仮想空間

趣味の変体仮名

2025-01-01から1年間の記事一覧

箱入娘面屋人魚 口上

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/9892706/1/3 3 まじめなる 口上 まつもつてわたくし見せの議おの/\様御ひいきあつく 日ましはんしやう仕ありがたき仕合ぞんし奉り候 扨作者京伝申候はたゞ今まてかりそめに つたなき戯(げ)さく仕り御らんに入候へとも …

源氏物語(四十七)総角

読んだ本https://dl.ndl.go.jp/pid/2567606 1 あけまき(安計末起) 2 あまたとし(年)みゝなれ給にし川風も。この秋はい とはしたなく物がなしくて。御はての事いそが せ給。おほかたのあるべかしきことゞもは中納 言殿あざりなんつかうまつり給ける。こゝ…

新吉原細見序文 嘉永六年(1853)

あんまりちゃんと読めなかったし所々意味不明。 読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo06/wo06_03222/index.html (PDF) 2 往古(いにしへ)の武蔵の原は名のみにて爪さへ立ぬ市中は実に有 がたき大都会(おほえどの)泰平唄ふ万民のう…

源氏物語(四十六)椎本

読んだ本https://dl.ndl.go.jp/pid/2567605 1 椎か本 2 きさらぎの廿日の程に兵部卿宮はつせ(初瀬)にまう で給。ふるき御ぐはんにありけれどおぼしもたゝ で年ころになりにけるを。宇治のわたりの御 なかやどりのゆかしきに。おほくはもよほされ給 へるな…

江戸男色細見 序 凡例 嗣出之書

読んだ本 『江戸男色細見』(東京大学総合図書館所蔵) 出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/100239585 4 江戸男色細見序 餅好(もちすき)酒中(しゆちう)の趣(おもむき)をしらず 上戸は 又羊羹の旨(うま)きを憎む 寒暑 昼夜は かはる/\…

源氏物語(四十五)橋姫

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567604 1 はしひめ 2 そのころ世にかずまへられ給はぬ。ふる(古)宮おは しけり。はゝかたなどもやんごとなく物し給 て。すぢことなるべきおぼえなどおはしけるを。 ときうつりて世の中にはしたなめられ給ける まぎれに…

大黒天

浮世絵ミステリー「暦の国の江戸っ子たち」より 「安政二乙卯年」二こ/\と五も六つみてくらしなは九に/\ひろく(飛呂具?)霜(しも)も賑大(にぎおふ) にこにこといつも睦みて暮らしなば国々広く下も賑わう

源氏物語(四十四)竹河

読んだ本https://dl.ndl.go.jp/pid/2567603 1 竹川 2 これは源氏の御ぞう(族)にもはなれ給へりし。のち の大殿わたりにありけるわるごだち(悪御達)のお(落)ちと まりのこれるが。とはずかたりしをきたるは。 むらさきのゆかりにもに(似)ざめれど。か…

新吉原細見序文 寛政七年(1797)

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo06/wo06_01325_0001/index.html (PDF) 2 思ふよねなく わしが思ふよに浮世がならば 雪を かいつくねて もつて五丁の燈籠とせん歟 将八朔(はたはつさく)の 無垢となさんか 燈籠は軒端の花を照ら…

暦中段尽し 破

破(やぶる) 神無(かみなし)月 夷講(えびすかう) 意勢(いせ)固世身(こよみ) 見立 十二直(ちよく) 「暦中段つくし」 破(やぶる)は物毎(こと)整(とゝの)はず相談 やぶるゝ悪(あく)日なり 夷講(えびすかう)の 當(あて)がはづれて約束の…

美勇水滸伝 勇婦綱手

更科家の息女 田(た) 毎姫(ごとひめ)病床に伏(ふす) 所謂(いはれ)は 剛賊(がうぞく)大蛇丸(おろちまる)妖術をもつ て寝所を襲ふ 綱手(つなで)勇(ゆう) 力(りき)の聞(きこ)へあれば召(めし)て殿(との) 居(い)せしむ 遂(つひ)に大…

源氏物語(四十三)紅梅

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567602 1 紅梅 2 所の(その)ころ。あぜちの(按察使)大納言ときこゆるは。こちし(故致仕)の おとゞの二郎なり。うせ給ひにし衛門督のさし つぎに。わらは(童)よりらう/\しう花やかなる心ばへ 物し給ひし人にて。…

源氏物語(四十二)匂宮

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567601 1 匂宮 2 ひかりかくれ給ひしのち。かの御影にたちつぎ給 へき人。そこらの御すえ/\゛に有がたかりけり。お(下)り いのみかどをかけ奉らんはかたじけなし。当代の三 宮。そのおなじおとゞにておひいで給し宮の…

吉原細見序文 安永二~文政九(1773~1826)

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he09/he09_03009/index.html (PDF) 2 序 詩云(しにいわく)倬(たく)たる彼(かの)雲漢章(うんかんしやう)を天に為(なす)と 是(これ)秋の物日の始(はじめ)にて 昔郭幹(くわくくわん)と…

