永千歳記巻之第四 宝永二年三月朔日より京大坂伊勢路に於て金銀米(べい) 銭(せん)衣服器財食物等にカフィラズぬけ参に志をなす人数…

宝永千歳記 巻之三(コマ3~13下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 (巻之三:コマ13まで下段を続けて読みます) 3 宝永千歳記巻之第三 神明奇瑞の御祓(しんめいきずいのおはらい) 夫(それ)生(しやう)は始(はじめ)死は終(をわり)なり。共に陽陰…

宝永千歳記 巻の三(コマ3~13上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554613?tocOpened=1 (巻之三:コマ13まで上段を続けて読みます) 3 ▲「参宮山瀬の奇瑞」 信州水内郡(みづちこほり)河合町(かわあいまち)に 有徳の町人あり。一人の娘 をもつ。生質(うまれつき)数万に…

宝永千歳記 巻之二(コマ27~39下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (巻之二:下段続けて読みます) 27 宝永千歳記巻之二 智恵鏡文珠の呪諷(まじなひ) 夫(それ)陰陽。昼夜。進退。得失。存亡。是非。 善悪。有無。二つの中に。智者は作罪(ささい) に…

宝永千歳記 巻之ニ(コマ27~39上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (巻之二:上段を続けて読みます) 27 ▲「鬼女(きじょ)鬚(ひげ)を疑ふ 説」 地獄を見侍(はんべ)れば。鬼 は角を戴き口耳ぎわまで さけるがら。上下の牙おひ 揃(そろひ)たる。され…

宝永千歳記 巻之壱(コマ3~25下段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (下段を続けて読みます) 3 宝永千歳記序 天下泰平国土安穏にして武運も 長く久かるべきためしには兼てぞ 植し常磐の松も。今一しほの色を まし。千里(ちさと)の梅のにほひ常よりも 増…

宝永千歳記 巻之壱(コマ3~25上段のみ)

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554612?tocOpened=1 (上段を続けて読みます) 3 ▲ 北野天満宮は菅丞相(かんしやうじやう)の御 垂迹(すいしゃく)也。丞相は大臣の唐名(からな) 也。御諱(いみな)は道真(みちざね)。御先祖は天(あ…