大塔宮護良親王は後醍醐天皇の皇子也 比叡山に上り座主とならせ給ひて大塔宮と申し奉る兵術に精く勇力ましますに依て北条高時が奸訴暴行を悪み給ひ暗に是を誅戮なし給はばやと御企ありしに忽ち六波羅に聞へ討手の大軍向ふに居て笠置に篭らせ給ひしばしは支へ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。