読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1309982?tocOpened=1
源氏雲浮世合(げんじくもうきよえあはせ)
桐壺
いとけなき
初物言いの
なかき夜に
ちきる
心をむすひ
こめつや
武門の家に生るゝ者。和歌管
弦の心得。琴棋書画の風流
なくはあるべからず。中にも棋は
君を警固して両将国を争ふ
軍事を表す。碁は又うつといひ
囲むといふ。各(おの/\)戦場の詞にして
能(よく)士卒を用ひ。訟(うったへ)を聴て正しく
黒白(こくびやく)を別(わか)つの謂(いひ)なり
花笠外史賛