嫗山姥
読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 64(左頁) 第五(謡一セイ)ようたいしもみてり 一せいのげんくはくそらになく はかう秋ふかし五夜のあいえん月にさけぶ 物すさまじき山路かな かくて頼光四天王を相具し 鳥も通はぬいか…
読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 50(左頁) 頼光道行 第四あだなりと名にこそたてれさくら花 /\ ちりてもついにねにかへる みやこのはるを たのみても 浮世のふちせつねならぬ ながれのゆくえくみてしれ源の頼光(らい…
読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 33(左頁) 第三ねい人の詞は甘きことみつのごとく 人をそこなふこと刃より猶速(すみやか)也清原の右大将平の正盛にかたんし 源の頼光ぶゆんにほこりらうぜき者を引こみ みんかをさはが…
読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 20(左頁) 第二まつらがたひれふる山の石よりも つもる思ひは猶おもき いはくらの大なごん兼冬(かねふゆ)公御娘 おもだか姫と申せしは源の頼(らい)光(くはう)と 御えんへんのけい…
読んだ本 https://archive.waseda.jp/archive/index.html ニ10-02179 2五百番の内 嫗山姥 作者近松門左衛門漢に三尺の斬蛇(ざんじや)あつて四百年のもとひをおこし 秦に太阿工(たいわこう)市あつて六国を合す 古の君子是を以て自まもると 子路(しろ)が…