源氏物語(四十一)幻

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567599 1 まほろし 2 春のひかりを見給につけても。いとゞくれまどひ たるやうにのみ御心ひとつはかなしさのあらた まるべくもあらぬに。と(外)にはれい(例)のやうに人々 まいり給などすれど。御心ちなやましきさま …

女達磨図 喜多川歌麿

BS4K「天才画家の肖像 美人画 喜多川歌麿」より 喜多川歌麿 女達磨図 什麼生々々々 桃栗三年 柿八年 面壁九年 勤十年 迷せ百千の法有り 悟れは則 酒一杯 嗚呼酔たり 一期の夢 柳は緑 華は紅 嗅て見よ 何の 香もなし梅の花 柳 国外史

吉原細見序文 嘉永六年(1853)

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo06/wo06_01549/index.html (PDF) 2 浅草の大非者(だいひしゃ)の奥山なる秋の千草の花見にと まうで(詣で) けるに籬(まがき)のもとの花の錦を褥(しとね)にて 瓢(ひさご)の酒飲(のみ)居…

源氏物語(四十)御法

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567598 1 御法 2 むらさきのうへ。いたうわづらひ給ひし御心ち ののち。いとあるしくなり給て。そこはかと なくなやみわたり給ふこと。ひさしくなり ぬ。いとおどろ/\しうはあらねど。とし月かさ なればたのもしげなく…

源氏物語(三十九)夕霧

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567597 1 ゆふきり 2 まめ人の名をとりてさかしがり給(したり顔の)大将。この一 条の宮の御ありさまを。なをあらまほしと 心にとゞめて。おほかたの人まにはむかしを忘れ ぬよういにみせつゝ。いとねんごろにとふらひ…

一目千本 華すまひ序

読んだ本 『一目千本』(大阪大学附属図書館所蔵) 出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/100080738 4 華すまひ序 月は隈(くま)なきをのみ詠(なか)め 花は盛(さかり)をこそ珍重(もてはや)す これ皆世の人の常なる へし 美人もまたふた り…

細見嗚呼御江戸序文 福内鬼外(平賀源内)

読んだ本 『細見嗚呼御江戸』(国文学研究資料館所蔵)出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/200020645 1(左頁から) 細見嗚呼御江戸序 女衒女を見るに法あり 一に目 二に鼻すじ 三に口 四にはへきは(生え際) 膚(はだへ)は凝(こゞれ)る脂…

吉原細見序文 安政六年(1859)

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo06/wo06_01531_0010/index.html (HTLM) 2 立初(たちそむ)る春の霞の衣手(ころもで)に。いつしか梅もほ??(ゝえ) みて こゝにくるは(来るわ:廓)の客人(まらうど)は。おのがさま/\けし…

吉原細見序文 安政三年(1856)

読んだ本 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/wo06/wo06_01531_0008/index.html (PDF) 2 「かゝる山谷の草深けれど君が住家(すみか)と思(おもへ)ばよしや玉臺(たまのうてな)もおろかでござる」と 小唄にうたひ初(そめ)つるは。明暦三年…

狂歌東遊 序 浅草庵

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2533319/1/3 3 序 あひきする あまみや きひら そま たかへす(違えず) おきな あきひと まてよにすめる民といふたみ(迄世に住める民という民) たれもひなふりの一ふしをうたはさらむ(誰も鄙振の一節を歌わざらん) …

画本東都遊 北斎 浅草庵

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2533327/1/32 (右から縦読み) 濱のまさご 狂歌よみかた 小冊 忠臣大星水滸伝 山東京伝作 東都名所一覧 狂歌入彩色摺 狂歌千歳集 高点の歌を集 (右から) 通油町 紅絵問屋 蔦屋重三郎 あふら町 紅絵問屋 つたや十三郎

源氏物語(三十八)鈴虫

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567596 1 鈴虫 2 夏ごろはちすの花のさかりに。入道の姫宮(女三) の御持仏どもあはらし給へる供養せさせた まふ。此たびはおとゞの君のみ心ざしにて。御 ねんず裳のぐども。こまかにとゝのへさせ給へる を。やがてしつ…

源氏物語(三十七)横笛

読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/2567595 1 横笛 2 故大納言のはかなくうせ給にしかなしさ を。あかず口おしき物にこひ忍び給ふ人おほかり。 六条院にもおほかたにつけてだに。よにめや すき人のなくなるをばおしみ給御心に。まし てこれはあさゆふにした…

誹諧 七福神之内 弁天

巳さん(蛇:宇賀神)とゆかりのある弁財天を読んでみました。 読んだ本 https://dl.ndl.go.jp/pid/1308839 「誹諧 七福神之内 弁天」 「佐野喜」 香蝶樓 豊国画 草臥(くたびれ)て 宿かるころや 藤のはな 岩本院の太々(たい/\)からまはる 箱根の温泉場…